2006年11月14日

ヤッラーで襲撃が相次ぐ

 13日10:30過ぎ頃、ヤッラー県ターントー郡内で、妻と7歳の娘を後部座席に乗せバイクで路上を走行中だった39歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され男性と娘が重傷を負うという事件が発生しました。

 また、先立つ8:30頃には同県ラーマン郡内で、妻を後部座席に乗せバイクで路上を走行中だった私立イスラム教学校で宗教を教える53歳の男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。尚、妻は幸い難を逃れているようです。

 一方、12日夜半には、同県県都内の民家内で、妻子と一緒にテレビを見ていた33歳のイスラム系住民男性が、家に押し入った二人組の男に銃撃され死亡するという事件が発生しているようですが、警察側は、男性が関係していたゴムの木の取引を巡る係争が背景にある可能性を含めて捜査を展開しているようです。

posted by Jean T. at 01:11| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月13日

ナラーティワート県で夫婦が銃撃、夫が死亡

 12日昼過ぎ、ナラーティワート県ルーソ郡内で、バイクの二人乗りで路上を走行中だった仏教系住民夫婦が、バイクに乗った二人組に銃撃され、52歳の夫が死亡するという事件が発生しました。

 この事件に先立つ同日0時過ぎには、同じくルーソ郡内で、バイク二台に分乗した3人組が茶店に向けて銃を乱射した上で、爆発物を投げ込み、店内にいた23歳のイスラム系住民が死亡し、1人が重傷を負うという事件が発生していたようです。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月12日

一連の不穏な動きによる犠牲者は既に1,800人強

 2004年1月4日にナラーティワート県内で武器庫襲撃強奪・学校連続放火事件が発生してから2006年10月末までの間に、南部国境三県域内における一連の不穏な動きにより1,815人が死亡し、2,729人が負傷を負っている事が確認されているようです。

 これは、ソンクラーナッカリン大学パッターニー校が行った調査によるもので、死亡者数には当局関係者や一連の動きに関係ない市民の他に、一味側の犠牲者数も含まれているとしています。

 一方、襲撃や放火を恐れヤッラー県県都内の寺院に避難している仏教系住民の数が増え続けており、正式に当局側に登録された住民だけで170人に上っているようです。

 また、ナラーティワート県内の仏教界は、13日から僧侶による該当での托鉢を無期限に中止する方針を明らかにしているようです。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月11日

南部で爆破・襲撃が相次ぐ

 11日7:30過ぎ、ヤッラー県ヤッハー郡内で、路上脇に潜んでいた少なくとも10人以上と見られる一味が、警戒作業中の国境警備警察の車列に向け銃を乱射し、警察官2人を死亡させ、更にM16ライフル2丁を強奪し逃走するという事件が発生しました。

 尚、この事件に関しては、国境警備警察に所属する警察官2人がバイクで路上を走行中に、少なくとも4人以上と見られるバイクに乗った一味に銃撃され、更にナイフで刺された上で殺害され、所持していた拳銃や手榴弾を強奪されたと報じる報道もあります。

 また、支援要請を受け現場に向かっていた当局車両が、路上に撒かれた鋲や偽爆弾により通行を妨害され現場への到着が遅れるという場面も見られたようです。

 ヤッラー県内では、10日20時過ぎにラーマン郡内で、人数不明の一味が軍の検問所に向け爆発物を投げ込むと共に銃を乱射し、軍関係者との間で約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生していたようですが、こちらの方は人的な被害は確認されていないようです。

 一方、ナラーティワート県内では、11日朝バーヂョ郡内で、路上脇に仕掛けられていた携帯電話を遠隔起爆装置に使用したと見られる爆発物が、警戒作業にあたっていた軍関係者の車両の通過に会わせ爆発し、軍関係者2人が軽傷を負うという事件が発生した他、同じく11日朝にルーソ郡内で、郡内7ヶ所で一味側が路上に燃えたタイヤを放置し、更にそれにおびき寄せられた当局関係者の到着に会わせて起爆する目的で爆発物を付近に仕掛けるという事件が発生しましたが、幸い爆発物は全て当局側に処理されているようです。

 同郡内では10日夜半に、教員宿舎に向け火炎瓶が投げ込まれ宿舎が全焼(報道によっては僅かな損傷)するという事件が発生していた他、11日午後には、バイクで路上を走行中だった59歳の副村長が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しているようです。

 また、パッターニー県内では、11日昼前頃にサーイブリー郡内で、バイクで路上を走行中だった48歳のイスラム系住民が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡し、先立つ10日17:30過ぎには同県ヤラン郡内で、バイクで路上を走行中だった51歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負うという事件が発生しているようです。

posted by Jean T. at 19:38| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月10日

ヤッラーで自動車やバイクのショールームが連続爆破

 9日正午過ぎ、ヤッラー県県都内にある自動車やバイクのショールーム8ヶ所がほぼ同時に爆破されるという事件が発生し、重傷を負った女性1人を含む9人(13人や15人とする報道もあり)が負傷を負いました。

 爆発物は何れも、携帯電話を使用した遠隔起爆式と見られているようですが、一部報道は自動車の購入客を装った一味が試乗した際に車内に仕掛けた時限発火式の物が使用されたと報じていました。

 尚、県警察側は、先に県都内で発生した、22件の銀行が連続して爆破された事件と同じグループによる仕業との見方を強めているようです。

  また、連続爆破に先がけて、県都内の路上にT字型の鋲がばらまかれているのが確認されていたようです。

 一方、パッターニー県内では、9日未明にサーイブリー郡内で、修理工場内に置かれていたタムボン行政機構評議会議長の甥が所有する車にスタミナドリンクの瓶を使用した発火装置(報道により爆発物)が仕掛けられているのが発見され、処理されるという事件が発生しています。
 
 自動車修理店の経営者(イスラム教徒)は、陸軍に所属した経験があり、現在は本業の傍ら自警組織のリーダーとして活動していたようです。

 また、6:00前には同県県ノーンヂック郡内で、夫人を後部座席に乗せバイクで走行中だった49歳の住民男性が、バイクに乗った(報道により路上脇に潜んでいた)二人組に銃撃され死亡
し、10:30過ぎにはヤッラン郡内で、道路脇の草刈り作業に従事していた道路事務所の臨時職員の男性(39)が、バイクに乗った男に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

 一方、ヤッラー県県都内にある寺院内では、9日朝までに同県バンナンサター郡内2ヶ村(報道によりバンナンサター郡とタントー郡内)在住の仏教系住民約40家族が避難している事が確認され、更にその後も増え続け、夜までに約100家族が寺院内で避難生活を送っているようです。。

 避難した住民は、郡内で連日発生している襲撃や放火を恐れ避難しているようですが、県側は、住居及び宅地を県側に買い取って欲しいとの住民側からの要求に対しては受け入れを拒否しているものの、今後住民等に必要な支援を提供していく方針を明らかにしているようです。

 また、シリキット王妃が9日夕方までに、避難した住民等に米や衣料品を始めとする生活必需品を下賜しているようです。

posted by Jean T. at 10:58| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

パッターニーの魚市場内で爆破、軍関係者2人が重傷

 8日11:40頃、パッターニー県県都内の魚市場内にある水産加工棟の建設現場付近で爆発が発生し、軍関係者2人(何れも技工兵)が重傷を負うという事件が発生しました。

 爆発現場は、パッターニー県の漁業協会のビル付近で、また水産加工棟の建設に軍が関与していたようです。また、今年初めにもほぼ同じ場所で爆発事件が発生していたようです。

 尚、使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式。

 一方、ヤッラー県バンナンサター郡内では8日9時頃に、約20人いたと見られる一味が、学校の警戒作業にあたっていた軍関係者に向け銃を乱射し、軍関係者との間で約20分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生しています。

 この事件により、軍関係者1人が死亡、2人が負傷を負い、一味側は首領格と見られる男を含む2人が死亡しているようです。

 事件が発生したバンナンサター郡内では、学校放火事件や住民が学校を包囲するという事件が発生しており、同郡内にある学校35校が休校を決定し、更に隣接するグロンピナン郡及び県都内にある学校14校も休校を決定しているようです。

posted by Jean T. at 01:49| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月08日

首相、学校放火事件の再発を受け8日に急遽南部を再訪

 ヤッラー県バンナンサター郡内で7日2:30前頃から明け方にかけて、学校が放火されたのを始め、道路清掃車2台や公衆電話ボックスが連続して放火される事件が発生した事を受け、スラユット首相は8日から急遽南部を再訪する意向を明らかにしました。

 予定では、放火された学校の生徒や教師等と面会する他、前政権時代から続けられている転向した若者等に機会を創成する為の研修プログラムを受けている若者達との面会やソンクラーナッカリン大学パッターニー校で講演を行い、夜にバンコクに戻るようです。

 また、この事件の発生を受けウィヂット教育大臣が7日にヤッラーに急行しているようです。

 一方、スラユット首相が9日に日帰りの日程でブルネイ及びシンガポールを訪問する事が明らかになっています。

 シンガポールではリー首相の他、リー・クアン・ユー氏やネーザン大統領との会談も予定されているようです。

posted by Jean T. at 02:36| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラーティワートの鉄道駅前で爆発、当局関係者1人が軽傷

 7日10時頃、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内にある鉄道駅前付近に駐車してあったバイクに仕掛けられていた爆発物が爆発し、鉄道駅の警戒作業にあたっていた軍関係者1人が軽傷を負うという事件が発生しました。

 尚、この事件に絡んでネーションの英字速報が、一味側が客を乗せた鉄道車両の到着に会わせバイク爆弾を起爆しようとしたが不発に終わったと報じ、更にテレビ報道に基づいたとする一部の日本語報道も同様な報道をしていますが、何れも誤報だったようです。(ただ、私が確認した限りではネーションの速報に先立つ7日12時過ぎ時点で、既に一部のタイ語の活字メディアが爆破により1人が負傷を負ったと報じていることから、12時27分に掲載されたネーションの速報と同様な内容の報道をテレビ報道が本当に伝えていたのかちょっと気になります。)

  一方、この事件に先立つ同日8時前頃、同県ランゲ郡内で、バイクで路上を走行中だった36歳の学校用務員の男性(イスラム教徒)が、車に乗った人数不明の一味に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

 また、パッターニー県県都内では同日朝、バイクの二人乗りで路上を走行中だった36歳と33歳のイスラム系住民夫婦が、小型トラックに乗った人数不明の一味に銃撃され2人とも死亡するという事件が発生しています。

 死亡した男性はガソリンスタンドで働く傍らで地域の自警組織に所属していたようです。

posted by Jean T. at 02:34| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

爆破を防ぐ効果が無かったの理由でプリペイド携帯の登録義務化を中止

 シッティチャイ情報通信技術大臣は7日、南部で頻発している携帯電話を遠隔起爆装置として使用した爆破事件の発生を抑え込むために義務づけられていた、プリペイド携帯用シムカードの使用者登録を中止する方針を明らかにしました。

 これは、使用者登録を義務づけた後も携帯電話を利用した爆破事件を抑え込む効果が殆ど見られなかった事を受けたもので、今後国務省や関係機関と協議した上で中止に持って行きたいようです。

posted by Jean T. at 02:33| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月07日

情報当局、パッターニー県内で大規模な破壊活動のおそれ

 南部に拠点を置く情報当局関係者は6日、南部国境三県内における一連の不穏な動きに関与している一味がパッターニー県内で大規模な破壊活動を計画している恐れがあるとして、関係当局に対して24時間体制で警戒を強化するよう警告しました。

 情報当局側によると、約10Kgの爆発物9個をバイクに仕掛けるという手口で、特にパッターニー県県都内を中心に県内全郡内で、主に当局関係者が警戒作業にあたっている人が集まる地点を狙った破壊活動を計画しているとの情報があるようです。

posted by Jean T. at 02:29| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月06日

ヤッラー県バンナンサター郡内で女性子供約300人が学校を包囲

 5日14:30過ぎ頃、ヤッラー県バンナンサター郡内で、2-3日前に郡内で発生した地元住民が狙われた襲撃事件が当局側の手下によるものだったとの一味側が流したデマにより煽動されたと見られる女性や子供約300人が学校を包囲し、同所を臨時駐留場所としていた軍関係者の入退出を阻止するという事件が発生しましたが、最終的に当局側が6日までに学校内に駐留していた軍関係者を移動させた上で、再度住民達との協議に応じることを約束し、包囲していた住民達は散会しました。

 この事件に絡んで、住民達が包囲していた学校に通じる道路上に、当局車両の通行を妨害する為にT字型の鋲がまかれたり、燃えた古タイヤが放置されていたことから、一連の不穏な動きに関与しているグループが、背後で住民達を煽動していたと見られているようです。

 バンナンサター郡内では、4日未明に四ヶ所の学校が放火されるという事件が発生していた他、5日昼過ぎには、一連の不穏な動きに関係していると見られる一味が軍関係者と銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生していました。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤッラーで銃撃戦、軍関係者1人が重傷

 5日12:20頃、ヤッラー県バンナンサター郡内で、前日未明に放火された学校の被害状況の検証に向かう途上にあった軍関係者の車列に向け、路上脇に潜んでいた、少なくとも10人以上と見られる一味が銃を乱射し、軍関係者との間で約10分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生しました。

 この銃撃戦により軍関係者1人が重傷を負っているようですが、一味側の被害状況は不明。

 この事件に先立つ9:00頃には、同じくバンナンサター郡内で、イクで路上を走行中だった61歳の住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生していました。

 一方、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内では、5日8:00過ぎ頃、ゴム樹液の採取作業に向かうためにバイクで路上を走行中だった50歳のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡するおいう事件が、またパッターニー県ヤラン郡内では、5日12:00頃、バイクで路上を走行中だった56歳の元学校教師が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月05日

タークバイでカラオケ店を狙った連続爆破、少なくとも4人が死傷?

 4日23時頃、ナラーティワート県タークバイ郡内3ヶ所で、カラオケ店を狙った爆破がほぼ同時に発生し、初期報道段階で2人が死亡し、2人が負傷を負っている模様。

 最高検察庁がタークバイ郡内で発生した暴動事件に絡んで逮捕起訴された住民等の起訴を取り下げる決定を3日に行った後に発生した爆破となります。

--------------------------

 その後の報道によると、カラオケ店三件を狙った連続爆破で警察関係者2人を含む5人が負傷を負っているようです。尚、死亡者は確認されていません。

 また、使用された爆発物は何れも携帯電話を使用した遠隔起爆式のもので、約2分間間隔で爆発物を爆破させたと見られているようです。

(タイ時間 16:45追記)

posted by Jean T. at 03:07| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤッラー県内で学校4ヶ所が連続放火

 3日深夜から4日未明にかけて、ヤッラー県バンナンサター郡内にある学校四ヶ所が連続して放火されるという事件が発生、更に、早朝には同郡内で、39歳の妻と13歳の娘を乗せバイクで路上を走行中だった48歳の住民男性が、4人組の男に銃撃され男性と娘が重傷を負うという事件が発生しています。一部報道は、銃撃を受けた男性は学校教師で、一緒に負傷を負ったのは妻だったと伝えています。

 尚、日本語の報道で学校3ヶ所が放火され全半焼したと報じているものがありましたが、おそらく学校3ヶ所が全焼し1ヶ所が一部だけ焼失したと伝えていたテレビ報道を聞き間違えたのか、ネーションの速報を読み間違えたのではないかと思われます。(タイの報道ではよくあるのですが、「学校4ヶ所が放火され、内3ヶ所が全焼し、1ヶ所が半焼した」という様な伝え方をしないで唐突に「学校が放火され、3ヶ所が全焼し1ヶ所が半焼した」と報じる傾向があります)

 一方、ナラーティワート県ランゲ郡内では、4日早朝にバイクで走行中だった41歳のタムボン行政機構評議会副議長の男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月04日

タイ・ラック・タイ党、スラユット首相の謝罪発言を支持

 タイ・ラック・タイ党のヂャートゥロン暫定党首は3日、スラユット首相が南部国境三県を訪問した際に、宗教指導者や住民等に向け現旧政権に成り代わってこれまでの政策の過ちを謝罪した事に関して、今後の南部対策に光明をもたらすものであるとして謝罪発言を支持する意向を明らかにしました。

 また、今回の支持発言は、前政権の南部政策に過ちがあったことを認めた事になるのかとの質問に対しては、前政権時代の政策の一部に過ちがあった事を認めた上で、自身が副首相だった時代から、法の精神に反する部分がある等の問題指摘を行い、当時の政府側も是正に努めていた事を明らかにしていました。

 一方、ヂャートゥロン暫定党首は、喩え別の理由があったとしても現在タクシン前首相が滞在中であるとされる中国へ行くことは得策では無いとして、訪問予定を一週間先延ばしにした事を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月03日

スラユット首相、タークバイ暴動に対する当局側の対応を謝罪

 2日、南部国境三県を訪問したスラユット首相は、現・旧政府になり代わってタークバイ暴動に対する当局側の対応及びこれまでの南部政策の誤りを謝罪しました。

 この発言はパッターニー県内で南部国境三県及びソンクラー県、サトゥーン県から集まった宗教指導者や住民代表等を前に為されたもので、スラユット首相は、南部情勢激化の大部分が政府の誤った政策に由来するものである事を認めると共に、自身が陸軍司令長官だった時代に前政権の誤った政策に対して強硬に反対したにもかかわらず、受け入れられる事が出来なかった事を謝罪しました。

 前政権時代から南部の宗教指導者や民主党等が、政府側が真摯な姿勢で南部の住民に対して政策の誤りを認めることが南部問題を解決させる上で重要であると指摘していました。

 一方、ブンロート防衛大臣は、タークバイ暴動で逮捕された容疑者に対する起訴を取り下げる方向で法務省と協議を行う方針を明らかにしていました。

 この件について同防衛大臣は、地域の団結・和解を推進させると共に早期の正常化を実現したいとする政府側の真摯な姿勢を地域の住民に示す上でも、起訴の取り下げは必要な措置であると説明していました。

 尚、前後してスラユット首相は、全ての容疑者に対して起訴を取り下げるように指示した事を明らかにしていました。

 また、スラユット首相は、パッターニー県内で宗教指導者と会談した際に、非常事態宣言の早期解除を実現させる意向を明らかにしていたようです。

posted by Jean T. at 02:30| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月02日

スラユット首相、2日に南部を訪問

 スラユット首相は1日、あらためて2日に南部を訪問し広く意見を聴取する方針を確認しました。

 尚、今回の訪問には国家安全保障評議会のソンティ議長(陸軍司令長官)も同行する予定になっているようです。

 また、南部問題解決には、些細な事から大局的な部分、簡単なことから難しいことに結びつけて取り組むことを原則に置くことが重要であるとの考えを示していました。

 訪問先では当局関係者の任務遂行状況の視察を行うと共に、地元の宗教指導者や住民等と広く意見交換をする機会を設ける予定でいるようです。

posted by Jean T. at 01:39| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月01日

ナラーティワートで爆破、警官・住民6人が負傷

 10月31日18時過ぎ頃、ナラーティワート県県都内の市場付近にある茶店付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、店内にいた警察官1人を含む6人が負傷を負うという事件が発生しました。

 爆発が発生した茶店は、平素から市場の警戒作業にあたっている当局関係者が利用していたことで知られていたことから、犯行グループは当初から当局関係者に危害を加える目的で犯行に及んだと見られているようです。

 尚、使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式。

posted by Jean T. at 02:25| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月28日

スラユット首相が南部を電撃訪問

 スラユット首相は28日、ナラーティワート県内で発生した爆破事件で負傷を負った僧侶や軍関係者の見舞いの為との名目で急遽ソンクラー県を訪問しました。

 18時前にバンコクを飛び立ち、21:30にはバンコクに帰り着くという強行軍ぶりだったようです。

 尚、先立つ同日午前に施政方針演説の為の議会が開催される前日の10月2日に南部国境三県域を訪問する予定であると語っていたスラユット首相の今回の急な訪問に関してヨンユット政府報道官は、身体の安全確保及び地域に展開する当局関係者の手を煩わしたくないとの気持ちから電撃訪問という形を取ることになったと説明していました。

posted by Jean T. at 20:11| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月27日

ナラーティワートで爆破、当局関係者4人が負傷

 26日12:20頃、ナラーティワート県ランゲ郡内で、路上に放置された燃えたタイヤと偽爆弾によりおびき出された当局関係者が、回収作業及び現場検証作業にあたっているところを見計らって、予め草むらの中に隠されてあった爆発物が爆発するという事件が発生し、当局関係者4人が負傷を負いました。

 使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔操作式のものと見られているようです。

 また、先立つ5時頃には、同県スンガイ・パーディー郡及びヂョアイローン郡内で、ほぼ同時にイスラム系住民男性が銃撃され死亡するという事件が発生しています。

posted by Jean T. at 01:22| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする