2006年08月25日

チャワリット元首相、暫定首相は忍耐強く、建設的な発言を心掛けるべき

 元首相のチャワリット・ヨンヂャイユット大将は24日開かれたセミナーの席上で、政界内で意見対立が発生する事は政界が発展していく上で起こりえる普通の事で、タイ社会が与えた試練の様なものであると指摘した上で、政府及び国家の指導者は起きたことに対して責任を示す姿勢をみせると共に、特にタクシン暫定首相は不必要に対立を煽らない為にも忍耐強く、建設的な発言を心掛けるべきであると指摘しました。

 また、チャワリット元首相は、現在の政治情勢の根本原因に制度的に不公正な政治や行政があるとして、タクシン暫定首相の政界引退だけでは情勢は解決し得ないとの認識を示していました。

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2006年08月24日

暫定首相の名簿一番出馬表明は特に驚く話ではない

 アピシット民主党党首は23日、タクシン暫定首相が比例代表名簿一位で出馬する意向を表明したと伝えられている事に関して、既に以前から本人の口から語られていた事で特に驚く話ではなく、また確実にタイ・ラック・タイ党を勝利に導く為には当然とるべき対応であるとの認識を示した上で、いずれにしても社会混乱を防ぐためにも総選挙前までに次期首相指名を辞退するのか、それとも首相続投を目指すのかハッキリと意思表示するべきであると指摘しました。

 一方、総選挙に向けた民主党側の対応に関しては、暫定首相に対して辞任圧力加える動きとは距離を置き、民主主義及び憲法の精神に則り総選挙を戦う立場を堅持する方針であることをアピシット党首は明らかにしていました。

 尚、アピシット党首によると、民主党側は既に比例代表名簿上位四人の擁立候補を内定しており、上から順にアピシット氏、チュワン・リークパイ氏(党最高顧問、元首相)、バンヤット・バンタッターン氏(党顧問)、ステープ・トゥアックスパン氏(党幹事長)が擁立される見通しになっているとのこと。

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暫定首相の次期首相指名辞退宣言は、党からの当選者数の減少を招き得る

 スワン・ドゥシット・ポールがこの程行った意識調査で、48.24%の回答者が仮にタクシン暫定首相が総選挙前に次期首相指名の辞退や政界一時引退を宣言した場合は、タイ・ラック・タイ党擁立候補の当選者数の減少をもたらし得ると回答し、当選者動向に影響を与えないと回答した者が僅かに19.23%だった事が明らかになっています。

 また、タイ・ラック・タイ党が好きだと回答した回答者の内、64.83%が党首であるタクシン・チンナワット警察中佐が好きと回答し、党そのものが好きだと回答した者が29.83%と、タイ・ラック・タイ党支持者の多くが党よりもタクシン暫定首相に魅力を感じている傾向があるのに対して、民主党が好きだと回答した者の内61.66%が党そのものが好きだと回答し、40.33%が党首であるアピシット・ウェーッチャーチーワ氏が好きだと回答し、民主党支持層の多くが党首よりも党そのものに魅力を感じていることが明らかになっています。

 一方、アピシットを首相にをキャッチフレーズしたにコマーシャルを展開している民主党の選挙戦略については、37.30%が特に思うことは無いと回答し、32.33%が好きだよ回答する結果になっていたようです。

 この調査は、全国6,096人の有権者を対象に13日から23日にかけて行われたもの。

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2006年08月23日

タクシン暫定首相、名簿順位一位で総選挙に出馬する意向を表明

 タクシン暫定首相は22日開かれた党会議の席上で、やり直し総選挙では比例代表名簿順位一位で出馬すると共に、今後も党首として留まる意向を表明した模様。

 またその際に、自分が党首を続けることに納得できない者は党を去って構わないとまで発言していたようです。

  スリヤ幹事長は、出席した幹部全員が"党の為ではなく国益の為に"タクシン暫定首相の首相継続を望んでいる事を明らかにした上で、同暫定首相の次期首相指名辞退または政界引退の可能性に関しては、まだ考え中であるものの総選挙前までに意思を明らかにする意向を同暫定首相が語っていたことを明らかにしていました。

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2006年08月20日

暫定首相、国民に対して5年間の成果に理解を求めると共に投票へ行くよう訴える

 タクシン暫定首相は19日朝放送された、総選挙前最後の放送となる定例政見放送の中で、自身は政権を委ねられてから5年間に渡り国民を中心におき常に民主主義の精神に則り行政を進め、特に貧困対策で顕著な成果を上げてきた事を強調し、国民に政府の成果に理解を求めると共、国民の意思を代表する新政府を組織する為にも国民は10月15日に予定されている総選挙の投票に必ず行くべきであると訴えました。

