2007年12月05日

国王、あらためて一致団結の必要性を訴えられる

 5日に80歳の誕生日を迎えられる国王は、先立つ4日に行われた誕生日を記念した定例スピーチの中で、国家が取り返しのつかない状況に陥る事を防ぐ上でも全ての層が一致団結し国家の屋台骨を盤石にする事が重要であると訴えられた。

 また、国王が提唱される充足を心得た経済に関しては、「充足を心得た」という言葉が一人歩きをし損をするものである、ないしは利益をあげることを戒め損をして売るべきであると誤解して受け止められている事にストレスを示された上で、哨戒艇の調達等のいくつかの例を挙げながら全てに於いて必要且つ適切な利益・効果がもたらされるべきであるという事を中心において、過剰にならず、また過小になる事もなく如何に適切に必要なことを満たすことが出来るかに重点を置いて考えるべきものであると指摘すると共に、充分に考慮し見合う利益・効果が期待できると判断され、また充分にお金が余っているのであれば、けちらずに大いにお金を投資するべきで、お金が余っているにも拘わらず出費をけちっていたままでは、逆に出費を強いられるお金が余っていない者に困難をもたらすことになると指摘された。

 また、自らも高齢であられる国王は、スラユット首相が高齢であると指摘されている事にに触れられ、5日に80歳になられるご自身に比べスラユット首相はまだ60とちょっとを過ぎた、まだ首相として適切な年齢であると語られ出席者の笑いをお誘いになられた上で、更にご自身が病院から退院された際や姉君を見舞った際に毎回上着等の色が違っていた事が世間を賑わしていた事に触れられながら、スラユット首相がいつも白い正装姿でいることに対して、本人が精力的に職務に打ち込んでいる事に触れずして白い正装姿に飽きたと言うべきではなく、むしろいつも同じ白い正装をきっちりと着こなし良い仕事をするスラユット首相の姿こそが究極の姿であると指摘され、昨年に続きスラユット首相を絶賛された。

 しかし、国王は約1時間30分に渡るスピーチの中で総選挙の事には触れられなかった。

(タイ時間 4日22:00掲載)

* 今年の国王は、地球温暖化によりタイが水没してしまうという指摘があるという話から、水没する → 国家が崩壊する・困難に直面するという話に繋げスピーチを展開されていました。



posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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