2007年02月19日

首相、今後も対話路線を南部対策の基本に置く

 スラユット首相は16日、南部国境三県域内に於ける一連の不穏な動きに関与している組織関係者との話し合いによる解決に基本を置いて南部対策にあたる方針を再確認すると共に、先に行われたマレーシア首相との首脳会談の席上で、マレーシア側がタイ側の方針を支持した上で両者協議実現に向けた取り組みに全面的に協力する意向が伝えられていた事を明らかにしました。

 尚、スラユット首相によると、既に両者協議実現の目処が立っているものの、時期や相手の組織、タイ側の代表者等に関する詳細に関しては機密事項であるため明らかに出来ないとのこと。

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情報当局、20日までに大規模な破壊活動を計画と警告

 南部国境三県域内に拠点を置く情報当局筋は18日、域内に於ける一連の不穏な動きに関与している組織が中国正月期間にあたる20日までに大規模な破壊活動を計画していると警告ししました。

 同筋によると、警戒が必要な地点は南部国境三県域及び県境を接するソンクラー県のテーパー郡及びサバーヨーイ郡内の公共施設周辺や人が集まる地域、鉄道を中心にした公共交通機関で、主に爆破や当局関係者や一般人を狙った銃撃で構成された破壊活動を計画している可能性が高いとのこと。

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南部情勢 (16-18日)

・15日17:00過ぎ、ヤッラー県県都内で、バイクで路上を走行中だった41歳の男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。男性は、民主党所属元下院議員のプラスゥト・ポンスワンナシリ氏が経営する会社の作業長。

・16日8:30過ぎ、ヤッラー県ヤッハー郡内で、路上脇に潜んでいた人数不明の一味が、警戒作業にあたっていた軍関係車両に向け銃を乱射し、銃撃戦を展開した後に逃走。この銃撃戦で軍傘下の自警組織員二人が重傷。

 更に9:00過ぎ、同一グループと見られる一味が、現場検証に向かっていた当局関係者の車両の通過に会わせ爆発物を爆発させると共に銃を乱射し、銃撃戦を展開した後に路上に鋲を撒いたり倒した立木を放置しながら逃走。この爆発及び銃撃戦で六人の当局関係者が重傷。

・16日13:00過ぎ、パッターニー県ガポー郡内で、モスクでの礼拝を終えた村長が、モスクの出入り口前付近でバイク二台に分乗した四人組に銃撃され重傷。

・16日13:00過ぎ、ヤッラー県ラーマン郡内で、市場内にいた36歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。

・16日、パッターニー県内の一部地域で、現在当局側が募集している自警組織員や志願兵への応募する者はパッターニー国独立を目指す者の敵であると記されたビラや、一連の不穏な動きで被害にあったり、他地域へ転出する為に放置された土地・家屋は(一味側の)戦利押収品であり、これを購入する事を硬く禁ずると記されたビラが撒かれているのが確認される。

・17日7:00前、ナラーティワート県シーサコン郡内の林道脇で、19歳の仏教系住民男性が射殺された上で首を切断され、更に焼かれた状態で死亡しているのが発見される。男性は前日21:00頃に、林へ猟にでかけると言って猟銃を持って飼い犬一匹を連れバイクで出かけていたのが確認されており、また連れて行った飼い犬も一味側によって撲殺されていた。

・17日夕方過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内で、路上脇に潜んでいた人数不明の一味がバイクの二人乗りで村道を走行中だった軍関係者二人に向け銃を乱射し、約5分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この銃撃戦で軍関係者二人が負傷。

・17日夕方過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、バイク二台に分乗し路上を走行中だったイスラム系住民四人が、バイクに乗った二人組に銃撃され住民二人が死亡。

・18日昼過ぎ、パッターニー県サーイブリー郡内で、当局関係者約50人が容疑者の一斉捕捉の為に村内へ通じる道路の閉鎖作業にあたっていた最中に爆発物が爆発し、当局関係者二人が軽傷。

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2007年02月16日

南部情勢、流れ弾に当たって住民2人が負傷を負ったと住民150人が抗議

 15日午前、ヤッラー県ラーマン郡内で、地元行政機構評議会議長やガムナンに率いられた主に女性や子供で構成された約150人の住民が郡庁前に集まり、同日朝に同郡アーソン地区内で軍関係者が不審な3人組めがけて発砲した銃弾の流れ弾に当たり住民2人が負傷を負ったと抗議しました。

 問題となった事件は、同日7:15頃、村内をパトロール中だった軍関係者が、逃げていく黒い服を着た3人組の男を発見し、職務尋問の為に3人組めがけて銃を発砲した際に30歳と33歳の夫婦に流れ弾があたり負傷を負ったというもの。

 抗議住民側は、負傷を負った住民に対する責任の明確化と村内の責任者の許可無く警察や軍関係者が村内に入ることを禁止するよう要求し、最終的に郡長側が住民の抗議を受け入れると共に検討を約束し住民側は散会したようです。

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2007年02月15日

南部情勢 (14日)

・14日未明、ナラーティワート県インゴー郡内で、人数不明の一味が仏教系住民の住宅に向け銃を乱射。家人に人的な被害は無し。家主の男性は、元ヤッラー県知事の実兄で、これまでにも数回同様な事件が発生していた。

・14日6:30過ぎ、ヤッラー県グロンピナン郡内で、ゴム農園へ作業に向かうためにバイクで路上を走行中だった30歳のイスラム系住民男性が、小型トラックに乗った三人組に銃撃され死亡。

・14日8:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、教師の警護作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ、路上脇に仕掛けられていた爆発物が爆発し、軍関係者5人が負傷。

・14日10:30前、ナラーティワート県ガーバン郡内で、41歳の郡庁傘下の自警組織に所属する男性が、後部座席に34歳の夫人を乗せバイクで郡庁から請け負った職務を遂行している最中に、バイクに乗った二人組に銃撃され負傷。

・14日13:00頃、ヤッラー県グロンピナン郡内で、自動車でハーブ薬の行商中だった53歳と29歳の父子が、バイク二台に分乗した四人組に銃撃され二人とも死亡。父子はマハーサラカム県から行商の為に当地に来ていた。

・14日14:30前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、路上脇に潜んでいた人数不明の一味が、教師の警護作業に向かうためにバイク四台に分乗し路上を走行中だった海軍関係者八人(報道によってはバイク二台に分乗した海軍関係者四人)に向け銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この銃撃戦で海軍関係者三人が負傷。

・14日夕方過ぎ、ヤッラー県県都内で、ラーチャブリー県から当地に赴いていたくず鉄回収業の28歳の男性が、くず鉄の回収作業中にバイクに乗った二人組に銃撃され死亡。

・14日19:30過ぎ、パッターニー県ヤッラン郡内で、人数不明の一味が同郡バーン・ソーロン地区警察署に所属する41歳の警察少佐(報道により警察中佐)が運転する車めがけて銃を乱射し、警察少佐が死亡し、同乗していた3歳の娘が重傷。同じく同乗していた夫人は無傷。発生現場は自宅に通じる小道への入り口付近。

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2007年02月14日

スラユット首相がソンティ議長の南部対策の不手際を非難?

 13日23:00現在タイ語報道ではまだ未確認ですがAFP電が、スラユット首相が13日開かれた定例閣議後に記者団に対して陸軍最高司令官でもある国家安全保障評議会のソンティ議長の南部対策に於ける不手際を非難する発言をしたと報じています。

 報道によると、スラユット首相は、ソンティ議長が南部国境三県域内に於ける情勢の改善に期待通りの成果をあげていないことが、自身が目指す政治的な解決に絶望的な障害をもたらし、住民の政府の対策に対する信頼にも影響を与えたというような内容の発言をした事になっているようです。

* 誤報の可能性もあるので14日付けのタイ字各紙で再確認する予定でおります。

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 14日付けのマティチョン等のタイ語報道によると、スラユット首相は、南部情勢に責任を負う国内治安維持部隊統括本部長としてのソンティ議長の3ヶ月間の成果を評価した際に、村レベルの住民との信頼関係醸成の為の作業に関して成果があがっておらず、依然住民だけでなく村レベルの宗教指導者からの信頼の獲得にも至っていないとの見解を示し、それに対してソンティ議長側は、首相の見解を認めた上で、戦力の多くが重要な施設等の警戒作業にかり出され、信頼醸成の為の作業に割くことが出来る戦力が不足していることが成果が上がっていなことの大きな要因であるとし、向こう一ヶ月以内に体制の立て直しに臨む方針を明らかにしていたようです。

 尚、14日付けのバンコクポスト一面に掲載された記事は、AFP電をベースにバンコクポスト側が一部追記しただけのもの。

(10:40 追記)

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南部情勢 (13日)

・12日21:30前、パッターニー県ヤッラン郡内で、夫人を後部座席に乗せバイクで路上を走行中だった55歳の警察官が、人数不明の一味に銃撃され警察官が死亡し、夫人が重傷。

・13日0:00過ぎ、ソンクラー県テーパー郡内で、飼育している牛の移動作業中だった49歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。警察側は、隣接するヤッラー県ターントー郡内で11日に発生した住民三人が銃撃され死亡する事件の実行グループと同一グループによる犯行の線を含め捜査を展開。

・13日3:00過ぎ、ヤッラー県ターントー郡内で、ゴム農園へ作業に向かうためにバイクの二人乗りで路上を走行中だった30歳と45歳の夫婦が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され二人とも重傷。

・13日8:00前、ソンクラー県ハート・ヤイ郡内にあるハート・ヤイ駅構内の運行司令室付近で不審なスーツケースが発見され、あたり一帯を一時封鎖し約二時間かけて回収・安全処理作業を行った結果、利用客が置き忘れた物であることが判明。

・13日8:30前、ヤッラー県ラーマン郡内で、任務を終え車で帰宅の途についていた47歳(報道により42歳)の軍傘下の自警組織に所属する男性が自宅前に車を止めようとしたところで、バイク二台に分乗した四人組に銃撃され男性及び助手席に乗っていた49歳の同僚男性が負傷。

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2007年02月13日

南部情勢 (12日)

・11日夜半、ヤッラー県県都内で、4-5人の一味が軍の駐留地に侵入し軍関係者に向け銃を乱射し、約5分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この銃撃戦で軍傘下の自警組織員一人(26)が負傷。

・12日3:00過ぎ、、ヤッラー県ターントー郡内で、ゴム農園へ作業に向かうためにバイクの二人乗りで路上を走行中だった38歳と35歳の仏教系住民夫婦が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され夫が負傷。

・12日5:00前(報道により11日22:30頃)、ヤッラー県県都内で、人数不明の一味が寺の裏手付近の路上に駐車してあった10輪トラックに火を放ち全焼させる。

・12日6:30前、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で、人数不明の一味が、線路沿いを走る路上脇にある果樹園の垣根の下に仕掛けておいた爆発物を、徒歩で線路上の安全確認作業にあたっていた軍関係者8人(報道により12人)の通行に会わせて爆発させた上で、軍関係者に向け銃を乱射し、約5分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。爆発が発生した際に軍関係者二人が負傷を負い、内一人が同日夕方までに死亡。

 この事件に絡んで、当局関係者が同郡トデン地区内在住の36歳の男を事情聴取の為に連行しようとした際に、住民が抗議の為に約一時間に渡って一帯を封鎖。最終的に当局側の説明を受け入れ男を引き渡す。

・国家安全保障評議会のソンティ議長は12日、マレーシアが国境線付近にタイ国内の武装組織が集結している事を長年懸念していた事を明らかに。タイの南部国境三県域内に於ける文化やイスラムの信仰が、既にイスラム教の近代化に成功しているマレーシア領内に浸透すると、同国内に於ける宗教文化や国家開発、安全保障面に脅威をもたらす恐れがあるとの由。

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2007年02月12日

南部情勢 (11日)

・10日22:00前、ヤッラー県ヤッハー郡内で、バイクで路上を走行中だった40歳のイスラム系住民が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され負傷。

・11日朝、ナラーティワート県ランゲ郡内で、人数不明の一味がスンガイ・ゴーロックに向け走行中だった四両編成の列車に向け銃を乱射し、最後尾の車両に乗車勤務中だったタイ国鉄職員一人が重傷。この事件の影響でスンガイ・ゴーロックからヤッラー間の列車が一時運休。

・11日朝、ヤッラー県ターントー郡内で、バイク三台に分乗した六人組(報道により人数不明の一味)が、ゴム農園内での作業を終え帰宅の為(報道により作業に向かう為)にバイクで路上を走行中だったイスラム系住民夫婦及びその母親三人組に向け銃を乱射し、三人全員が死亡。

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2007年02月11日

南部情勢 (10日)

・10日7:00前、パッターニー県ノーンヂック郡内で、バイクで路上を走行中だった56歳のイスラム系住民男性が、バイク二台に分乗した四人組に銃撃され死亡。

・10日7:00過ぎ、ナラーティワート県バーヂョ郡内で、警戒作業中だった海軍関係者の車列の通過に会わせて、橋の袂付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、4人の海軍関係者が負傷。

