サマック政権誕生以来初の閣僚の辞職となる。
スター氏(48)は、学歴詐称疑惑及び愛人ないしは非嫡出子に移転された資産を国家汚職防止取締委員会に対して意図的に報告しなかった疑惑があるとして、民主党側の追及のターゲットになっていたが、今回の辞職とこれらの疑惑とは無関係だという。
スター氏は、先月末頃に頭部の不調を訴え入院し、1日に一端退院していたが、4日になって再度頭部がふらふらする等の症状を訴え再入院の措置がとられていた。同氏の主治医によると、これまでの検査で右脳部分に異常が発見されており、現在精密検査を行っている最中だという。尚、同氏の症状に関する詳細に関しては、別途入院先の病院長により発表される予定になっている。
スター氏は、旧パランタム党、旧タイ・ラック・タイ党のバンコク出身の党員を統率していたスダーラット・ゲーユラパン女史の忠実な配下の1人として知られ、同氏が社会開発・人間の安全保障大臣に抜擢された背景に、バンコクの支持基盤を確保したいとの思惑を持つスダーラット女史側の強力な働きかけがあったとも指摘されていた。