2008年03月01日

タクシン型ネポティズムの再来、タクシンの義弟に道を開く警察人事

 29日朝、サマック首相が国家警察本部のセーリーピスット本部長を首相府付きに更迭し、パチャラワート副本部長を本部長代行に据える人事を承認したとの噂が俄に広がった。

 消息筋によると、表向きには警察高官の不正体質の改善を始めとした警察機構の構造改革に大きな成果を上げる事が出来なかった事を今回の更迭の理由に掲げているという。

 この件に関してサマック首相はノーコメントを貫いているが、タクシン元首相の士官学校時代の同期で元副首相のチッチャイ・ワンナサティット警察大将に近い人物としても知られるセーリーピスット本部長を更迭した背景に、先のクーデターで首相府付きに更迭されたタクシン元首相夫人のポヂャマーン女史の実弟のプライヤオパン・ダーマーポン警察大将を本部長に据えることを視野に入れた報復人事的な思惑があるとの見方が取り沙汰されている。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする