2007年01月29日

南部情勢 (28日)

・28日朝、警察はヤッラー県県都内中心部でイスラム装束を着てビラを配っていた若者四人組及びイスラム教学校校長に対して任意の事情聴取を行う。校長等は警察に対して、真摯な気持ちでイスラムの精神と分離主義組織側の過激な行動に反対する為にビラを配ったと主張。配られたビラには神はアラー一人のみ。過激な手段を講じる分離主義運動に反対する等の文言がヤーウィー語で記されていた。

・28日10:30頃、パッターニー県ヤッラン郡内にあるソンクラーナッカリン大学付属イスラム教学校へ通じる路上脇にある住民宅付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、付近で警戒作業にあたっていた当局関係者三人が負傷。爆発発生の約15分前に付属イスラム教学校の開港式典に出席したアーリー国務大臣及びアラブ諸国から訪問中の宗教相クラスの人物等を乗せた車列が現場となった道路を通過していた。

・28日13:00頃、ヤッラー県県都内ラム・マイ地区警察署の所轄地域内で、バイクに乗った二人組が路上脇のサーラーで休憩中だった当局関係者に向けM26と思われる爆発物を投げつけ、当局関係者二人が負傷。

 ラム・マイ地区警察署の所轄地域内では、26日未明にイスラム系住民7人が逮捕されて以来、住民による容疑者の釈放要求活動や学校放火事件、警察官銃撃、母子銃撃事件が発生していた。

・28日19:00過ぎ、ヤッラー県県都内で、バイクで路上を走行中だった22歳の住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。男性は選択徴兵制により兵役についた過去があった。

・28日20:30頃、ヤッラー県県都内ラム・マイ地区警察署の所轄内で、バイクで路上を走行中だった35歳のソーン・テーオ運転手(イスラム教徒)が、少なくとも二人以上と見られるバイクに乗った一味に銃撃され死亡。警察側はラム・マイ地区警察署内で発生している一連の報復行動の一つとの見方。

・情報当局筋は28日、26日未明にヤッラー県県都内のラム・マイ地区警察署の所轄内でイスラム系住民7人が逮捕された事に対する報復の為に、新興分離主義組織RKKの幹部のイスマエール・ラヤロン容疑者や地域内に影響力を持つ小規模分離主義組織の関係者が共同でラム・マイ地区警察署をターゲットにした報復行動を計画している恐れがあると警告。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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