 また、9月28日に正式開業が予定されているスワンナプーム新国際空港に関しては、18日に開かれたスワンナプーム国際空港開発委員会の席上で9月15日をもって商業フライトの利用を認め、正式開業日である9月28日未明3時をもってドーン・ムァン国際空港を離着陸する全ての商業フライトをスワンナプーム新国際空港へ移転させる事が再確認された事を明らかにしました。

 尚、ドーン・ムァン国際空港を離着陸する全ての国内線を9月15日に移転させる計画に関しては、あくまで各航空会社の自主裁量に委ね、移転を義務づける方針は無いことを明らかにしていました。

 一方、先に行われた北部5県内の公務視察訪問に関しては、直接各地の住民が置かれている状況や各地の行政の状況等を自らの目で確認し、今後の政策・対策面や当局側の取り組みの改善に資する事が出来る有意義なデータを得ることが出来たと語っていました。

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バンハーン氏、次期首相就任の密約が存在するとの報道を否定

 チャート・タイ党のバンハーン党首は19日、やり直し総選挙後に首相になるという考えは持っていないと語り、タクシン暫定首相との間で次期首相に就任するとの密約が交わされているとの一部報道を否定しました。

 19日に74歳の誕生日を迎えたバンハーン党首は発言の中で、下院議会内で300議席以上を獲得し単独政党政権を結成するのは困難な話で、また自分の希望としてやり直し総選挙では小選挙区制から立候補したいとの意向を持っていると語り、次期首相に指名される期待は殆ど持ち合わせていないと語っていました。(複数政党で議会内で300議席以上を確保し連立政権が結成された際には首相にもなり得ると暗に示唆したとも取れるかもしれません)

 この発言に先立って、19日付けのネーション紙等の一部紙面が、タイ・ラック・タイ党及びチャート・タイ党の消息筋から情報として、やり直し総選挙後に両党で連立政権を組織する際に予想される外野からの政治的な圧力を交わすための一つのオプションとして、バンハーン党首を連立政権の首相に据える事がタクシン暫定首相との間で確認されており、また現中銀のプリディヤトーン総裁が経済関連の閣僚ポストに色気を見せていると報じていました。

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2006年08月18日

タクシン暫定首相、国王の意向を受けた司法側の取り組みを暗に非難

 タクシン暫定首相は17日、独立機関による法律で規定された権限を越え政治に介入する行為が国に危機的な状況をもたらしていると語り、暗に国王の意向を受けた司法による不安定な政治情勢解決の取り組みを非難しました。

 この発言は"公務視察訪問"の一環として訪問したピッサヌローク県ナコン・タイ郡内に於ける住民等を前にした演説の際に為されたもので、過去に憲法を超越した所に存在している徳があるカリスマが政治情勢の悪化を招いたと発言して波紋を投げかけたタクシン暫定首相は発言の中で、ルールに則っている限りは誰もが己の意見を表明することが出来、更に社会に混乱をもたらす事無く国民の意思を表明する最たる手段が投票による意思表示であるとした上で、選挙のルールに則り負けた者は自ずと消滅し、勝利した者が国民の意思を代表する政府を組織し、国民の協力の元で問題解決に取り組むことで、社会混乱は自ずと解決するとの認識を示していました。

 その上でタクシン暫定首相は、独立機関が何らかの変化をもたらすために己の権限を越えた行動に出ることは、民主主義の精神に反する危険な事であり、国民全てが一丸となって(総選挙を通して)民主主義を前進させる事が重要であると語りました。

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暫定首相、総選挙日程の先延ばしに容認姿勢をみせる

 タクシン暫定首相は17日、10月15日に予定されている総選挙日の先延ばしに容認姿勢を見せました。

 総選挙日程を巡っては、選挙委委員会委員の選抜作業課程で紛糾が予想される事等を受け、各界から新委員による新体制ができあがり、公正な総選挙が担保できる状況になるまで投票日を先延ばしにするべきであるとの指摘がされていましたが、タクシン暫定首相は、状況時代では先延ばしに応じることが出来るとの認識を示したものの、既に国王の認証が済んでいる総選挙実施の為の勅令及び選挙関連法に基づき、8月24日の総選挙の公示日から60日以内に選挙を行うべしとするルールは尊重するべきであるとの見解を示していました。

