憲法裁判所判事選出委員会は、ウィラット最高裁判所長を委員長とし、アカラートン最高行政裁判所長、パーンテープ国家汚職防止取締委員会委員長、アピシット民主党党首(下院野党首班)及び職務停止中の為欠席となったヨンユット下院議長が名を連ねる委員会で、委員長を含む委員1につき2人の候補者を選定する方式で選出が行われ、最終的に法律学部門から法務省次官のヂャラン・パクディータナーグン氏及び第四地区高等裁判所上級判事のワサン・ソーイピスット氏の2名を、政治学部門から元憲法起草作業委員会委員のスポット・カイムック氏及び元外務相副次官のチャルゥムポン・エーカウル氏の2名を選出した。
司法への介入を強める政府から、最後の法の聖域である憲法裁判所の独立を確保した選出との見方もされている。
クーデター政権時代に法務省次官に据えられ、また、現行憲法の起草作業委員会にも名を連ねた事でも知られる、ケンブリッジ大学卒業組のヂャラン氏は、最高裁判所長付き秘書官長だった時代に、国王の発言を受けた2006年4月2日の解散総選挙の無効判決に向けた各最高裁判所との調整作業に多大な貢献をした人物としても知られている。

