18日5:00前、プラヂュアップキーリーカン県プラーナブリー郡内にある民家内から爆発が発生し、51歳の家主の男性が死亡し、同居している46歳の家主の実妹が重傷を負った。
近所に住む33歳の家主の息子は、何故爆発物が屋内にあったのか全く心当たりが無いと語っている。
警察側は、死亡した男性がどこからか拾ってきた爆発物を、それとは知らずに分解しようとして爆発させたのではないかとの見方を示した。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 |
18日5:00前、プラヂュアップキーリーカン県プラーナブリー郡内にある民家内から爆発が発生し、51歳の家主の男性が死亡し、同居している46歳の家主の実妹が重傷を負った。
近所に住む33歳の家主の息子は、何故爆発物が屋内にあったのか全く心当たりが無いと語っている。
警察側は、死亡した男性がどこからか拾ってきた爆発物を、それとは知らずに分解しようとして爆発させたのではないかとの見方を示した。
15日夜半から16日未明にかけてナラーティワート県内を通る幹線上で、爆発物が発見され当局側によって処理された他、合計20ヶ所で広域に渡って不審物や切り倒された立木が路上に放置されるなどし、更にバーヂョ郡内及びスンガイ・ゴーロック郡内では、軍の臨時駐留地に向けた銃の乱射、数分間に渡る銃撃戦が発生したが、軍側には人的な被害は無かった。
更に16日午前には、タークバイ郡内の幹線脇で爆発物が発見され当局側が処理に追われた他、ルゥーソ郡内では、8:00過ぎに軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発し、軍関係者3人が負傷を負った(人的な被害は無かったとする報道もある)。
また、ヤッラー県内では、15日夜半かた16日未明にかけて、ラーマン郡内の保健所内に設けられた軍の臨時駐留地に向けた銃の乱射、数分間に渡る銃撃戦が発生し軍関係者1人が負傷を負い、実行グループ側は路上に切り倒された立木を放置したり鋲を撒いたりしながら逃走するという事件が発生し、またグローンピナン郡内では、路上の警戒作業にあたっていた当局関係車両に向けた銃の乱射、数分間に渡る銃撃戦が発生したが、当局側には人的な被害は無かった。
更にグロンピナン郡内では不審物が発見され当局側が処理に追われ、また県都内では広域に渡って公衆電話が放火されたり、不審物が路上に放置されたり、鋲が路上に撒かれたりした。
また、県都内では同日午前、中心部にある食堂付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し店主の女性が負傷を追ったほか、ラムマイ地区内では人数不明の一味が銃を発砲し採石場の従業員を威嚇した上で、同所所属のガソリン運搬車両に火を放ち全焼させ500万バーツ以上の損害をもたらすという事件が発生している。
一方、ソンクラー県サバーヨーイ郡内では16日8:00前、教師の警護作業にあたっていた軍関係車両の通過にあわせ爆発物が爆発するという事件が発生したが、幸い人的な被害は無かった。
また、同郡内では同日早朝、ゴム農園内で作業中だった仏教系住民男性が何者かに銃撃され重傷を負うという事件が発生していた。男性は学校の用務員。
14日夜半から15日未明にかけてパッターニー県内及びソンクラー県内広域に渡って放火、襲撃事件が連続して発生した。
パッターニー県内では、6郡内15ヶ所で学校や公衆電話、工事用トラクターや10輪車両の放火、燃えたタイヤや切り倒された立木の路上への放置、鋲の路上への撒布、電柱の引き倒しが発生した他、トゥンヤーンデーン郡内では7-8人の一味がタムボン行政機構の庁舎の警備に当たっていた警備員に銃を突きつけた上で、庁舎内のコンピュータ等を盗み出した上で放火するという事件が、またサーイブリー郡内では、人数不明の一味が警察の検問所に向け銃を乱射し、警察官1人が負傷を負った(報道によっては人的被害は無しとするものも)。
パッターニー県内では14日夕方過ぎに県都内中心部で、バイクで路上を走行中だったインカユット司令本部所属の元陸軍関係者でタムボン行政機構の評議員だったこともある49歳の男性が何者かに銃撃され死亡するという事件が発生していた。
また、ソンクラー県内では、ナーノーム郡内2ヶ所、ヂャナ郡内1ヶ所にある携帯電話の電波塔が放火され、サバーヨーイ郡内では学校が放火され、テーパー郡内では、燃やされたタイヤや爆発物に見せかけた不審物が路上に放置された。
