3日朝、ゴミ収集作業員に対する暴行の現行犯で首都圏警察本部フワイクワーン署に所属する副指揮官クラスの警察大尉が、別の警察署の署員に逮捕された。
被害を受けたゴミ収集作業員の男性によると、バンコクのフワイクワーン区内で仲間4人と一緒にゴミ収集作業中に、酒に酔った警察大尉が運転する車が付近に駐車しゴミ収集作業車が邪魔だと言って文句を付けたことから両者喧嘩となり、その際に警察大尉が所持していた小刀を取り出し切りつけようとした為、急遽現場から逃げ警察に出動を要請したという。
警察大尉を現行犯逮捕した首都圏警察本部スティサーン署によると、署に連行された際に警察大尉は酒に酔った状態で「俺は警察官だから逮捕できない。このことをマスコミに知らせるな」と叫んだり、私服だった警察中佐クラスの幹部をゴミ収集作業員の仲間と勘違いし暴行を振るおうとした事がきっかけで両者間で激しい喧嘩になり、事件の次第の聴取の為に来ていた首都圏警察本部第二分署の署長が間に入って両者を仲裁する場面も見られたという。
参考
http://www.tv5.co.th/newss/tv5tv.php?transid=73704
(ビデオ、白い服を着ているのが警察大尉で赤い服を着ているのが被害者)