2007年11月29日

南部情勢 (25-28日)

・25日夜半、ヤッラー県バンナンサター郡内で、人数不明の一味が路上の警戒作業中だった郡警察関係者に向け銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。警察側に人的な被害は無し。

・25日夜半、ヤッラー県県都内ユポー地区内で、モスクでの礼拝を終え徒歩で帰宅途上にあった28歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。

・26日早朝、軍・警察の合同チームはナラーティワート県タークバイ郡内で集中摘発を行い、RKKの実行部隊地域幹部と見られる4人を含む25人の身柄を拘束。

・26日7:30過ぎ、ヤッラー県ラーマン郡内で、小型トラックで郡庁に向かっていた50歳の自警組織に所属する男性がバイク2台に分乗した4人組に銃撃され死亡。イスラム教徒でもある男性は郡庁付きの自警組織員として主に情報収集関連の任務についていた。

・26日朝、ヤッラー県ガーバン郡内で、バイクに乗った2人組が学校に向けM26型榴弾を投げ入れ爆破させるが当局側に人的な被害は無し。尚。報道により、2人組がM26を投げ入れようとした際に暴発し、内の1人が負傷を負ったとするものもある。

・27日5:30過ぎ、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内で、ゴム農園へ作業に向かうためにバイクの2人乗りで路上を走行中だった35歳と24歳のイスラム系住民夫婦がバイクに乗った2人組に銃撃され夫が死亡し、妻は難を逃れる。

・27日早朝、軍・警察の合同チームはナラーティワート県インゴー郡内で集中摘発を行い、39歳の地元行政機構評議会議員の身柄を拘束し、銃器3丁や銃弾等を押収。

・27日午後、ヤッラー県の県警察は、今年7月にヤッラー駅裏手にあるレストランで発生した警察官等8人が死傷した爆破事件に関与した容疑で逮捕状が発行されていた県都内サテーン地区在住の28歳の男の身柄を拘束した事を明らかに。男はRKKの地域の実行部隊の指揮官クラスと見られる。

・28日6:00過ぎ、ヤッラー県県都内中心部にある自動車ショールーム前付近で爆発物が発見され回収処理される。付近で商いをしている露天商や行政警察官を狙って仕掛けられたものと見られる。更に前後して中心部にある国家警察本部ヤッラー支所に勤務する巡査部長の自宅兼店舗付近に仕掛けられていた爆発物が爆発したが、幸い人的な被害は無し。その他、ほぼ同時刻に県都内にある複数の銀行や自動車ショールームに爆発物を仕掛けたとの脅迫電話があり当局側が翻弄された。

・28日10:30過ぎ、ヤッラー県県都内中心部にあるバイク販売店前に仕掛けられていた爆発物が爆発したが、幸い人的な被害は無し。現場はショッピングセンター”コロシアム”の正面。

・28日14:00前、ヤッラー県県都内中心部にある文具店内に仕掛けられていた爆発物が爆発したが、幸い人的な被害は無し。爆発発生の約5分前に爆発物を仕掛けた事を知らせる電話が文具店宛てにあったという。

・28日夕方過ぎ、ヤッラー県県都内中心部で同日朝から午後過ぎにかけて発生した連続爆破及び爆発物が回収された事件に絡んで、6人の容疑者を工業系職業訓練校校長宅内で逮捕。尚、イスラム教徒でもある校長と事件との関係に関しては報じられていない。

・28日20:00前、ヤッラー県県都内中心部にあるチャーンリー・ホテル10階のエレベーターホールに仕掛けられていた時限発火式の爆発物が爆発したが、幸い人的な被害は無し。

・28日、資金洗浄防止取締委員会は、タイ国内で開かれる国際協力開発機構金融活動作業部会の席上で、南部情勢に関係する資金の流れに関する問題を取り上げる方針を明らかに。



posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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