テームーヂン・ネットワーク(民主主義の為の市民ネットワーク)のチャナーパット・ナ・ナコン氏は16日、3月6日サナームルワンで1997年憲法の再運用要求を主テーマに掲げた市民集会を開催する事を明らかにしました。
チャナーパット氏によると、16:00から24:00まで開催される予定の集会には13,000人以上の参加が見込まれ、また民主主義の精神に則って平穏を旨に開催される集会に対して政府や国家安全保障評議会側が干渉する事は有り得ないとのこと。
当初反クーデター、反国家安全保障評議会色を全面に出していたチャナーパット氏ですが、「尊敬に値する人物からの警告」で昨年12月5日(憲法記念日)に集会の開催を断念して以降は、国家安全保障評議会のソンティ議長と直接面会した事を認める発言や、前政権関係者が絡む新国際空港建設関連汚職の告発や首都圏連続爆破事件の背後関係等に関する資料を当局側に提出するなど、親国家安全保障評議会である事を思わせる言動が目立っていました。
また昨年12月には、自分が主催する団体にタイ・ラック・タイ党のネーウィン・チットチョープ氏から活動支援金を受け取っていた幹部メンバーがいたと発言し話題になっていました。
チャナーパット氏はナコン・シー・タンマラート県出身で元民主党党員。