28日朝、バンコクのラーマ3世通り沿いにあるナワソンビルに入居しているタイ・ラック・タイ党本部に11:00に爆発するように設定された時限爆弾を仕掛けたとの脅迫電話があり、爆発物処理班や警察犬が本部内を捜索する事態になりましたが最終的に爆発物は発見されませんでした。
警察側は、脅迫電話を掛けてきた人物を割り出すために電話の受信記録を調査中であると断った上で、犯行の背後に情勢を煽動したいとの思惑があったのではとの見方を示していました。
尚、タイ・ラック・タイ党法務担当幹部のグテープ・サイグラヂャーン中尉は、爆発物処理班等を呼んだのは、解党の是非に関する判断結果を聞きに党員が大勢集まる30日に備えた館内の安全確認を依頼しただけで、脅迫電話があったとする報道は事実ではないと発言しているようです。