2006年05月29日

暫定首相、水害対策について閣議で協議

 北部大水害の被害状況視察の為プレー県を訪問したタクシン暫定首相は28日、30日の閣議の席上で水害対策について協議を行う方針を明らかにしました。

 タクシン暫定首相によると、今回の閣議では大水害で被害を被った水を一時待避させるための簡易貯水施設の建設を初めとする短期・長期的対策や被災者支援に関して協議を行う方針であるとのこと。

 一方、今回の大水害で違法伐採されたと見られる材木が貯水施設に流れ込んでいると指摘されている事に関しては、これまでの調査では材木とされる物に根の部分がついていることから、土砂崩れ等によって流されたものと思われるとしたものの、今後も詳細な調査を行う予定であるとしていました。

 尚、水害と共に流れ着いた違法に伐採されたと見られる材木問題に関しては、既にヨンユット天然資源・環境大臣が指摘しているのを初め、民主党副報道官のトゥアンテムドゥアン・ナ・チァン・マイ大尉(女性)が違法伐採問題が存在しているのは事実であるとして政府に対して専門委員会を設置し真相を解明し、違反者を厳格に処罰するべきであると指摘していました。(ワッタナー・アサワヘーム氏が絡む違法伐採問題に対して積極姿勢を見せていたタクシン暫定首相が、今回の違法伐採問題に対しては妙に消極的なのがちょっと気になります。)

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 国務省が28日午前に発表した公式集計によると、北部水害によりこれまでに73人の死亡(ウタラディット63人、スコータイ6人、プレー4人)が確認され、また41人が依然行方不明になっているようです。

 また、今回の大水害により15万6千人以上が被災した他、道路311路線、橋46ヶ所が損壊し、農業用地33万5千ライ以上が被害を被ったようです。

posted by Jean T. at 02:27| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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