2007年05月23日

南部情勢 (20-22日)

・20日20:00前、パッターニー県サーイブリー郡内で、同一グループと見られる人数不明の一味が、郡内二ヶ所にある軍の臨時駐留地に向け銃を乱射。いずれも軍側に人的な被害は無し。

・21日未明、ヤッラー県ラーマン郡内で学校が放火されるが、幸い学校の警備作業にあたっていた村自警組織員が異音に気づき、住民と共同で消火作業にあたりボヤ程度で消し止められる。実行グループは、鋲を路上に撒きながら逃走。

・21日7:00から8:00に掛けて、ヤッラー県ラーマン郡内の複数の学校前に偽爆弾が放置されたり脅迫ビラが撒かれたりした事を受け、郡内の一部の学校が休校を決定。

・首相付き安全保障事項担当顧問のワッタナチャイ・チャーイムゥアンウォン大将は21日、インドネシアやカンボジアのイスラム教徒が南部に於ける不穏な動きに参加する為に訓練を受けていると報じられていることに関して、訓練を受けている者の国籍を含め当局側が握っている情報と異なっているとして報道を否定。

・22日6:30前、ヤッラー県県都内ラムマイ地区内で発生した44歳の保健事務所職員の男性(仏教徒)がバイクで路上を走行中に射殺された上でバイクと一緒に火を放たれた事件の現場検証の為に当局関係者が到着するのにあわせ、予め路上脇に仕掛けられていた爆発物が爆発し、当局関係者や受賞歴もあるフリー(報道によりタイム誌所属)のオーストラリア人カメラマンを含むマスコミ関係者等7人(同日昼のiTVニュースに基づくが報道により6人、11人、12人、13人と報じるものも)が負傷を負う。同日昼過ぎのiTVニュースによると、使用された爆発物の破壊力が弱かった事も手伝い負傷を負った7人は全員軽傷で既に治療を終え退院しているとのこと。

・22日朝、ヤッラー県県都内で、バイクで路上を走行中だった45歳の生ゴムの精錬所で働くブリラム系出身の男性(仏教徒)が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。

・22日13:30前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、小型トラックを運転していた45歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。男性は地区の元保健責任者で、また地域内に影響力を持つことでも知られていたガムナンだった弟は過去に一味側の襲撃により死亡していた。



posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする