2007年05月18日

タクシン前首相がラジオインタビューに登場

 16日22:00にタクシン前首相の電話生インタビュー番組がノンタブリー県内に拠点を置きバンコクの一部地区もカバーしている反クーデター系のコミュニティーラジオ局87.75MHzを通して放送され、更に17日朝にも同局を通して再放送されていた事が明らかになっています。

 タクシン前首相が生でタイ国内の番組に登場するのは失脚以来今回が初めて。

 約15分間に渡って行われた電話インタビューの中でタクシン前首相は、国民の我慢にも限界があるとして早期に総選挙を実現させるべきである、政府が奨学金制度を縮小したことに懸念を表明した上で、必要な学童に対しては一族系のタイコム財団が支援するとアピール、政府及び国家安全保障評議会に対して自分(前首相)の動向にやきもきしたり猜疑心を抱くことなく国家問題解決に邁進すべきと指摘する等の、従来から繰り返されてきた発言に終始していたようです。

 また、マンチェスター・シティー買収の噂に関しては、詳細については語ることが出来ないとした上で、仮に買収が実現した場合はタイにとってメリットがある話になるだろうと語るに留めていたようです。

 尚、タイ中央銀行によると、現時点では前首相側からチーム買収の為の送金許可の申請は行われていないとの由。

 因みに、電話インタビューが行われたコミュニティーラジオ局は、「電話をとるまで相手がタクシン前首相だという事を知らなかった」と自己申告しているチューポン・ティートゥアン氏が主催しているもので、chupong.com(頭にwww.を付加してアクセス)というページを開設しているようです。

 一方、今回の放送を受けコミュニティーラジオの電波を管理する政府広報局側が17日昼過ぎまでに87.75Mhzの電波に対して、違法開局の疑いがあるとして遮断措置を講じた事が明らかになっています。



posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする