暫定政府は29日開かれた閣議の席上で、国王の80歳の誕生日を祝してペーチャブリー県内のチャアム郡、プラチュアップキリーカン県内のフワヒン、プラーナブリーの三郡及びサームローイヨート準郡を統合し新たな県を新設する方向で調査を行う方針を決定しました。
コンサック暫定国務大臣は、県新設の話は既に長年にわたって検討されてきたものだったことを明らかにした上で、県新設を視野に入れた関係住民や行政機関に対する意見聴取を含めた調査は国王が80歳の誕生日を迎える2007年中に完了する見通しであることを明らかにしていました。
また、昨日の閣議ではトラート県の沖合に浮かぶチャーン島の自然環境保護と観光開発の為に2億3,660万バーツを投下する方針を決定しています。
予算は、汚水処理やゴミ処理施設の建設の他、自然保護・再生及び環境保護・監視ボランティア組織の創成費用、自転車専用路の設置、自然災害対策等に使用される予定になっているようです。
そういえば、現暫定労働大臣のソムサック・テープスティン氏が絡むチャーン島の国有地不正収容疑惑問題は何処にいってしまたのでしょうかね?