一方、ヤッラー県内では14日17:00過ぎに県都内で、バイクで路上を走行中だったイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡するという事件が、またナラーティワート県内では14日18:00過ぎにルゥーソ郡内で、32歳の元電力現業の集金係だったイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡し、同日夜半にはシーサコン郡内で、小型トラックに乗った2人組が乗用車に向け銃を乱射し、運転中だった26歳のイスラム系住民男性が死亡し、29歳の副村長が重傷を負うという事件が発生している。
また、15日未明には軍・警察の混成チームがナラーティワート県タークバイ郡内で集中摘発を行い、RKKの構成員と見られる36歳と17歳の男の身柄を拘束し、爆発物の製作に使用されたと見られる大量の部材を押収した。
14日14:30過ぎ、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡中心部でバイクに仕掛けられていた爆発物が爆発し、付近にあった薬局のオーナー男性(49)1人が搬送先の病院で死亡し7人前後が重傷を負った。負傷者には3人前後の当局関係者が含まれていると見られる。
現場は、ガシコン銀行支店の正面で、郡警察署から約400メートル離れた地点。
爆発物は、付近を通過する国境警備警察の車両の通過に会わせ自動車用のリモコンを使用して遠隔操作で起爆したと見られる。
また、この爆破に先立つ14日14:00前には同県ランゲ郡内で、一連の不穏な動きに関与した容疑で逮捕され現在仮釈放中の26歳の容疑者の男が自宅前で昼寝中に、小型トラックに乗った男に銃撃され死亡した。当局側は分離主義組織側による口封じの為の犯行と見て捜査を開始した。
更に、同県内では、14日未明にスンガイ・ゴーロック郡内中心部で、カラオケ店に隣接する民家が放火されカラオケ店を含む3軒が全焼した。
一方、13日8:30前には同県インゴー郡内で、市場での仕入れを終え行商に向かうために小型トラックを運転中だった38歳のイスラム系住民男性が、小型トラックに乗った人数不明の一味に銃撃され死亡した。
また、軍・警察の混成チームは13日6:00前にソンクラー県テーパー郡内で、一連の不穏な動きに幹部クラスとして関与した疑いがあるパッタニー県県警察の捜査部門に所属する巡査長補の自宅で強制家宅捜索を行い拳銃2丁、ライフル1丁を押収した。
・10日夜半から11日未明にかけて、ヤッラー県内広域に渡って当局関係者に向けた銃乱射等の不穏な動きが連続して発生。
ターントー郡内では、4ヶ所の学校内外に設けられた軍や警察、国境警備警察の臨時駐留地や検問所に向けた銃の乱射が発生。幸い人的な被害は無し。
グロンピナン郡内では、村道に設けられた軍の検問所に向けた銃の乱射が発生し、軍関係者1人が軽傷。
ラーマン郡内では、モスク裏に設けられた軍の検問所に向けた銃の乱射が発生。幸い人的な被害は無し。
ベートン郡内では、2ヶ所の変電施設に向け銃弾が撃ち込まれた他、切り倒された立木や不審物、燃えたタイヤ等が幹線上に放置。
県都内では、電柱3本が幹線道路に向け倒されると共に偽爆弾が付近に置かれる。
・11日5:00前、軍・警察の混成チームはナラーティワート県ランゲ郡内で集中摘発を行い、5日に発生した、5人の軍関係者が負傷を負った爆破事件に関与した容疑で8人の身柄を拘束すると共に、爆発物の製作に使用されたと見られる部材やリモートコントロール関連部品、銃器類2丁や銃弾多数等を押収。
・11日午前、ヤッラー県県都の警察当局は、宿泊中の不審な若者グループ所有の車両の中に不審物が置かれているとの通報に基づきチャーンリー・ホテル内で処理作業を行うと共に事情聴取の為に9人組の若者グループを署に連行。尚、不審物は単なるスピーカだったことが判明。
・11日午後、ヤッラー県ラーマン郡内で、バイクで路上を走行中だった40歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷。
・11日15:00過ぎ、パッターニー県ガポー郡内で、バイクで路上を走行中だったイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷。男性は警察の情報要員。
・12日0:00過ぎ、ソンクラー県テーパー郡内で、バイクの2人乗りで路上を走行中だった29歳と20歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った2人組と見られる者に銃撃され2人とも重傷。
・12日午前、ヤッラー県の県警察は、分離主義組織の地域幹部クラスと見られる22歳と28歳の男を逮捕した事を明らかに。何れも銃撃や爆破事件等に関与した容疑で逮捕状が発行されていた。
・12日11:00過ぎ、パッターニー県ガポー郡内で、自宅兼用のバイク修理店内でバイクの修理中だった27歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷。男性は政府が進める雇用促進策により自警警備組織の職を得ていた。
10日20:00過ぎ、ヤッラー県ヤッハー郡内で、人数不明の一味が路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両に向け銃を乱射し、軍側との間で20分以上に渡って銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生した。発生現場はモスクの近く。
この銃撃戦による軍側の人的な被害は確認されていない。
当局側は、一味側に複数人の負傷者がいると見て付近一帯を封鎖し実行グループの行方を追っている。
一方、同県ラーマン郡内では18:00前に、バイクに乗った2人組が茶店内で飲食中だった49歳のイスラム系住民男性に向け銃を発砲し、男性が死亡するという事件が発生している。
10日6:00前、パッターニー県ヤッリン郡内で、人数不明の一味が9日未明に殺害した71歳の老人の生首を路上に放置すると共に、回収に現れた当局関係者の到着を狙って付近に爆発物を仕掛けるという事件が発生した。
幸い、通報を受け現場に駆けつけた当局側が、電波遮断装置を使用し周囲一体の携帯電話用の電波を遮断した上で回収作業に着手した際に不審物を発見し安全処理を行った為、人的な被害を及ぼすことは無かった。
発見された爆発物は8Kg重量のもので、自動車用のリモートコントロールを利用して遠隔操作で起爆する仕掛けになっており、一味側は、当初切断された頭部と一緒に路上脇の立木に括り付けていたと見られるが、通行中の車両が立木に接触した際に頭部の部分だけ路上の飛ばされてしまい爆発物が晒された状態になっていたために、当局側の目にとまり爆発による被害を未然に防ぐことが出来た。
尚、同様に首を切断され殺害された81歳の老人の頭部は、9日昼過ぎに同郡内にある学校の正門付近で偽爆弾と一緒に放置されているのが発見され回収されているという。
また、同郡内で8日発生した2人が死亡した保健所襲撃事件に絡んで、使用された銃が過去に5件以上の犯行に使用されていたものと一致すること、また、これまでに行われた集中摘発により数人の容疑者の身柄が拘束されている事が明らかになっている。
一方、ナラーティワート県ランゲ郡内では10日7:00過ぎ、ゴム農園内で作業中だった33歳(報道により53歳)のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡するという事件が発生したが、被害者の家族が当局側の捜査を頑なに拒んでいる為事件の発生状況に関しては明確になっていない。また、8:00前には同郡内で村道内をバイクで走行中だった30歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。
更に、同県スンガイ・パーディー郡内では同日午前、人数不明の一味が教師の警護任務に就いていた軍関係車両の通過に会わせ銃を乱射し、銃撃戦を展開した後に逃走。この銃撃戦により一味側2人が死亡し、軍関係者1人が負傷を負った。
また、ヤッラー県グロンピナン郡内では10:00過ぎ、人数不明の一味が路上の警戒作業中だった軍関係車両の通過に合わせ爆発物を爆発させると共に車両に向け銃を乱射するという事件が発生し、爆破及び銃撃により軍関係者2人が負傷を負った。実行グループ側は路上に鋲を撒きながら逃走した。
9日午後、ナラーティワート県内で連続して銃撃事件が発生し、女性2人を含む4人が死亡した。
同県県都内では15:00過ぎ、小型トラックに乗った4人組がゴム農園内でゴムの木の小型トラックへの積み込み作業中だった仲買業者等に向け銃を乱射し、52歳と15歳の男性が死亡し、17歳と30歳の男性が重傷を負った。4人は何れもイスラム教徒だった。
更にルゥーソ郡内では夕方過ぎ、バイクの2人乗りで路上を走行中だった40歳と35歳のイスラム系住民女性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。40歳の女性の弟は村自警組織に所属していた。
一方、パッターニー県ヤッラン郡内では15:00過ぎ、人数不明の一味が教師の警護作業を終えバイク4台に分乗し本隊に戻る途上にあった軍関係者8人に向け銃を乱射し、数分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。 この銃撃戦により軍関係者1人が負傷を負った。尚、一部報道は一味側が路上脇に仕掛けた爆発物を爆破させた上で銃を乱射したと報じている。
9日朝、パッターニー県ヤッリン郡内で、人数不明の一味が2軒の民家に押し入り、それぞれ就寝中だった84歳と73歳の仏教系住民男性の首を切断し殺害した上で、遺体もろとも家屋に火を放ち逃走。屋内には焼けこげた胴体だけの遺体が残されていた。
同郡内では前日昼過ぎに、保健所の女性所長と職員の2人が押し入った一味に射殺されるという事件が発生していた他、前日20:00過ぎから9日1:30過ぎにかけて合計4校の学校が放火され、更に未明には幹線上で偽爆弾が発見され回収処理されていた。
また、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内では、9日早朝線路の固定用ボルト20本が何者かによって外されているのが確認された。
一方、軍・警察の混成チームは9日未明、ヤッラー県県都内ターサープ地区内で集中摘発を行い実行部隊の地域幹部と見られる者を含む5人の身柄を拘束し、銃器類3丁や銃弾多数、煽動用のCD、煽動ビラや暗殺ターゲットと見られる当局幹部の住宅に印が付けられた地図等を押収した。
・8日朝、軍・警察の混成チームはナラーティワート県ルゥーソ郡内3ヶ村で集中摘発を行い、49人の身柄を拘束し、拳銃3丁や爆発物の製作に使用されたと見られる部材多数等を押収。
・8日8:00前、ヤッラー県ヤッハー郡内の農園内で、66歳(報道により61歳)のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡。男性は元村長。
・8日13:00前、パッターニー県ヤッラン郡内で、人数不明の一味が保健所に火を放つと共に内部に向け銃を乱射し44歳の女性所長と職員男性が死亡。火災はボヤ程度で消し止められる。この事件の発生を受け保健当局は郡内15ヶ所の保健所の一時閉鎖を決定。
また、前後して同郡内で不審物の回収作業に現れた爆発物処理班等を狙った銃乱射が発生したが、人的な被害は確認されていない。
・8日16:30前、ナラーティワート県ランゲ郡内で、同県ヂョアイローン郡内にある基地に戻るためにバイクで路上を走行中だった33歳の軍関係者が、バイク2台に分乗した4人組に銃撃され死亡。死亡した軍関係者は諜報任務についており、ランゲ郡内で分離主義組織側の動向に関する情報の収集作業を終え基地に戻る途上で銃撃された。
・8日20:00過ぎ、パッターニー県ヤッラン郡内で学校2校が連続して放火。実行グループは鋲を路上に撒きながら逃走。
7日20:30頃、ソンクラー県テーパー地区内で、バイクで村内のパトロール中だった村自警組織に所属する男性が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃されと事がきっかけで、応援に駆けつけた自警組織員と一味との間で約10分間の銃撃戦が展開され、自警組織員2人が負傷を負うという事件が発生した。
尚、銃撃戦後逃走した一味側の被害状況は不明。
この事件に先立つ20:00前、ヤッラー県県都ラムマイ地区内で電源施設が放火され付近の一部が停電した他、同ユポー地区内では電柱が放火されると共に付近の路上に鋲が撒かれる事件がほぼ同時に発生した。
また、同県ヤッハー郡内では、路上脇にあるサーラーが放火されると共に、燃えたタイヤが路上に放置された。
一方、16:30過ぎナラーティワート県ウェーン郡内で、小型トラックで路上を走行中だった44歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され負傷を負った。尚、同乗していた3歳の男性の息子及び20歳の男性は難を逃れた。
7日15:00前、パッターニー県マーヨー郡内で、路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発し、プラヂュワップ・キーリーカン県内の師団から派遣されていた軍関係者2人が死亡し、4人が負傷を負った。負傷を負った4人の内2人は重傷だという。
爆発物の起爆には自動車用のリモートコントロール装置が使用されたと見られる。
また、ソンクラー県内では、7日7:00前にサバーヨーイ郡内のゴム農園内で、ゴム液の採取作業中だった仏教系住民夫婦が、付近に潜んでいた2人前後と見られる一味に銃撃され42歳の妻が死亡し、52歳の夫が重傷を負った。
一方、軍・警察の混成チームは7日未明、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で集中摘発を行い、村内のモスク内でM16用の銃弾94発、ゲリラ戦に関する書物、法務省科学捜査研究所所長代行のポンティップ・ローヂャナスナン女史や失踪イスラム弁護士夫人として知られるアンカナー・ニーラパイヂット女史(国家立法議会議員、国家憲法起草議会議員)等の名前が記された暗殺目標対象者の名前を記したと見られるリスト等を押収した他、民家内に潜んでいた22歳から29歳の男4人の身柄を拘束した。
また、前日に国内通商事務所付きの運転手が殺害され遺体に火を放たれるという凄惨な事件が発生したヤッラー県県都内ターサープ地区内で7日未明に行われた集中摘発により12人が、また、同県ラーマン郡内で行われた集中摘発では32人が身柄を拘束されている。
ブンロート防衛大臣は6日、南部国境三県域に於ける一連の不穏な動きに関与している大物指導者の名前を突き止めた事を明らかにした上で、近い将来良いニュースが国内にもたらされる事になるとの見通しを示した。
同大臣によると、大物指導者は活動方針の立案や各組織に伝えられる指令系統を統括する重要な人物だという。
尚、大物指導者の詳細に関しては明らかにされていないが、分離主義組織の中でも過激派と見られているBRNコーディネートや傘下と見られるRKKの首領とされるスペーイン・バーソー容疑者やマセー・ウセン容疑者は、何れも三県域内の実行部隊の指導者的な立場でしかないという。
また同大臣は、大物指導者の上に戦略や政策の立案に関与している政治部門の幹部が居るとの情報を掴んでいる事を明らかにした上で、現在行われている特定作業により近い将来身元を突き止める事が出来るとの見通しを示した。
6日17:00過ぎ、ヤッラー県県都ターサープ地区内の路上で、帰宅の為にバイクで路上を走行中だった47歳の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され殺害された上で、遺体にガソリンをかけられ火を放たれるという事件が発生した。
死亡した男性は国内通商事務所付きの運転手で、自宅から10メートルと離れていない地点で事件にあった。
一方、ナラーティワート県ウェーン郡内では6日午後に、商店前で爆発物が発見され回収作業が行われた。
爆発物が発見された付近では、ここ3ヶ月間の間に2回爆発物が仕掛けられていたのが確認されているという。
6日2:00前から4:30頃にかけて、ナラーティワート県内4郡8ヶ所で、連続して軍や警察の臨時駐留地や警備拠点等に向けた銃乱射事件が発生し、2人が死傷した。
乱射事件が発生したのはヂョアイローン郡内にある軍の臨時駐留地、同郡内にある鉄道駅の警備拠点、同郡内にある2ヶ所の学校の警備拠点、バーヂョ郡内にある幹線上に設置された2ヶ所の検問所、ルゥーソ郡内のタムボン行政機構庁舎内に設置された軍の臨時駐留地、シーサコン郡内にあるイスラム系住民宅の8ヶ所で、ヂョアイローン郡内の鉄道駅の警備拠点で発生した銃の乱射及び銃撃戦により22歳の軍関係者が重傷を負い、シーサコン郡内のイスラム系住民宅で発生したバイク2台に分乗した4人組による銃撃により家主の41歳の男性が死亡した。
またほぼ同時に、県内10ヶ所以上で路上に切り倒された立木や爆発物と見せかけた不審物が放置されたり、鋲が撒布されたりしているのが確認された。
一方、軍・警察の混成チームはヤッラー県グロンピナン郡内でRKKの訓練指導教官と見られる兄弟の身柄を拘束した。
自ら当局側に投降する意向だったと語る兄弟は取り調べに対して、当局に対する憎しみの植え付けや地域の防衛意識を植え付ける活動に関与した事は認めているものの、破壊活動関連の訓練を施していた容疑に関しては具体的な証言を避けているという。
一方、国内治安維持第四地区前線司令本部は6日、これまでに行われた集中摘発により合計168人の容疑者の身柄を拘束し、内126人が転向教育センターないしはインカユット司令本部に収容され、42人が国内治安維持第四地区前線司令本部内に収容されている事を明らかにした。
モンコン公共保健大臣は5日、今年5ヶ月間に南部国境三県域内で発生した561件の不穏な動きにより193人が犠牲になり、1,056人が負傷を負った事を明らかにした。
同大臣によると、この統計はソンクラー県、サトゥーン県及び南部国境三県内にある同省傘下の病院47ヶ所で集計されたもので、県別ではナラーティワート県が一番多く負傷者が393人、死亡者が76人となっており、以下ヤッラー県のそれぞれ330人、46人、パッターニー県の243人、48人、ソンクラー県の79人、23人と続く結果になったという。
また、病院に搬送された負傷者の救命率は約80%、搬送先の病院で死亡したケースが19%、事件現場で死亡したケースが11%だった一方で、医師の現場への緊急出動率は僅かに7%と低く、今後機動性のある救急治療体制の確立が急務になっているという。
・4日夜半、ヤッラー県県都内で、人数不明の一味がイスラム系夫婦一族を乗せた小型トラックに向け銃を乱射し、車内にいた3人が死亡し2人が重傷。現場は、県都内の中でもとりわけ分離主義組織側の影響力が強いと見られるラムマイ地区に近く、これまでにも何回か路上を走行中だった住民が襲撃を受けていた。
・5日2:00から4:00にかけて、パッターニー県コークポー郡内で携帯電話用のアンテナ塔や学校が連続して放火。
・5日朝、ヤッラー県ターントー郡内で、ゴム農園に作業に向かうためにバイクで路上を走行中だった39歳(報道により49歳)の仏教系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され軽傷を負い病院で治療を受けた後に帰宅。尚、報道によっては男性は現場で死亡したと報じるものもあるが、男性自身が事件後に警察の事情聴取を受けていることから誤報だと思われる。
・5日9:30過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内で、路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発。軍関係者5人が軽傷(報道により人的被害は無し)。
・5日11:30過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内で、バイクの2人乗りで路上を走行中だった共に21歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。2人は友人の結婚式会場に向かう途上で、1人は選択徴兵制により現在兵役についており、残りの1人は兵役を終え除隊済みだった。
・3日13:30前、ヤッラー県県都ターセ地区内で、人数不明の一味がタムボン行政機構の庁舎に向け銃を乱射し軍関係者をおびき寄せた上で爆発物を爆破。この爆発により、たまたま付近をバイクで通りかかった41歳のイスラム系住民男性が重傷。軍側に被害は無し。
・3日夕方過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、46歳のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡。男性は軍の諜報任務についていた。事件の発生状況に関しては不明。
・3日19:00過ぎ、ヤッラー県ターントー郡内で、バイクに乗った男がモスク前で礼拝を終え談笑中だった住民に向け銃を乱射し、イスラム系住民男性3人が負傷。
・4日未明、軍・警察の混成チームはナラーティワート県タークバイ郡内で集中摘発を行い、19人を身柄拘束すると共にライフル2丁、携行式自動小銃1丁、銃弾多数、配線用部材やデジタル腕時計等の爆発物の製作に使用可能な材料等を押収。
・4日早朝、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で、10本以上の線路の固定用ボルトが何者かによって外されているのが確認。ほぼ同時刻に、郡内を通過中だったスンガイ・ゴーロック行きの鉄道車両(乗員乗客500人強)の気動車部分で故障が発生。外された固定用ボルトと故障との関係は不明。
・4日6:30過ぎ、パッターニー県県都内(報道によりノーンヂック郡内)で、バイクで村道を走行中だった41歳(報道により45歳)の一等曹長が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。一等曹長は、同県ノーンヂック郡内にある陸軍インカユット司令本部所属の訓練指導教官で、事件発生当時は副業にしていたサラパオの茶店への配達中だった。実行犯はお祓いの為に1バーツコイン2枚を遺体脇に置いて逃走。尚、報道によっては、死亡した一等曹長はインカユット司令本部の情報部門に所属していたとするものもあるが、前日ヤッラー県バンナンサター郡内で発生した諜報任務を帯びていた住民の射殺事件と混同している可能性もある。
・4日7:00前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、鉄道駅正面のミニマート前に駐車してあったバイクに仕掛けてあった爆発物が爆発。付近には市場があり、この爆発により買い物客等7人(報道により5人)が負傷。
・4日午後、ナラーティワート県ランゲ郡内で、寺院内で犬の餌付け中だった49歳の住職が、何者かに銃撃され重傷。
・4日19:00過ぎ、パッターニー県ノーンヂック郡内で、人数不明の一味が軍の臨時駐留地に向け銃を乱射し、銃撃戦を展開した後に逃走。更に同一グループと思われる者により郡内2ヶ所の学校が連続放火される。銃撃戦により軍関係者1人が負傷。但し、報道によっては、人数不明の一味が郡内2ヶ所でほぼ同時に軍関係者に向け銃を乱射し、銃撃戦を展開した後に逃走し、更に、同一グループと思われる者により1ヶ所の学校が放火され、1ヶ所目の銃撃戦で軍関係者1人が負傷を負い、2ヶ所目の銃撃戦では死傷者がいる模様と報じるものもある。
2日16:00前、パッターニー県ノーンヂック郡内の幹線上で、帰宅する教師の警護作業中だった軍関係車両に向けた銃の乱射を皮切りに、2ヶ所に仕掛けられていた爆発物の連続爆破、路上に大量の切り倒された立木や燃えたタイヤ、爆発物と見せかけた不審物等の放置、鋲の撒布等の通行妨害により、路線上にある6ヶ所(報道により5ヶ所)の学校に通う教師が一時帰宅できない事態になった。
ヘリコプターで上空から幹線上の安全確認を行うと共に100人以上の当局関係者を動員し障害物の除去作業にあたり、同日23:00前までに足止めされていた教師達は全員帰宅の途についた。
尚、一連の動きによる人的な被害は確認されていない。
2日朝、パッターニー県及びヤッラー県内で連続して爆破・襲撃が発生し、少なくとも当局関係者2人が死亡した。
パッターニー県内では、2日6:00前、県都内の寺院付近で托鉢僧の警護作業にあたっていた軍関係者を狙った爆発が発生し軍関係者1人が負傷を負い、7:00過ぎにはヤッリン郡内で、人数不明の一味が教師の警護作業にあたっていた警察関係車両の通過に合わせて爆発物を爆発させると共に銃を乱射し、警察少尉1人が死亡し5人が負傷を負った。
更に、サーイブリー郡内では、ナラーティワート県バーヂョ郡内にある陸軍基地に向かっていた陸軍関係者が運転する小型トラックを改造した石油積載車が、小型トラックに乗った人数不明の一味による銃撃を受け運転していた陸軍関係者が死亡し、同乗していた副村長が重傷を負った。現場付近に5リットル入りのガソリン容器が放置してあった事から、実行グループ側は事件後に遺体や車等に火を放った上で逃走しようとしたものの、通報で駆けつけた当局側の到着が早かったため断念し逃走したものと見られる。また、初期報道段階では住民が運転するガソリン積載車が銃撃を受けたと報じるものも見られた。
また、パッターニー県内では2日未明から早朝にかけてコークポー郡内で仏教系住民宅が放火され全焼した他、同郡内2ヶ所で住民所有のゴム農園内のゴムの木が何者かによって大量に切り倒されているのが確認された。
一方、ヤッラー県内では2日8:00前、県都内ターサープ地区内にある学校前の路上で、教師の警護作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発し、自警組織員2人が重傷を負った。
更に県都内中心部にある学校付近では、2日10:00前に爆発物が発見され安全処理されている。回収された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式で、実行グループ側が起爆させるために40回以上に渡って電話を使用して起爆を試みていた事が確認されていることから、不発に終わりそのまま放置されていたものと見られる。
また、同県バンナンサター郡内で1日夜半に発生した、集中摘発作業中の当局と人数不明の一味との銃撃戦により死亡した5人の一味の内41歳の男が郡内で発生した7人の軍関係者が死亡した爆破事件を始めとする地域内に発生した数多くの事件に関与した重要なRKKの実行部隊幹部と見られる人物である事が明らかになった。
一方、1日夜半にソンクラー県内の南部国境三県と県境を接する郡内で連続して爆破・放火等が発生した事を受け、軍・警察の混成チームは2日早朝に同県テーパー郡内で集中摘発を行いRKK関係者ないしはシンパと見られる7人の身柄を拘束した。
また、軍・警察の混成チームは2日早朝にヤッラー県ベートン郡ヤッロム地区内でも集中摘発を行ったが、事前に当局側の動きを察知した一味側が既に逃走していた為、当局側がターゲット地区に乗り込んだ時には女性と子供しか地区内に残っていない状態で、不審物の押収や分離主義組織関係者の捕捉には至らなかった。また、集中摘発作業中に居残った女性や子供の住民が当局側の作業を妨害する場面も見られたという。
* 以上2日14:00迄に確認できた報道に基づく