10日16時から都内サナーム・ルワンで市民集会の開催を予定しているクーデターに反対する9月19日ネットワークは9日、予定通り集会を開催する方針を再確認した上で、約500人から1,000人の集会参加者が見込まれる事を明らかにしました。
ネットワーク幹部のソムバット・ブンンガームアノン氏によると、16時から集会を開催し、18時に近くにある民主記念塔までデモ行進を行い、そこで国家安全保障評議会によって制定された暫定憲法を燃やしてクーデターに抗議するというパフォーマンスを演じ国民に真摯な姿勢で活動をしている事をアピールする予定でいるようです。
また、ソムバット氏は、先に集会の延期を明らかにした民主主義の為の市民ネットワークの主催者が、実際には純粋な気持ちで集会に参加する者が200人から300人程度しか見込めないのに対して、敢えて3万人規模の参加者が集会にあつまると喧伝していた事に対して疑念を呈していました。
一方、タクシン前首相の法律顧問であるノパドン・パッタマ氏は、あらためて同前首相が反クーデターを標榜する団体や活動家の資金支援をしているとの噂を否定していました。