2006年12月19日

南部情勢 (18日)

・17日22:30頃、ヤッラー県ターントー郡内で、人数不明の一味が学校周辺の警戒作業にあたっていた軍関係者の車輌の通過に会わせ、予め路上脇に仕掛けておいた爆発物を爆破させると共に銃を乱射し、21歳の軍関係者が負傷。

・18日未明、パッターニー県内のヤッラン郡及びマーヨー郡内で学校が連続して放火される。マーヨー郡内では17日未明にタムボン行政事務所が放火されるという事件が発生していた。

・18日9時過ぎ、パッターニー県ヤッラン郡内で、前日に当局側に逮捕された容疑者の釈放を求め幹線を封鎖して抗議活動を展開した住民等が再度幹線を封鎖し容疑者の釈放を要求。約6時間に渡り膠着状態が続くも、最終的に当局側が容疑者の釈放に応じ散会。

・18日10時過ぎ、ソンクラー県テーパー郡の警察は、郡内の線路上で不審な挙動を見せていた39歳のナラーティワート県ウェーン郡内在住のイスラム教徒の男の身柄を拘束。所持品から主要施設に対する破壊活動を計画していた疑いが指摘できる書類等が発見されたことから、最終的に男の身柄をパッターニー県ノーンヂック郡内にあるインカユット軍司令本部に送致。

・18日20時頃、パッターニー県ヤッリン郡内で、バイクに乗った二人組が、家屋前で酒を飲んでいた仏教系住民に向け爆発物を投げ込み、住民二人が重傷。

* ヤッラン郡内での容疑者釈放は、住民との衝突という最悪の事態を避ける為に、住民の抗議に応じて容疑者を釈放したものと思われますが、同時に一味側にタイ当局の信用失墜を狙って住民を煽動して当局側に過剰な対応をとらざるを得ない状況に追い込むという戦略にでるきっかけを与えた可能性もあるかもしれません。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする