刑事裁判所は21日、タクシン暫定首相が顧問弁護士を通じて提訴していたソンティ・リムトーングン氏を相手取った名誉毀損訴訟を正式に受理し、10月2日に第一回公判を開く方針を決定しました。
この訴訟は、6月6日から同月24日かけて行われた民主主義市民連合の抗議集会の場で、同連合幹部のソンティ・リムトーングン氏がタクシン暫定首相はクロ魔術を信じるような愚か者と度々発言した事により名誉を毀損されたとして提訴していたもの。
ソンティ氏が問題となっている発言をする前に、タクシン暫定首相が選挙運動の一環でブリラム県を訪問した際に、同地を地盤とするネーウィン・チットチョープ氏の薦めでクメール系のクロ魔術師に占いと厄払いをして貰ったとの噂が流れていました。