2006年10月18日

警察官と銃撃戦を展開、更に応援に駆けつけた警察車両を狙い爆破

 17日12:00頃、ヤッラー県県都内中心部で、人数不明の一味が、政府中小企業体(SML)銀行の警備作業にあたっていた警察官に向け銃を乱射し、警察との間で銃撃戦を展開した後に逃走し、更に銃撃戦の発生現場から500m離れた場所にある橋上で、応援要請を受け現場に向かっていた警察車両の通過にあわせ予め仕掛けてあった爆発物を爆破させるという事件が発生しました。

 この一連の事件で、銃撃戦でチァン・マイ県内の国境警備警察隊から派遣されていた警察官1人が死亡、1人が重傷を負い、更に14歳の少年1人を含む2人の住民が流れ弾にあたって負傷を負い、また、爆破により2人の警察官が負傷を負っているようです。

 事件が発生した当日は、国家経済社会政策諮問会議の関係者を乗せた車両が、ヤッラー県内における開発計画及び経済再生計画に関して地元関係者と協議を行うために、事件が発生した銀行前と橋を繋ぐ幹線道路を通過する予定になっていたようです。

 また、同県内では16日20:30頃に県都内で、33歳のタムボン行政機構職員男性がバイクで路上を走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負い、更に16日20:40頃にはラーマン郡内で、43歳のイスラム教教師の男性が自宅前にいるところで、バイクで現れた二人組に銃撃され重傷を負うという事件が発生しています。

 一方、パッターニー県内では、16日21:30頃にノーンヂック郡内で、元村自警組織に所属していた29歳のイスラム系住民男性がバイクで路上を走行中に、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

 また、ナラーティワート県ウェーン郡内では17日20:20頃に、人数不明の一味が同郡警察署のパトロール隊関係者の宿舎に向け火炎瓶を投げつけ、木造平屋建ての宿舎を全焼させるという事件が発生しましたが、幸い宿舎老朽化の為既に使用されていない状態にあったため、人的な被害は確認されていないようです。

posted by Jean T. at 01:48| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする