これは民主党側が、独自に元上院議長のマヌーングリット・キッティカチョーン少将を議長候補に、元党首のバンヤット・バンタッターン氏及び党執行幹部のチャルゥン・カンターウォン氏をそれぞれ副議長候補として擁立する方向で党内調整を進めている事を明らかにした事を受けたもので、チャオワリン氏によると、 国家一致団結体制の創成・国内和解推進の雰囲気作りをする上でも、円滑に議長・副議長指名を行い幸先の良い下院議会のスタートを切ることが重要なのだという。
尚、民主党側は同日午後に開かれた党幹部会議の席上で、元党首のバンヤット・バンタッターン氏を議長候補に、ガラヤー・ソーポンパニット女史を副議長候補に指名する方針を決定している。
一方、チャオワリン氏は、あらためて同党副党首のヨンユット・ティヤパイラット氏を議長候補として指名する方針を確認した。尚、2人の副議長候補に関しては、連立政党側から候補者の推薦がないことから、同様にパラン・プラチャーチョン党が推薦した候補者が選出される見通しになっている。