タクシン暫定首相は19日、外遊先からビデオ会議システムを使用して行われた閣議の席上で、全ての閣僚に対して南部の情勢掌握に注力する為に不要不急の国外渡航を禁止する旨通達すると共に、帰国後に南部を訪問する方針を明らかにしました。
南部訪問の際には、先に民主党のアピシット党首が見舞い訪問したハート・ヤイで発生した連続爆破による被害者のもとへの見舞い訪問も含まれているようです。
また、タクシン暫定首相は閣議の席上で、南部経済の中心都市であるハート・ヤイの再生に全力を上げると共に、CCTVカメラの主要ヶ所への設置を急ぐよう指示していたようです。
尚、19日の閣議の席上では、非常事態令のハート・ヤイ郡への適用及び戒厳令の南部国境三県域への適用に関しては議論されなかった模様。