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2006年08月17日

暫定首相、今回の北部訪問で任期中の公務視察は終了

 タクシン暫定首相は15日、"健康上の理由"で今回の北部訪問をもって暫定首相任期中の公務視察訪問を終わらせる方針を明らかにしました。

 なんでも、15日以来風邪気味で充分な休養を取りたいということらしいです。

 尚、連日のように襲撃や爆破事件が発生している南部国境三県域への訪問予定に関しては言及されていませんでした。

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2006年08月16日

暫定首相、ソムキット氏及びピニット氏の閣入り辞退を確認

 タクシン暫定首相は16日朝、ソムキット・ヂャートゥシピタック氏(暫定副首相兼商務大臣、主流派)及びピニット・ヂャールソムバット氏(暫定公共保健大臣、旧セーリータム党系)の両名が、総選挙後の閣内入りを辞退している事を明らかにしました。

 尚、タクシン暫定首相は、才能のある新世代に道を譲るために両名が閣入りを辞退したと説明していましたが、両名が10月15日の総選挙に出馬するかに関してはコメントを避けていました。

 一方、タクシン暫定首相自身の次期首相指名辞退の可能性に関しては、まだ決断する時では無いとした上で、いずれにしても自分だけでなく家族と相談の上で決めると語っていたようです。

posted by Jean T. at 12:31| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暫定上院議会、選挙委候補者の資格審査の為の専門員会結成で合意

 選挙委員会委員及び国家汚職取締委員会委員選出の為に15日開かれた特別暫定上院議会で、選挙委員会委員10人の経歴・資格等の審査を行う為の専門委員会を結成し、専門委員会の報告に基づき5人の新委員を選出する事で合意に至りました。

 専門委員会は22人の暫定上院議員で構成され、議会中に22人の委員の中立性や審査報告の報告期限を巡って紛糾する場面や、タイ・ラック・タイ党のシンパが多い暫定上院議員の多くが賄賂を受け取っているとの指摘がされ長時間に渡って紛糾する場面も見られたようですが、最終的に報告期限を20日間にすることで合意に至っているようです。

 因みに、専門委員会委員メンバー22人中立的なメンバーは僅かに4人と見られ、またその他のメンバーにはマフィア系のネーウィン・チットチョープ氏(暫定首相府大臣)の夫人の名も見られるようです。

posted by Jean T. at 10:19| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暫定首相、今度は長老格の大物が社会対立を煽っていると発言

 先にカリスマ発言で波紋を投げかけたタクシン暫定首相は15日、"公務視察訪問"中だったチァン・ラーイ県内で行われた住民等を前にした演説の中で、長老格の大物が公の場で馬鹿げた発言をし、社会に混乱と誤解をもたらしたと発言した上で、自身は首相であり続けたいという気持ちを捨て、最善を尽くして国家の為に職務を邁進したいだけだと発言しました。

 奇しくも、士官学校関係者等を前にした演説で二回にわたってタクシン暫定首相及びタクシン体制を暗に非難したとも取れる発言を行ったプレーム枢密院評議会議長が同暫定首相が訪問を忌諱している南部国境三県域を訪問した翌日に行われた演説の中で、タクシン暫定首相は更に、その様な社会混乱をもたらす不適切な発言に煽動されることなく、皆が国王への忠誠心を示し、心を一つにして国家的な和解を呼びかける事が重要であると集まった住民等に向かって訴えていました。

 因みに何回も書いていますが、国王への忠誠心まで持ち出したタクシン暫定首相自身が、国王の指摘に耳を傾けず、社会に存在する二重基準問題やマスコミへの干渉等に関する問題の是正に一切取り組まないばかりか、むしろタクシン型選民・分離主義政策でこれらの問題を助長させてきたんですよね。

参考
http://thaina.seesaa.net/article/20799696.html
http://thaina.seesaa.net/article/21676551.html

posted by Jean T. at 02:05| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北部の農民団体、暫定首相は税金を票獲得目的で横領していると非難

 北部農民連合及び北部住民ネットワークの関係者約30人は15日朝チァン・マイ県県都内の県庁舎前に集まり、14日から17日の日程で行われているタクシン暫定首相の北部訪問は、公務とは名ばかりの票獲得を狙った国民の税金の横領行為であると非難しました。

 一方、タクシン暫定首相は15日、あらためて公務視察訪問は政府が進めてきた政策やプロジェクトの進捗状況及び問題点を見極めるために行っていると語り、やり直し総選挙とは無関係である事を強調していました。

 これはタクシン暫定首相一行が前日に、ミャンマー国境に近いカレン系の民族が多く暮らすチァン・マイ県オムゴーイ郡を訪問した理由を聞かれた際に語られたもので、同暫定首相は直接目と耳で政策やプロジェクトの進捗状況を確認し、直接住民の声を吸収して今後の政策に生かすことが政府及び地域住民にとって意義がある事を強調していました。

posted by Jean T. at 02:04| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テレビ報道でもタイ・ラック・タイ党が民主党をリード

 ABACポールは、この程行った朝及び夕方の時間帯のテレビニュース報道に関する調査で、タイ・ラック・タイ党に関する報道が一番多く扱われている事を明らかにした上で、事実上国家の統制下にあるテレビ局が報道を通して間接的な選挙運動を展開していると指摘しました。

 1日から11日かけて行われた今回の調査で、タイ・ラック・タイ党関連の報道が1,188.48分で一番多く、以下、民主党関連が519.34分と続く結果になっていたようです。

 因みにタイ・ラック・タイ党関連報道の多くがタクシン暫定首相絡みだったのに対して、民主党関連の報道は、主に現在地上波各局で放映されているアピシット党首のイメージ広告関連や政策方針関連の報道が多くを占めていたようです。

 尚、ABACポールが過去に行った意識調査で、大多数がテレビの報道が投票動向に影響を与えると回答するという結果が出ていました。

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2006年08月15日

暫定首相、19日をもって定例政見放送を一時中止させる方針

 タクシン暫定首相は14日朝、総選挙告示前の19日の放送分をもって定例政見放送を一時中止させる方針を明らかにしていました。

 総選挙の日程が明確になった直後にタクシン暫定首相が定例政見放送を再開させた事に対して、かねてから政府の優位性を乱用して総選挙を有利に戦いたいとの思惑があったと指摘され、各階層から早急に放送を中止するべきであるとの声が噴出していました。

 尚、タクシン暫定首相は再開後の放送の中で、総選挙の告示をもって放送を中止させる方針を明らかにしていました。

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2006年08月14日

チューウィット氏、暫定首相の首相指名辞退宣言はあり得ない

 チャート・タイ党暫定副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は13日、総選挙前にタクシン暫定首相が次期首相指名辞退ないし政界一時引退を宣言する事はあり得ないとの認識を示しました。

 同氏によると、所謂草の根層がタイ・ラック・タイ党ではなくタクシン・チンナワット警察中佐を支持している状況では、自らが党首を務めているタイ・ラック・タイ党を選挙戦で勝利に導くためにも首相指名辞退や一時引退を宣言する事はある得ないとのこと。

 また、民主党が政権奪取を視野に選挙戦を戦い抜く方針を明らかにしている事に関しては、仮にタクシン暫定首相が首相指名辞退や一時引退を宣言した場合は、民主党やチャート・タイに票が流れる事もあり得るが、現状ではバンコクや南部を中心とした支持層から票を得たとしても下院議会内で150議席を確保することすら難しい状況にあるとの認識を示していました。尚、チャート・タイ党に関しては、現状では前回水準の20議席から25議席を確保するとの見通しを示していました。

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チューウィット氏、次期選挙委5人を大胆予測

 チャート・タイ暫定副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は13日、次期選挙委員会委員に選定される5人を大胆に予測した上で、国民に対して必要以上に新選挙委員会委員に情勢解決の期待を寄せないよう呼びかけました。

 チューウィット氏は発言の中で、15日に開かれる暫定上院議会でウイチャー・マハークン氏、アピチャート・スカッカーノン氏、ウドム・フゥアフン氏、ソムチャイ・ヂュンプラスゥト氏及びスメート・ウパニサーゴン氏の5人が選挙委員会の新委員として選出されるとの見通しを示した上で、ゲーオサン・アティポーティ氏、ナーム・イムイェーム氏、ソットシリー・スタヤタム女史、ワサン・ソーイピスット氏及びプラパン・ナイゴーウィット氏が落選する理由に関しては、僅かにナム氏はイムイェーム(笑顔を顔に浮かべる)という姓を持ちながら(タイ・ラック・タイ党に対して)微笑まない人物であると語るに留め、それ以上の詳細に関しては、「今明らかにするとマスコミと一緒に裁判所の被告席に立たされる」と語り明言を避けていました。

 暫定上院議会に於ける選挙委員会委員の選出に絡んでは、タイ・ラック・タイ党のシンパが多い現在の暫定上院議会の勢力分布では、ゲーオサン氏やナム氏等の反タイ・ラック・タイ党と見られる人物の当選は難しいとの見方や、特定議員の当選を阻止する為にタイ・ラック・タイ党から5,000万バーツの現金がスチョン暫定上院議長に渡っているとの噂が取り沙汰されています。

 尚、暫定上院議員のソムブーン・トーンブラン氏(ヤソートン県)が、特定の候補者の選挙委員会委員就任を阻止する為にタイ・ラック・タイ党が5,000万バーツの現金をスチョン暫定上院議長に支払ったと告発している事に関して、タイ・ラック・タイ党のスダーラット副党首は13日、党は既に暫定上院議会によって選出されたいかなる委員も受け入れる準備があると語り買収疑惑を否定していました。

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民主党、貧困対策予算増額は国民の血税を使った集票行為

 民主党のサーティット副報道官は13日、タクシン暫定首相が東北地方を公務視察訪問した際に貧困対策予算を2千億バーツに増額する方針を明らかにした事に関して、次期政権を安堵する為に国民の血税を使って地方の貧困層の票を買収した行為に他ならないと非難しました。

 更に同副報道官は、タクシン暫定首相が未だ開港可能な段階にはないと指摘されているスワンナプーム新国際空港の9月28日正式開港に固執しているのは、必要以上に新国際空港の開港をタイ・ラック・タイ党の成果であると強調する事により選挙の票に結びつけたいとの暫定首相側の思惑があると指摘した上で、本来新国際空港は安全面を含め全てが100%「大丈夫」な状態になってから開港するべきものであると指摘していました。

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2006年08月13日

暫定首相、政見放送の中で己の成果を誇示 他

 タクシン暫定首相は12日朝放送された定例政見放送の中で、自分が政権について以来継続的な経済成長を達成してきた事を誇示しました。

 過去の放送の中で定例政見放送を政治的な目的で使用した事は一度もなかったと強弁していたタクシン暫定首相は、総選挙の公示直前に放送された定例政見放送の中で、自分が政権についた時点で4兆9,200億の水準だった国内総生産額を、昨年末時点で7兆1千億の水準まで増加させ、更に今年末には7兆4千億の水準が達成できる見通しであると語り、タクシン政権の経済政策の成果を強調した上で、今後も海外投資家や外国人旅行者のタイに対する信頼を維持する為に、原油高問題や”ルールを尊重しない者によってもたらされた”不安定な政治情勢等の問題の克服に全力を挙げて取り組むと語りました。

 一方、タクシン暫定首相は放送の中では、政府が検討進めてきた初等課程に通う児童全員にノートブックPCを提供する政策を推進させるために、11月に試験的に地方の児童に低価格PCを提供する方法を明らかにしていました。

 同暫定首相によると、この政策の推進により、将来的に初等課程に通う児童は教科書を持ち歩くことなく、デジタル化された教科書が保存されたPCだけを持って学校に通うことが出来るようになるとのこと。

 また、昨日の放送の中では国王の認証を得て15日に選挙委員会委員及び国家汚職取締委員会委員選出の為の特別上院議会が開かれることを明らかにしていました。

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2006年08月12日

暫定首相、名簿順位一位と首相になるかは無関係

 タクシン暫定首相は11日、現状では比例代表区の名簿順位1位の候補者として10月15日に予定されているやり直し総選挙に出馬する予定になっている事を明らかにした上で、最終的に候補者受付が始まる9月5日か6日に明確になるだろうと語りました。

 しかし、比例代表順位が仮に一位であったとしても、それが首相に就任する為の条件には為り得ず、比例代表順位に関係なく法律に則った下院議会の手続きで選出された者が首相になることが出来ると語り、いたずらに名簿順位一位と首相続投を結びつける事がないようマスコミに釘を刺していました。

 また、タクシン暫定首相は、やり直し総選挙後に再度内閣の組織を委ねられた場合は、政治改革推進のみに専念する暫定内閣を組織するのか、それとも任期全うを視野にいれた通常の内閣を組織するのかとの質問に対しては、現状ではまだ決心が付いていないと語り明確な回答を避けていました。

 タクシン暫定首相は、無効となった4月2日の総選挙の際に、仮に内閣の組織を委ねられた場合は、政治改革に専念する為の内閣を組織し、政治改革終了後に下院議会を再度解散させる方針を公約の一つに掲げていました。また、その際に野党や学識経験者等を包括した政治改革を実現させるための挙国一致内閣構想が発表されていました。

 一方、やり直し総選挙で比例代表区からの擁立を辞退するのではないかと伝えられている同党のスラナン・ウェーッチャーチーワ氏(暫定首相府大臣、アピシット民主党党首の年上の従兄弟)は11日、党創立時からのメンバーとして総選挙まで全力を挙げて党友の選挙活動の支援にあたるとしたものの、総選挙後に関しては党首であるタクシン暫定首相から与えられる任務及び政治情勢に基づき今後の身の振り方を決断するつもりであると語り、総選挙後の政界引退に含みを持たせていました。

posted by Jean T. at 02:27| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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