2006年07月30日

暫定首相、シムが爆破に使用された場合は当該携帯事業者の電波を遮断

 タクシン暫定首相は29日朝放送された国民向け定例政見放送の中で、依然不穏な情勢が続く南部国境三県域内で、携帯電話用のシムカードが爆発物の遠隔起爆用に使用された場合は、当該シムカードを提供している携帯電話事業者の電波を全て遮断する事もあり得ると指摘しました。

 放送の中でタクシン暫定首相は、既にチットチャイ暫定副首相とスチョン暫定情報通信技術大臣に対して、南部国境三県内に於けるプリペイド型携帯電話用のシムカードの利用者登録状況を調査するよう命じた事を明らかにした上で、各携帯電話事業者に対しては、プリペイド携帯用のシムカードを販売する際に利用者登録を徹底するよう訴え、仮に今後も未登録のシムカードが犯行に使用されるような事があれば、地域の住民の生命を守るために当該事業者の携帯電話用の電波そのものを強制的に遮断する措置を講じる事もあり得るとしました。

 また、タクシン暫定首相は放送の中で、南部三県問題解決に必要な権限の多くを27日付けで陸軍最高司令官のソンティ・ブンヤグリン大将に委譲した事を明らかにしていました。

 要は、自分では南部問題の解決が不可能だから、ソンティ大将にほぼ全権を委任し、ついでに何かあれば、それを理由に密かに近い人物を軍中枢に据えようとしている自分に対して楯突いているソンティ大将の首を切ろうという魂胆なんでしょうか?

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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