2006年09月15日

暫定首相、キューバへの移動の機中で首相指名辞退の可能性を強く示唆

 タクシン暫定首相は15日、非同盟諸国首脳会談出席の為のロンドンからキューバに向かう飛行機の機中で、同行した記者団に対して、次期首相指名を辞退する可能性を強く示唆する発言をしました。

 発言の中でタクシン暫定首相は、充分に休養をとり、更に様々な本を読む機会を得たことにより、国益の為に何を為すべきかについて新たなな考えを持つ事が出来るようになったと語った上で、飽きっぽいタイ社会の要請に応えるためにも、現在マスコミが善良な人であると持ち上げているプレーム元首相(現枢密院評議会議長)が首相時代に少数の学生グループやマスコミの批判に晒され自ら首相を辞任した例に倣って次期首相指名を辞退し一時政界から距離を置き社会活動に専念するかもしれないと発言していました。

 尚、正式な進退表明に関しては、総選挙の候補者受付日までには明らかにするとし、また次期首相指名を辞退した場合の後任に関しては、既に複数人の名前が頭の中にあるとしたものの具体的な人名は明らかにしませんでした。

 また、発言の中で、遅くても候補者受付開始までには進退を明確にしろと訴えている民主党に対しては、Edward de Bonoが書いたWhy so stupid?を読んで、如何に建設的な考え方をするべきかを学ぶべきだと語る場面も見られたようです。

 一方、この報道に対してタクシン暫定首相のポチ一号として知られるヨンユット・ティヤパイラット氏は、同暫定首相が次期首相指名辞退を仄めかしたとの報道は事実に基づいていないだけでなく、暫定首相の選挙出馬を阻止したいとの思惑から為された社会に対立をもたらす非建設的な報道であると非難していました。(タイ時間 17:15追記)

posted by Jean T. at 16:22| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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