2007年12月23日

南部情勢 (21-22日)

・21日早朝、軍・警察の混成チームはナラーティワート県ターク・バイ郡内で集中摘発を行い、RKKの実行部隊幹部と見られる22歳の男の身柄を拘束。この集中摘発は、最終局面を迎えた選挙戦期間中を狙った破壊活動実行に向けた謀議が行われたとの情報に基づき行われたもので、男は教師や軍関係者を狙った爆破事件や仏教系住民の殺害に関与していたと見られる。

・21日早朝、ヤッラー県ガーバン郡の警察当局は、仏教系住民に対する襲撃や学校の警戒作業にあたっていた軍関係者を狙った爆破事件等に関与した容疑で17歳の男を逮捕。男はRKK実行部隊の地元幹部と見られる。

・21日午後、パッターニー県コークポー郡内で、路上の警戒作業中だった警察関係車両を狙った爆発が発生し、警察官2人が軽傷。尚、報道によっては軍関係車両を狙った爆破により軍関係者2人が負傷をおったとするものもある。

・21日17:00過ぎ、ヤッラー県県都内ラムパヤオ地区で、集中摘発作業中の警察関係者と人数不明の一味との間で約20分間に渡る銃撃戦が発生し、一味側3人が射殺され6人の身柄が拘束され銃器等が押収。射殺された3人の内の2人(初期報道では1人)はRKK実行部隊の指揮官クラスと見られ、これまでに複数の爆破事件等に関与してきたと見られる。今回行われた集中摘発は分離主義組織関係者は潜伏しているとの情報に基づき行われたもの。

・21日8:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、モスク付きの聖職者が自宅前で射殺。聖職者は村内のモスクでの礼拝を終え帰宅したところで銃撃された。

・22日早朝、軍・警察の混成チームはナラーティワート県スンガイゴーロック郡中心部内4ヶ所で集中摘発を行い、24歳の男を逮捕しヤーウィー語で書かれた分離主義運動関連の書類や投票所の設置場所が記された地図等を押収。この集中摘発はRKK関係者が投票日を狙った破壊活動を計画しているとの情報に基づき行われたもの。

・22日早朝、軍・警察の混成チームはナラーティワート県ルゥーソ郡内で集中摘発を行い、5人の身柄を拘束し爆発物の製造に使用可能な部材等を押収。

・22日夜半、パッターニー県サーイブリー郡内で、橋の袂付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、初期報道段階で住民1人が死亡し警察官1人が負傷。同日22時現在事件の詳細な発生状況等は不明。
posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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