2008年02月22日

元10/14組、死亡者1人発言は首相自身の目で見た死亡者数のことと擁護

 パラン・プラチャーチョン党幹部党員で1972年10月14日の流血事件の際に軍事政権側と対峙したタンマサート大学の学生評議会議長だったことでも知られるサマーン・ルゥトウォンラット氏は20日、1976年10月6日の流血事件での死亡者が僅かに1人だったとするサマック首相のCNNとのインタビューの中での発言は、あくまで当人が当時自分の目で実際に見た死亡者数の事を表し、これまで語られてきた歴史的な解釈の訂正を試みたものではないと語り同首相を強く擁護した。

 1976年10月6日の流血事件の際には国外に滞在中で、直接的に事件を見知っていた訳ではないというサマーン氏によれば、流血事件をネタに政府への攻撃を強めている民主党は、まず歴史的な「解釈」が如何に歴史的な「事実」と乖離しているかを学びなおし己の不明を恥じるべきなのだという。しかし、その歴史的な「事実」に基づく具体的なデータに関しては一切サマーン氏側から提示される事は無かった。

 一方、元タイ・ラック・タイ党幹部のアディソン・ピヤンゲート氏がサマック首相に対して「味方を敵につけるもの」であるとして死亡者は僅かに1人だけだとする発言を撤回し国民に対して謝罪するよう強い言質で要求し、更にタクシン元首相直系のサイトがチャルゥム内務大臣及びその息子を非難するメッセージが掲載した事を受け、パラン・プラチャーチョン党内の旧タイ・ラック・タイ党系党員とに激しい対立が発生しているとの憶測が飛び交っている事に関してサマック首相は、普通に起きえる小規模な対立が党内にある事は認めたが、アディソン氏のアピールやサイトに関しては直接的な言及を避けた。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする