南部国境三県域を訪問中のスラユット首相は12日、南部国境三県域を特別自治区にする方針が無いことを明らかにした。
特別自治区構想は、マレーシアに潜伏中とされる分離主義組織の首領がマレーシア政府を通じて分離主義運動の断念と引換に南部国境三県域を特別自治区にするよう要求していると伝えられ、今回の訪問の際に特別自治区構想に関する具体的な話し合いが行われるのではないかとの憶測が飛び交っていたが、スラユット首相はマレーシア政府を通じて分離主義組織側からコンタクトがあったこと自体を否定した。
一方、仏教徒とイスラム教徒が戦闘状態にあると伝えられている事に関しては、事実ではないと否定したものの、依然両宗派間で感情的な対立があるとし、両者が協調し理解し合うことが最善の解決策であるとの認識を示した。
また、スラユット首相は、両国国境域の開発をキーにした協議を行うために、8月にマレーシアを訪問し首脳会談に臨む方針を明らかにした。

