2007年08月30日

私欲の為に旧権力と新勢力が合同、チューウィット氏が指摘

 チャート・タイ党副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は29日、12月23日に実施される予定の総選挙を睨んで旧権力と新勢力が私欲の為に合同する動きを見せていると指摘した。

 この発言は47歳の誕生日を記念した記者会見の際に語られたもので、チューウィット氏は、私欲の為に団結しているような旧権力と新勢力の存在を国民が無視する事が一致団結体制を創成する上で重要であると指摘した上で、私欲だけを追及する政治家ならぬ選挙屋を見極める目を養うためにも国民に政治とは何たるかを教育する事が急務であると指摘した。

* 余談ですが、政界入りする前のチューウィット氏と親交があったセー・デン(デン参謀とかデン将校というような意味だと思います)ことカッティヤ・サワディポン少将がちゃっかりとセー・デン党の結党届けを提出しています。元々チューウィット氏の政界入りに批判的だったカッティヤ少将が政党の結党に動いた背景に、一審で実刑判決が下されセーリーピスット国家警察本部長代行(当時警察監察官)に対する名誉毀損裁判による収監を避けると共に裁判を有利に進めたいとの思惑があるのは明らかなのですが、それは別としてさすがに風俗業界に顔が利く人物だけあってチューウィット氏が最初に結党した党に負けない位綺麗な女性を広報担当や秘書、側近に揃えていたりしています。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする