南部の大学3校が共同で南部国境三県及びサトゥーン県、ソンクラー県内在住の有権者2,989人を対象に行った意識調査で、65.5%が民主党のアピシット党首を次期首相として支持すると回答し、次いで11.1%がチュワン元首相(民主党最高顧問)を次期首相として支持すると回答していた事が明らかになった。尚、タクシン前首相を次期首相として支持すると回答する者が全体の4.6%いた。
また、政党別支持動向に関しては、最も多い58.05%が民主党と回答し、次点につけたパラン・プラチャーチョン党の6.52%を大きく引き離す結果になり、また複数候補に投票する中選挙区に関しては、全員同じ党の候補者に投票すると回答した64.5%の回答者の内52.6%が民主党の候補者に投票すると回答し、パラン・プラチャーチョン党の候補者に投票すると回答した者は5.7%だった。
しかし、総選挙によって成立した政府が現政権以上に南部問題の解決能力があると考えていると回答した者は僅かに33.3%だった。
尚、今回の調査で投票に出かけると回答した者は95.5%だった。