民主党のアピシット党首は27日、タクシン暫定首相に対して早急に暗殺計画に関与したとされる陸軍将校4人を逮捕するよう当局側に指示するべきであると指摘しました。
発言の中でアピシット氏は、タクシン暫定首相の発言に政治的な思惑が介在していないのであれば、既に4人陸軍将校が逮捕されている筈であると指摘した上で、タクシン暫定首相が関与を公に断言した4人が逮捕されない状態が続くことは、それだけタクシン暫定首相が存在を断言した"暗殺計画"そのものに対する信憑性に影響する事になると指摘していました。
また、アピシット党首は、暗殺計画等の国家イメージや社会対立を煽る恐れがある謀略に関する情報の公開には常に慎重さが要求されると指摘した上で、発見された爆発物の破壊力を事実以上に強調して発表する等のフレームアップにより国民を驚かせ国民の懸念を増大させるような事無く、政治的な思惑を一切排除して事実に則り捜査を行い事実に則った結果を国民に伝えるべきであると指摘していました。