2007年07月18日

ヤッラー中心部で爆破、爆発物処理班等20人が死傷

 17日8:00前、ヤッラー県県都内中心部で、人数不明の一味がヤッラー駅前の商店街で爆発物を爆破させ、警察の爆発物処理班を始めとする当局関係者をおびき寄せた上で、爆発物処理班が民間企業のオフィス前に駐車してあった不審なバイクの調査作業に着手したタイミングを見計らって仕掛ておいた爆発物を遠隔操作で爆破させ、全身やけどを負った警察官1人が搬送先の病院で死亡し、作業の模様を取材していたch3やch7、TITV等のテレビ局や新聞社の記者5人前後を含む20人前後が負傷を負った。

 自動車用のリモートコントロールを使用した遠隔操作で爆発物を起爆させたと見られる。また、当局側をおびき寄せる為に使用された爆発物は、音響効果を重視した破壊力が弱い物が使用されたと見られる。

 警察側は、付近に設置されていた監視カメラ映像に記録されていたイスラム装束風の衣装を着た若者3-4人が事件に関与していると見て、周囲一帯を封鎖し実行グループの行方を追っている。

 また、ヤッラー県内では、前後して7:30過ぎにヤッハー郡内で、バイクに乗ったイスラム装束姿の2人組が村内の茶店内に居た27歳のイスラム系住民男性に向け銃を発砲し、男性が死亡するという事件が、また未明にはバンナンサター郡内で行われた集中摘発により分離主義組織関係者8人及びかくまっていた2人の身柄が拘束され、38mm口径の拳銃1丁が押収されている。

参考 (爆発の瞬間が収められた報道映像)
http://www.tv5.co.th/newss/tv5tv.php?transid=74568
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=8349
http://www.ch7.com/news/sbnews.aspx?NwType=02&SbType=03&SeqNo=2655

* 多少映像が粗いですが、ビデオをよく見るとオフィス前で倒れている人から火があがっているのが確認できると思います。当局側は、まだ他にも爆発物が仕掛けられていることを恐れ、迅速な消火作業を躊躇した為に全身やけどを負い死亡する結果になったようです。また、負傷をお負ったch3記者のエーカラック氏は同局のニュースの中で行われた電話取材に対して、「今後も同様な事件に巻き込まれる怖さはあるが、情報を伝える事を使命とするマスコミ人として、今後も取材活動を続けていきたい」と語っていたようです。



posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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