2007年05月15日

南部情勢 (13-14日)

・13日20:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、学校が放火。更に21:00前には郡内の路上に鋲が撒かれると共に2発の銃声が聞かれるが、被害は未確認。

・14日5:30過ぎ、ヤッラー県ガーバン郡内で、46歳と41歳のイスラム系住民夫婦がゴム農園へ作業を向かうためにバイクの二人乗りで自宅を出たところで、付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され2人とも死亡。

・14日7:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内のゴム農園内で、38歳と30歳の仏教系住民夫婦が、付近に潜んでいた2人以上と見られる一味に銃撃され2人とも死亡。実行グループは夫の首を切断し、更に夫が護身用に所持していた拳銃を盗み逃走。夫は29人目の殺害後に首を切断された犠牲者。

・民主党のアピシット党首は14日、国内治安維持作戦本部顧問として現場復帰したワンロップ・ピンマニー大将に対して、一味側の思惑に嵌められ前政権時代と同じ轍を踏まない為にも、過激な戦力の行使を避け慎重を旨に対策にあたるよう要請。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする