事件後、事件発生を聞きつけたミャンマーの反政府組織関係者や学生、政治組織関係者等が書記長の自宅に弔問に訪れる場面が見られたという。
警察側は、2人組がカレン語で書記長に向かって叫んだ上で銃を発砲している事から、ミャンマー国内で対立する勢力による犯行と見て、国境線を中心に2人組の行方を追っている。
ターク県内の情報当局筋によると、KNU内で組織を三分する対立が発生し一部が親政府系の民主カレン仏教徒軍に合流した他、書記長と対立関係にあったKNU傘下の軍事組織の指揮官が政府側に寝返り自由カレン軍という組織を結成し、その息子が対立する勢力の関係者に暗殺されるという事件が発生していたという。