公共保健省精神衛生局のソムチャーイ局長は3日、先にタクシン前首相がタイ・プロゴルフ協会会長の職を受け入れたと報じられていることに関して、裏に政治絡み、莫大な資産絡み及び家族絡みの三つの思惑があったのではないかとの考えを示した上で、特に家族愛が強い前首相にとって夫人や子供達がタイ国内で不正疑惑追及の矢面に立たされている事が耐えられないが為に、早期の帰国実現の為にあらゆる手段を講じているのでは無いかとの考えを示しました。
これは、タクシン前首相が会長就任を受け入れた事に対して、精神科医に診て貰うべきであるという指摘が為されている事を受け、ソムチャーイ局長が一精神科医の立場で今回の動きについて分析・コメントしたもので、ソムチャーイ局長は前首相が会長職を引き受けるとう尋常では無い行為はこれら3つの思惑が絡み合った「心の病」によるもので、一日も早く滞在先の精神科医に相談するべきであると指摘していました。