2008年02月29日

元首相、政治と関わりを持つ考えは無いと明言

 タクシン元首相は28日14:00過ぎペニンスラ・ホテル内で行われた記者会見の席上で、現在持たれている嫌疑を晴らすために帰国した事を強調した上で、今後一切政治の世界と関わり合いを持つ考えが無いことをあらためて確認した。

 同元首相によると、今後は慈善活動やスポーツ・教育振興といった公益の為の活動に身を捧げていきたいという。

 しかし、同元首相の政界引退宣言は単なるポーズで、現在もたれている嫌疑が晴れた後に積極的に政治の表舞台に躍り出てくるのではないかと見る向きも依然ある。

 また、タクシン元首相は、首相として国外に出て容疑者として帰国したと己を卑下して語りメディア関係者の笑いを誘った上で、家族のように自分を暖かく迎え入れてくれる唯一の地であるタイで生涯を終えたいと語った。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする