4日午前、3日にTPIポーリン社の株価操作で3年の禁固を命じる実刑判決を受け控訴中のマッチマーティパタイ党のプラチャイ党首は、無実であることを強調した上で、党内に問題を引き起こしたくないとの理由で党首を辞任する方針を明らかにした。
しかし、その後党内から上がった留任を希望する声にプラチャイ党首の心が揺り動かされ、2-3日後に(辞任するべきかについて)最終的な決断を下すと前言を訂正するに至っている。
尚、仮に辞任しても政界進出の夢を捨てた訳ではなく、今後も党の選挙活動を支援していく方針だという。
選挙委員会によると、一審で実刑判決を受けたプラチャイ氏の候補者資格が剥奪される事はないものの、当選後に閣僚職に就くことは出来ないという。
また、プラチャイ氏が党首を辞任すると共に党を離党した場合は、現在掲示されているプラチャイ氏の肖像が使用された選挙用ポスターを全て交換・撤去しなければならず、仮に交換・撤去しなかった場合は重大な選挙違反になるという。

