タクシン・タイ・ラック・タイ党支持を明確にしている反クーデター系団体のピラープ・カーオは16日、警察犯罪防止取締局に対してプーヂャッガーン紙等を発行するマネージャー社創業者のソンティ・リムトーングン氏及び同氏系のテレビ局ASTVを不敬罪で告発しました。
今回の告発に関してピラープ・カーオ側は、4月27日にASTVで放映された番組の中で王室秘書官長のアーサー・サーラシン氏を批判した事が、秘書官と一体をなす王室を非難した事になると指摘しているようです。
因みに、ピラープ・カーオは、別の反クーデター系団体である独裁制に反対する土曜日の人々が進めているプレーム枢密院評議会議長の罷免を国王に誓願する為の署名活動に便乗して署名活動を行っている団体としても知られています。