早朝に発生した連続爆発と同時に、郡内の幹線上に鋲が撒かれたり、燃えたタイヤや切り倒された立木が放置されていたことから、実行グループ側は電柱及び電波送受信塔を爆破する事により郡内への送電及び電話通信を一時遮断させた上で、新たに大規模な破壊活動を実行する計画だったと見られるが、幸い、当局側の情勢掌握が早く、新たな破壊活動が発生するという事態には至らなかった。
尚、この連続爆破に絡んで、当局側は、検査装置により爆発物を手に取った形跡が確認された男1人の身柄を拘束し、事情聴取を行っている。
また、同県県都内では、7日0:00過ぎ、仕事を終え帰宅の為にバイクで路上を走行中だった15歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。男性は、当局側の情報要員だった。
一方、ヤッラー県タントー郡のスラチャイ郡長は、一部地域が事実上分離主義組織の支配下に置かれているとされる同県バンナンサター郡内で連日行われている集中摘発から逃れた組織関係者の多くが、郡内に潜伏し新たな破壊活動を計画している恐れがあるとして、仏教系住民が多く住むコミュニティーを始めとした主要箇所の警戒を強化した事を明らかにした。