・10日7:00過ぎ、ナラーティワート県ターク・バイ郡内で、立木の下に仕掛けられていた爆発物が爆発。人的な被害は無し。

・10日12:00頃、パッターニー県マーヨー郡内で、バイクで路上を走行中だった24歳の住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。

・10日、ヤッラー県ラーマン郡内にある複数のゴム農園内で、「用心棒代として1万バーツを支払え。このことを他言したら殺す」と記されたビラが撒かれているのが確認される。

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2007年02月10日

南部情勢 (9日)

・9日1:30前、ヤッラー県ヤッハー郡内で、ゴム農園へ作業に向かうためにバイクで路上を走行中だった58歳の仏教系住民男性が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され重傷。男性は村自警組織の構成員だった。

・9日13:00過ぎ、ソンクラー県テーパー郡内で、モスクでの礼拝を終えバイクで帰宅途上にあった39歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。男性は、南部国境県正常化推進統括本部が進める雇用機会推進策により学校警備員の職に就いていた。

・9日16時前、ヤッラー県ラーマン郡内で、食料の買い出しの為(報道により警戒作業の為)に市場内にいた38歳と24歳の警察官が、バイク二台に分乗した四人組に銃撃され24歳の警察官が死亡し38歳の警察官が重傷。更に流れ弾に当たった50歳(報道により70歳)の住民女性が重傷。

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2007年02月09日

南部情勢 (8日)

・8日3:00頃、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、電柱の下付近に仕掛けられていた爆発物が爆発。人的な被害は無し。

・8日朝、パッターニー県コークポー郡内で、バイクに乗った男が通り過ぎざまに茶店内に向け手榴弾を投げ込み、店内で休憩中だった村自警組織に所属する二人のイスラム系住民男性が軽傷。

・8日夕方前、パッターニー県コークポー郡内で、バイクで路上を走行中だった42歳の精米施設オーナー男性(仏教徒)が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。二人組は男性の頭部を切断し現場から持ち去る。

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2007年02月08日

南部情勢 (7日)

・7日6:30過ぎ、ヤッラー県ターントー郡内で、ゴム農園へ作業に向かうためにバイクで路上を走行中だった30歳のイスラム系住民男性が、路上脇に潜んでいた二人以上と見られる一味に銃撃され重傷。

・7日7:30前、パッターニー県ヤッリン郡内で、バス停を兼ねたサーラー付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、シリントーン王女の車列の通過に備え安全確認作業にあたっていた当局関係者二人が負傷。現場はヤッリン病院の正面で、シリントーン王女は現場から約100メートル離れた場所にヘリコプターで到着する予定になっていた。

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2007年02月07日

南部情勢 (6日)

・6日未明、ヤッラー県県都内のラム・マイ地区警察署管内で、高圧電線下に仕掛けられていた爆発物が爆発し、この影響で付近一帯やヤッハー郡内、ソンクラー県のサバーヨーイ郡内の一部で一時停電。爆発が発生したラム・マイ地区警察所管内では先月末以来、容疑者の釈放を求める住民による抗議活動や公共施設放火、襲撃事件が散発していた。

・6日8:00前、パッターニー県コークポー郡内で、妻と三歳になる娘を乗せバイクで走行中だった地元行政機構傘下の消防隊に所属する34歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。妻と娘は軽傷。死亡した男性は学校職員の妻を学校に送り届ける途上だった。

・6日夕方過ぎ、パッターニー県ヤッラン郡内で、夫人と息子を乗せ車を運転中だった58歳の村長が交差点で車を徐行させた際に、付近にある電柱の影に隠れていた二人組にライフルで銃撃され死亡。

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2007年02月06日

南部情勢 (5日)

・5日6:30前、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で、人数不明の一味が徒歩で警戒作業にあたっていた軍関係者を狙い爆発物を爆発させた上で銃を乱射し、銃撃戦を展開した後に逃走。銃撃戦により軍関係者三人が軽傷。

・5日7:00前、ナラーティワート県バーヂョ郡内二箇所で、それぞれ路上の警戒作業にあたっている軍関係者の車輌の通過に会わせ爆発物が爆発し、二箇所目の爆発で軍関係者七人が軽傷。尚、報道によっては軽傷者がでた爆発はルゥーソ郡内で発生と報じている。

