4月2日に行われた総選挙(その後司法側により無効と判断)後に候補者が出なかった選挙区で実施された再選挙で、マハーサラカム県内の選挙区から出馬し、小政党の国家開発党の候補者に敗れたチャイヤワット・ティンラット氏が18日、職務遂行義務違反があったとして前選挙委員会委員3人を提訴しました。
チャイやワット氏によると、対立候補として出馬した国家開発党の候補者が偽造された千個活動資金報告書を提出していたにもかかわらず、候補者資格を無効化させることなく出馬を許した事が職務遂行義務違反に当たると指摘しているようです。
尚、前選挙委員会委員3人に対しては、既に2件の民主党関係者が提訴した刑事訴訟で、それぞれ執行猶予無しの禁固及び10年間の選挙権剥奪の判決が下されています。