民主党のステープ幹事長は26日、退官後に副首相への就任が確実視されている国家安全保障評議会のソンティ議長に対して、次期総選挙を管掌する立場になった場合は誠実公正を旨に職務を遂行するべきであると指摘した。
この発言は、アーリー内務大臣の辞意表明を受け俄にソンティ議長が次期総選挙を掌握する立場にある内務大臣兼任の安全保障事項担当副首相に就任するのではないかとの憶測が広がっている事を受けたもので、ステープ幹事長は、総選挙を総覧する立場に就いた機会を利用して真の民主主義を国内に根付せるとしたクーデター時に掲げた大義名分に則り誠実公正に総選挙を実施する姿勢を見せるべきであると指摘した。