・5日8:30過ぎ、パッターニー県コークポー郡内で、45歳の村長(イスラム教徒)が運転する小型トラックの通過に会わせて路上脇に仕掛けられていた爆発物が爆発し、副村長及び同乗していたイスラム系住民男性二人(一部報道によると、何れも村自警組織メンバー)が軽傷。尚、一部の報道は村長が運転していた小型トラックに爆発物が仕掛けられていたと報じている。村長は、過去に一味側の襲撃を受けた際に報復射撃で一味二人を死亡させ、スラユット首相から表彰を受けていたことから、兼ねてから一味側の暗殺対象になっていたと見られる。

・5日9:00前、パッターニー県ノーンヂック郡内で、市場内で販売用商品の荷下ろし作業中だった66歳の元村長が、人数不明の一味(報道により徒歩で現れた男)に銃撃され重傷。

・5日10:00前、ナラーティワート県バーヂョ郡内で、教師の警護にあたっていた当局関係者の車輌の通過に会わせ爆発物が爆発。幸い人的被害は無し。

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2007年02月05日

南部情勢 (2日-4日)

・2日11:00過ぎ、ヤッラー県県都内で、自宅前に居た49歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。

・4日6:30前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、ゴム農園に向かう為にバイクで路上を走行中だった68歳の農園主の男性(イスラム教徒)が、農園の入り口付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡。

・4日9:00前、パッターニー県ガポー郡内で、ゴム農園に向かうためにバイクで路上を走行中だった52歳のイスラム系住民男性が、バイク二台に分乗した四人組に銃撃され死亡。

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2007年02月04日

国務大臣、南部に新たに1,200人の副村長を配置

 アーリー国務大臣は2日、南部問題対策の効率化を期すために、新たに1,200人の治安関連担当の副村長を南部国境三県域の該当村に配置する方針を明らかにしました。

 同大臣によると、域内300ヶ村1ヶ村につき5人、合計で1,200人の治安関連担当の副村長を配置する予定とのこと。

  従来は1ヶ村につき1人の治安関連担当の副村長が配置されていたようです。

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2007年02月02日

南部情勢 (1日)

・1日朝、パッターニー県サーイブリー郡の警察当局は、郡内にある民家の床下からライフル銃及び銃弾等を押収。今後登録番号等を基に盗難先を調査。

・1日10:00前、パッターニー県マイゲーン郡内で、路上の警戒作業中だった当局関係者の車輌の通過に会わせ爆発物が爆発。当局側に人的な被害は無し。

・1日11:00前、パッターニー県県都内パガーハラン地区の集落内で、バイクに乗ってアイスクリームの行商中だった45歳の仏教系男性が、バイクに乗った二人組の男に銃殺された上で首を切断される。男性は東北部のノーンブワラムプー県出身。

・1日11:30過ぎ、ヤッラー県ヤッハー郡内で、小型トラックに乗った人数不明の一味が、路上の警戒作業中だった当局関係者に向け銃を乱射し、約5分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この銃撃戦により一人の当局関係者が重傷。

・1日12:00過ぎから13:00前にかけて、ナラーティワート県県都内で、バイクに乗った二人組が店内にいた68歳のバイク修理店の店主男性(仏教徒)を銃撃し殺害した上で、検証の為に当局関係者が到着する頃を見計らって付近に仕掛けていた爆発物を爆発させる。爆発による人的な被害は無し。

・1日13:00過ぎ、ヤッラー県ヤッハー郡内で、バイクで路上を走行中だった副村長が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。

・1日16:30過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、バイクの二人乗りで路上を走行中だった44歳と36歳のゴム農園内で働く仏教徒の夫婦が、バイクに乗った二人組に銃撃され夫が死亡し妻が重傷。夫婦は東北部のコーン・ゲーン県出身。

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2007年02月01日

南部情勢 (31日)

・30日19:00過ぎ、ヤッラー県ラーマン郡内で、バイクで路上を走行中だったイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。男性は村自警組織に所属していた他、過去に緊急雇用促進プロジェクトにより職の紹介を受けていた。

・31日0:00過ぎ、ヤッラー県県都内で、バイクに乗った二人組が建設資材会社に向けM26手榴弾を投げ込み、警備員一人が重傷。

・31日8:30頃、パッターニー県ヤッリン郡レーム・ポー地区内のタムボン行政機構庁事務所前で、付近に潜んでいた人数不明の一味が爆発物を爆発させた上で、教師の警護作業にあたっていた自警組織関係者に向け銃を乱射し、自警組織員三人が負傷を負い、付近にいた住民(報道により自警組織員)一人が死亡。一味側は鋲をまき散らしたり路上脇にある立木を倒す等しながら逃走。

・31日昼前、ナラーティワート県都内中心部で、食堂付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、店内で飲食中だった六人が負傷。

 また、一部報道が、ほぼ同時刻に同県スンガイ・パーディー郡内で爆発が発生していると報じているが、詳細は不明。

・31日15:30過ぎ、パッターニー県コークポー郡内で、運河で釣りをしていた63歳と55歳の仏教系住民兄弟が、バイクに乗った二人組に銃撃され兄が死亡、弟が負傷。

・31日14:00前、ヤッラー県ガーバン郡内で、バイクで路上を走行中だった59歳のイスラム教指導者が何者かに銃撃され死亡。

・31日夕方前、ナラーティワート県ルーソ郡内で、人数不明の一味がスンガイ・ゴーロックからヤッラーに向け走行中だった列車に向け銃を乱射し、食堂車や客車のガラスや一部の燃料タンクに被害を及ぼすも列車は予定通り運行。人的被害は無し。

・31日夕方過ぎ、パッターニー県ヤッラン郡内で、学校の警備作業に向かうためにバイクで路上を走行中だった村自警組織に所属する40歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。

・31日19:30前、パッターニー県マーヨー郡内で、路上脇に潜んでいた人数不明の一味が、パトロール中の当局関係車両に向け銃を乱射し、約5分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。当局側に人的被害は無し。

・南部国境三県域の当局は、分離主義組織関係者に煽動された女性や子供による逮捕された容疑者の釈放を要求する抗議活動が頻発している事を受け、域内の女性や子供に対して、組織側の道具として利用されないよう呼びかけると共に、五人以上の抗議集会行動により3年の禁固若しくは6,000バーツの罰金の両方若しくは一方が科せられる事があり得ると警告。

・スラユット首相は31日、2月11日から13日の日程でタイを公式訪問する予定になっているマレーシアのアブドゥラ首相と、南部情勢や域内に於ける経済基盤、社会開発に関する協力関係の構築、二重国籍者問題等について意見交換を行う意向を明らかに。

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2007年01月31日

南部情勢 (31日)

・29日20:30過ぎ、ヤッラー県県都内で、バイクに乗った二人組が茶店に向け爆発物を投げ込み、店内にいた村長一人を含むイスラム系住民三人が負傷。

・30日2:00頃、ソンクラー県サバーヨーイ郡内で、住民の家屋二軒が連続して放火され、何れも全焼。事件が発生した同郡ピヤン地区は、当局側が赤色地区に指定し警戒を強化していた。

 前日に仏教系夫婦二組が銃撃され三人が死亡したサバーヨーイ郡内では、仏教系住民が他県や他地区内の親戚の家に避難する動きが確認。連続放火事件が発生した地区内では三組の家族が家財道具一式を持って他地区の親戚の家に避難。

・30日9:00過ぎ、ナラーティワート県シーサコン郡内で、教師の警護作業にあたっていた当局関係者の車輌の通過に会わせ、路上脇に仕掛けられていた爆発物が爆発し、当局関係者10人が負傷(内2二人が重傷)。

・30日9:30頃、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、57歳の学校長が、付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され軽傷。尚、初期報道では、バイクで学校に乗り付けた二人組の男に銃撃され校長が軽傷を負い、二人組は鋲等を路上に撒きながら逃走するも、付近一帯を封鎖し緊急配備体制を敷いた当局側により一人が逮捕されたと報じていた。

・30日16:30前、ヤッラー県県都内で、バイクで路上を走行中だった49歳の農業試験場職員男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。

・パッターニー県の県知事は30日、29日に同県ノーンヂック郡内の郡警察署前で発生した容疑者釈放を要求する抗議活動に参加した住民の殆どが何らかの報酬を受け取って活動に参加していた事を明らかにすると共に、各関係当局に対して地域の住民に法的公正・法的手続きに関する正しい知識の普及に注力するよう指示した事を明らかに。

・スラユット首相が、王子の訪問にあわせて2月1日から4日の日程で南部国境三県域を訪問する事が明らかに。

posted by Jean T. at 01:47| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする