2006年10月25日

プレーム枢密院議長、政府の南部政策を支持

 プレーム枢密院評議会議長は24日、政府がタクシン政権によって解体された南部国境県行政センターを南部委国境県開発センターに名前を変えて復活させると共に、同様に解体された文民、軍及び警察を包括した第43合同司令本部を復活させる方針を決定した事に対して、過去に実績を上げてきた組織を復活させる事により南部正常化に向けた取り組みに前進が期待できるとして指示を表明しました。

 更に同議長は、政府側が上記二つの組織の復活に先立って、現在の情勢に応じた構造的な見直しを行うことで、より効率的に対策が講じる事が出来るとの考えを示しました。

 上記に組織に関しては兼ねてから民主党等が、地域の利益より政治的な利益を優先するタクシン政権が上記の二つの組織を解体したことが南部情勢を激化させる要因になったと指摘していました。

 一方、スラユット首相は、まだ具体的な日程は煮詰まっていないと断った上で、25日に行われる国家立法議会への施政方針報告を終了後に南部を訪問する方針を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 01:26| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月23日

ナラーティワートで托鉢僧を狙った爆破、警護の軍関係者1人が死亡


 22日6:30頃、ナラーティワート県県都内中心部で、托鉢中の僧侶及び警戒に当たっていた軍関係者を狙った爆破事件が発生し、軍関係者1人が死亡し、僧侶5人、軍関係者4人及び住民2人が負傷を負うという事件が発生しました。

 事件が発生した場所は、仏教徒系住民の商店街。

 一方、パッターニー県サーイブリー郡内では22日6:40頃、同郡郡庁舎前で清掃作業にあたっていた60歳の男性が、付近に潜んでいた二人組に銃撃され重傷を負うという事件が発生しています。

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2006年10月22日

パッターニーでイスラム教のカップルが銃撃

 21日11:00過ぎ、パッターニー県ヤラン郡内で、何れもイスラム教徒の24歳の男性看護師と22歳の看護学校に通う女性がバイクの二人乗りで路上を走行中に、バイクに乗った二人に銃撃され男性が死亡し、女性が重傷を負うという事件が発生しました。

 負傷を負った女性はバンコクにある看護学校に通っており、バンコクから到着後、出迎えに来た男性のバイクに乗って自宅に向かっているところで事件にあったようです。

 また、21日14:30頃には、ナラーティワート県ランゲ郡内で、29歳のイスラム系住民男性が車で路上を走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され負傷を負うという事件が発生しています。

 更に21日20:30前頃にはヤッラー県グロンピナン郡内で、モスクへ礼拝に行くためにバイクで路上を走行中だった副村長が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

 一方、20日朝にソンクラー県テーパー郡内の茶店で発生した爆破事件で、21日までに合計4人が死亡した事が明らかになっています。

 尚、負傷者9人の内7人は現在病院で治療を受けており、残りの2人は軽傷で既に帰宅しているようです。

posted by Jean T. at 01:38| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月21日

ナラーティワートで銃撃戦

 20日、21時過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内で、路上脇に潜んでいた人数不明の一味が、幹線道路の警戒作業にあたっていた軍関係者に向け銃を乱射し、約5分間に渡って軍関係者との間で銃撃戦を展開した後に逃走する事件が発生し、軍関係者2人が重傷を負うという事件が発生しました。

 更に前後して21:30頃、同県シーサコン郡内で、モスクでの礼拝を終え車で検問所の任務に戻ろうとしていた軍関係者6人に向け、付近に潜んでいた人数不明の一味が銃を乱射し逃走するという事件が発生しましたが、こちらの方は人的な被害は確認されていないようです。

 また、同県内では17:30過ぎにターク・バイ郡内で、バイクで路上を走行中だった38歳の村長が、何者かに銃撃され死亡し、またほぼ同時刻に同じくターク・バイ郡内で48歳の農業・協同組合省関連の研究期間に勤務する男性が、帰宅の為にバイクで走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負うという事件も発生しているようです。

 一方、ヤッラー県内では20日16:00前頃、バンナンサター郡内中心部で、銀行の警備作業にあたっていた警察官3人が、任務を終え帰宅の為にバイクで路上を走行中に、バイク二台に分乗した四人組(報道によりバイクに乗った二人組)に銃撃され3人(報道により2人)とも負傷を負うという事件が発生しています。、

 また襲撃を受けた際に、警察官側発砲した銃弾が銃撃側の内の1人に命中し負傷を負わせているようですが、そのまま逃走しているようです。

 一方、パッターニー県ヤラン郡内では20日21:00過ぎ頃、バイクで路上を走行中だった40歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

 また、パッターニー県内では、県内に全部で82ヶ所ある寺院の内、住職が不在になっている寺院が昨年より20ヶ所増え全部で38ヶ所になっている事が20日までに明らかになっているようです。

posted by Jean T. at 23:14| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月20日

ソンクラーで爆破、少なくとも10人以上が負傷

 20日7:00過ぎ、ソンクラー県テーパー郡内の市場内にある茶店に仕掛けてあった爆発物が爆発し、初期報道段階で店内にいた少なくとも10人以上が負傷を負っている模様。

 爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式と見られているようです。

 南部国境三県及び県境を接するソンクラー県内4郡内では、16日から20日にかけてラマダン期間を記念した破壊行動があり得るとして市場を含む主要地点・施設の警戒が強化されていました。

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 その後の報道で、1人の死亡(報道により店主とも地元住民とも)及び11人の負傷が確認されているようです。

(タイ時間 11:35追記)

posted by Jean T. at 13:32| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スラユット首相、平和的手段で南部問題解決を目指す

 スラユット首相は18日夜、平和的な手段で南部問題解決を目指す意向を明らかにしました。

 これは日帰りで行われたマレーシア訪問から帰国した際に語られたもので、同首相によると今後地域のイスラム教リーダーを始めとするあらゆる階層のイスラム系住民との対話を進め理解の共有を図っていきたいと語っていました。

 また、マレーシア首脳との会談に関しては、同国のアブドゥラ首相を始めとする政府関係者から、現政権が進める南部対策に全面的な支持を得られ、更に、タイ国内に暮らすイスラム同胞が恐怖から解放され平和に暮らせる状況を実現させるのに必要な協力を提供すると共に、イスラム諸国が抱く南部問題に対する誤解の解消に一役買う意向が伝えられた事を明らかにしていました。

 一方、現在施行されている非常事態令に関しては、既に解除の可能性を含め検討中で、情勢を見極めた上で判断すると語るに留めていました。

posted by Jean T. at 03:03| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラーティワートで爆破・襲撃が相次ぐ

 18日22:45頃、ナラーティワート県ターク・バイ郡内で、幹線の警戒作業にあたっていた軍車両の通過にあわせ、路上脇に仕掛けてあった爆発物が爆発し、軍関係者3人が負傷を負うという事件が発生しました。

 使用された爆発物は、携帯電話を使用した遠隔起爆式の物だったと見られているようです。

 また、ほぼ同時刻に同県スンガイ・パーディー郡内(報道によりヂョアイローン郡内)で、41歳(報道により39歳)の村長が自宅前にいるところで、付近に潜んでいた二、三人と見られる一味に銃撃され死亡するという事件が発生しているようです。

 更に、19日夕方過ぎに、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内の家屋内で、35歳の元副村長が頭に銃弾を二発受け死亡しているのが発見された他、ヂョアイローン郡内では同日20時過ぎに、政府が進める就業機会創成政策により国境警備警察関連施設に勤めている29歳のイスラム系住民女性が食堂内で銃撃され死亡する事件が、更にほぼ同時刻に同県ランゲ郡内で、45歳の村長が自宅前付近に潜んでいた一味に銃撃され負傷を負うという事件が発生しています。

 また、同県バーヂョ郡内では19日夜半に、10人以上と見られる一味が森林保護局関係者の宿舎数件に押し入り、少なくとも一件の宿舎内から銃一丁及び銃弾を強奪し逃走しているようです。

 一方、ヤッラー県グロンピナン郡内中心部では19日17:00過ぎ頃、食料の買い出しの為にバイクの二人乗りで路上を走行中だった35歳と17歳の自警組織に所属するイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負い、更に二人の後方をバイクで走行中だった27歳の女性が流れ弾にあたり負傷(報道により銃声に驚きバイクが転倒し負傷)を負うという事件が発生しています。

posted by Jean T. at 03:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月19日

国務大臣、新次官の人事は南部問題を意識したもの

 アーリー国務大臣は18日、17日の閣議でポンパヨーム・ワーサプート氏を国務省次官に据える人事が南部問題を意識したものであったことを認める発言をしました。

 同大臣によると、ポンパヨーム氏は過去にナラーティワート県を始めとする南部の複数の県の県知事を務め南部の情勢に精通する人物であるとのこと。

 一方、政府が前政権時代に解体された南部国境県行政センターを南部国境県開発センターに名前を変え復活させる方針を決定した事に関しては、決して同センターを復活させるだけで南部情勢の解決が出来るわけではないが、同センターの復活により政府側の意思決定課程や任務遂行課程の効率化が期待できるとの認識を示していました。

 また、誰がセンターの総責任者に就任するかに注目が集まっている事に関しては、具体的な調整はこれから行うとした上で、いずれにしても南部に精通した人物を据えることになるとの認識を示していました。

posted by Jean T. at 02:49| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月18日

ヤッラー県内で再度銃撃戦+待ち伏せ爆破襲撃が発生

 18日5:00頃、ヤッラー県ラーマン郡内で、小型トラックに乗った約10人くらいの一味が 軍関係者に向け銃を乱射し、約15分間に渡って銃撃戦を展開し逃走、更に応援要請を受け駆けつけた当局車両の通過にあわせ、予め仕掛けていた爆発物を爆破させるという事件が発生しました。

 初期報道段階で、銃撃戦により軍関係者1人が死亡、4人が負傷を負っているようですが、爆破による人的被害は確認されていないようです。

 同県内では17日昼過ぎに、県都内で一味側が銃撃戦を展開した後に、応援に駆けつけた当局車両の通過にあわせ爆破するという手口の事件が発生したばかりでした。

 また、ラーマン郡内では17日20:30過ぎ頃に、45歳の元村長が自宅内でイスラム教の礼拝を終え自宅外に出たところで、付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され重傷を負うという事件が発生しています。

(タイ時間 11:40 掲載)

posted by Jean T. at 13:37| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

警察官と銃撃戦を展開、更に応援に駆けつけた警察車両を狙い爆破

 17日12:00頃、ヤッラー県県都内中心部で、人数不明の一味が、政府中小企業体(SML)銀行の警備作業にあたっていた警察官に向け銃を乱射し、警察との間で銃撃戦を展開した後に逃走し、更に銃撃戦の発生現場から500m離れた場所にある橋上で、応援要請を受け現場に向かっていた警察車両の通過にあわせ予め仕掛けてあった爆発物を爆破させるという事件が発生しました。

 この一連の事件で、銃撃戦でチァン・マイ県内の国境警備警察隊から派遣されていた警察官1人が死亡、1人が重傷を負い、更に14歳の少年1人を含む2人の住民が流れ弾にあたって負傷を負い、また、爆破により2人の警察官が負傷を負っているようです。

 事件が発生した当日は、国家経済社会政策諮問会議の関係者を乗せた車両が、ヤッラー県内における開発計画及び経済再生計画に関して地元関係者と協議を行うために、事件が発生した銀行前と橋を繋ぐ幹線道路を通過する予定になっていたようです。

 また、同県内では16日20:30頃に県都内で、33歳のタムボン行政機構職員男性がバイクで路上を走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負い、更に16日20:40頃にはラーマン郡内で、43歳のイスラム教教師の男性が自宅前にいるところで、バイクで現れた二人組に銃撃され重傷を負うという事件が発生しています。

 一方、パッターニー県内では、16日21:30頃にノーンヂック郡内で、元村自警組織に所属していた29歳のイスラム系住民男性がバイクで路上を走行中に、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

 また、ナラーティワート県ウェーン郡内では17日20:20頃に、人数不明の一味が同郡警察署のパトロール隊関係者の宿舎に向け火炎瓶を投げつけ、木造平屋建ての宿舎を全焼させるという事件が発生しましたが、幸い宿舎老朽化の為既に使用されていない状態にあったため、人的な被害は確認されていないようです。

posted by Jean T. at 01:48| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月17日

ソンティ議長、南部国境県行政センターを復活させる方針を再確認

 国家安全保障評議会のソンティ議長は16日、タクシン政権よって解体された南部国境県行政センターを南部国境県開発センターに名称を変え復活させる方針を再確認しました。

 ソンティ議長によると、南部国境県開発センターは南部国境県行政センターと同様に、地域内における正常化実現、和解推進及び地域開発に重点を置く国務省が管掌する組織で、管掌地域は従来のパッターニー県、ヤッラー県及びナラーティワート県の南部国境三県に、新たに南部国境三県と接するソンクラー県内4郡及びサトゥーン県全域を含める予定であるとのこと。

 尚、発足時期及び従来は国務省副次官が兼任していたセンター長の人事に関しては、別途関係部署と協議の上で決定する方針でいるようです。

posted by Jean T. at 01:57| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マレーシア外相、南部問題解決に協力する用意

 マレーシアのサイド・ハミド外務大臣は16日、タイ政府側から公式の要請があり次第、タイ政府が取り組む南部正常化実現への取り組みに協力する用意がある事を再確認しました。

 尚、当初20日と伝えられていたスラユット首相のマレーシア訪問が前倒しされ18日に変更された事が明らかになっています。

posted by Jean T. at 01:56| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部国境三県内で襲撃相次ぐ

 16日7:00頃、ヤッラー県バンナンサター郡内で、ゴムの樹液の採取作業を終えバイクで帰宅途上だった47歳と45歳の夫婦が、バイクに乗った二人組に銃撃され夫人が死亡し夫が重傷を負うという事件が、また、8:00過ぎには、同じくバンナンサター郡内で、49歳の地方電力現業の職員が、職場の駐車場で乗車していた小型トラックから降りたところで、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡し、更に前後して同郡警察署に所属する警察官が、保健所前付近でバイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しました。

 また、同県ラーマン郡内では16日17:30過ぎ頃に、部下を後部座席に乗せバイクで路上を走行中だった村長が、バイクに乗った二人組に銃撃され部下共々死亡するという事件が発生しています。

 一方、パッターニー県内では16日10時過ぎ頃、ヤラン郡内で、55歳のタムボン行政機構評議会副議長の男性がバイクで路上を走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡しするという事件が発生した他、先立つ15日13時頃にはパナーレ郡内で、自警組織に所属する男性がモスクでの礼拝を終え帰宅する為にバイクで路上を走行中に、路上脇に潜んでいた二人組に銃撃され重傷を負い、また県都内では15日19:00過ぎに、雑貨店を営む44歳のイスラム系住民が、客を装って店の前に現れたバイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

 尚、死亡した雑貨店店主の男性は2ヶ月前まで同県ノーンヂック郡内の村長で、また過去に麻薬の違法取引に関与していた事から、麻薬取引を巡る抗争が背景にある可能性も否定できないと当局側は見ているようです。

 一方、ナラーティワート県内では、16日未明にウェーン郡内で人数不明の一味が軍の臨時駐留施設として利用されていた保健所に向け手榴弾2発を投げ込むという事件が発生しましたが、幸い人的な被害は確認されていないようです。

 また、16日17:00頃には、同県ランゲ郡内の線路上で、人数不明の一味が線路を留めるボルトを取り外すという事件が発生し、この影響でランゲからハート・ヤイ間の列車が一時運休になるという事態になったようです。

 また15日17:00頃には、同県ランゲ郡内で、30歳のイスラム系住民男性が市場に向かうために友人を後部座席に乗せバイクで走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡し、後部座席に乗っていた友人がバイクが転倒した際に軽傷を負うという事件が発生し、前後して18時頃には、ヂョアイローン郡内で、市場付近で買い物中だった21歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡し、流れ弾により付近にいた住民1人が負傷をおうという事件が発生しています。

posted by Jean T. at 01:55| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月15日

大金を持ってハート・ヤイ空港からバンコクに向かおうとしていた二人組を一時拘束

 ソンクラー県ハート・ヤイ郡の警察当局は13日夜半、265万バーツの現金を持ってハート・ヤイ空港からバンコクに向かう最終便に搭乗しようとしていた不審な二人組の身柄を一時拘束しました。

 身柄を拘束された二人組は何れもナラーティワート県ランゲ郡内に住む26歳と21歳のイスラム教徒の男性で、警察署で行われた事情聴取に対して、所持していた現金はバンコクで新車を買うための費用と、裁判用の費用であると証言しているようですが、警察側は二人の証言に食い違い点が多々見られることから、警察側は、二人組が所持していた現金を警察側で保管すると共に、二人組に対して現金の出所を証明できる書類を16日までに警察に提出するよう指示し、処分保留のまま二人組を釈放しているようです。

 尚、二人組の名前は、南部国境三県域内における一連の不穏な動きに関与していると見られる人物名が記されたリストには記載されていなかったようです。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラーティワートでイスラム系住民が惨殺

 14日7時過、ナラーティワート県ヂャネ郡内のゴム農園内で、ゴムの樹液の採取作業を請け負っていた35歳のイスラム系住民男性が銃で撃たれ、更に頭部をナタ状の物でかち割られた状態で死亡しているのが発見されました。

 警察側は、少なくとも2人以上の者による犯行と見ているようです。

 また、14日午後にはヤッラー県バンナンサター郡内で、同郡警察署所属の警察官が自宅で経営している雑貨店にいるところを、バイクで現れた二人組に銃撃され重傷を負うという事件が発生しています。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月14日

スラユット首相、南部問題について協議する為に20日にマレーシアを訪問

 スラユット首相は13日、南部問題を中心に協議する為に20日にマレーシアを公式訪問する方針を明らかにしました。

 同首相によると、既に在タイのマレーシア大使から同国政府側が南部問題解決に向けたタイ側の取り組みに協力する意向があると伝えられているようです。

 一方、国外報道によると、マレーシアのナジブ副首相兼防衛大臣が、タイ側から公式の要請があれば、南部における一連の不穏な動きに関与している分離主義組織関係者とタイ当局側の話し合いの仲介をする意向を明らかにしているようです。

posted by Jean T. at 11:51| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミャンマー人労働者が射殺された上で首を切断

 12日夕方、パッターニー県ノーンヂック郡内で、路上で待ち伏せをしていた三人組の男が、工場勤務を終えた16歳の娘を後部座席に乗せバイクで45歳のエビ養殖場で働くミャンマー人労働者男性を射殺し首を切断した上で、切断した頭部を持って逃走するという事件が発生しました。

 事件発生現場は、男性が働くエビ養殖場内にある宿舎から約400m離れた場所。

 後部座席に乗っていた娘は、父親が殺害された際に布きれで目隠しをされていたようですが、身体に危害を加えられることは無かったようです。

 また、13日10時頃には、ナラーティワート県タークバイ郡内で、警察官宿舎の建設作業に従事していた50歳の建設作業員男性が現場に向かうためにバイクで路上を走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

 一方、パッターニー県の警察当局は、新興分離主義組織のRKKによる訓練を受けた女性を実行犯にした自動車・バイク爆弾による破壊活動が計画されているとの情報に基づき、警戒を強化した事を明らかにしています。

posted by Jean T. at 11:45| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月13日

ヤッラーで爆破、警察官1人が重傷

 13日朝6時頃、ヤッラー県ターントー郡中心部の市場内にある茶店付近に仕掛けられた爆発物が爆発し、初期報道段階で店内で飲食中だった警察官1人が重傷を負った模様。
posted by Jean T. at 11:01| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元国境警備警察所属の男性が、押し入った男に射殺される

 12日朝、ナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡内中心部で、バイクに乗った二人組が元国境警備警察所属の26歳男性宅に押し入り、就寝中だった男性に向け銃を発砲し殺害するという事件が発生しました。

 警察側では、南部における一連の不穏な動きの線も捨てきれないものの、死亡した男性が麻薬取引に関与し現在裁判中であることから、麻薬取引絡みでの対立の線が濃厚であるとして捜査を展開しているようです。

 また同日午後過ぎにはヤッラー県県都内で、生ゴム精製工場従業員の42歳の男性が、バイクで走行中にバイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。

posted by Jean T. at 02:50| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

南部国境三県域専任の法務省副次官を任命する方針

 ヂャラン法務省暫定次官は10日、南部国境三県域専任の同省副次官を1人を任命する方針を明らかにしました。

 同暫定次官によると、これは法の正義に則った南部問題対策推進の一環として決定したもので、現在検討を行っている南部国境県法務センターの設立にあわせ専任の副次官を任命する方針であるとのこと。

posted by Jean T. at 02:34| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする