2008年01月20日

首相、南部の一味はアルカイーダから精神的な影響を受けている

 スラユット首相は18日、南部国境三県域内で一連の不穏な動きに関与している一味がアルカイーダから精神的な影響を受けている可能性がある事は認めたが、経済的・物的な援助を同組織から受けている可能性に関しては否定した。

 この発言は、同日午前にチャイヤー政府報道官が、南部の一味が地下経済に関与している地元政治家や当局関係者、麻薬密売組織だけでなく、アルカイーダからも経済的・物的な援助を受けていることが情勢悪化の背景にあると発言し、政府として初めてアルカイーダの関与を認めた発言として注目を集めた事を受けたもので、スラユット首相は、一味側と国際テロ組織との繋がりを証明する具体的な情報は存在していないと語り、同組織から物理的な援助を受けている可能性を否定した。

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2008年01月17日

タイコムが南部のテロに関与?

 スラユット首相は16日、旧タクシン前首相系の通信衛星会社タイコムがイスラム聖戦に関する情報を分離主義組織に伝達していると指摘されている事に関して、事実関係は確認できていないと断った上で、仮に事実であったとしても現状ではかかる行為を取り締まる事が出来ないとの考えを示した。

 この発言は反テロ団体が開設するWEBサイトの中でタイコムが国際テロ組織系の放送局アル・マナールの番組を配信していると指摘している事を受けたもので、スラユット首相は、現在情報通信技術省が事実関係の確認を行っているとした上で、タイコムとアル・マナールとの放送配信契約等の有無を含む事実関係が明確になっていない現状では電波の遮断措置等の対策を講じる事は出来ないとの考えを示した。

 また、スラユット首相は南部国境三県域内に於ける情勢が再度激化の兆しを見せている事に関しては、関係当局側から説明させるべき事柄であると断った上で、一連の動きと政治的思惑との関係を含む背後関係等が明確になっておらず、情勢の予測に困難を極めている状況に置かれている事を認めるに留めた。

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2008年01月16日

ヤッラーの市場で爆発、負傷者多数

 15日7:00前、ヤッラー県県都内中心部にある市場内で爆発が発生し、初期報道段階で商人や客等27人前後が負傷を追った。内6人が重傷であるとの報道や40人近くが負傷を負ったとする報道もある。

 付近に駐車してあったバイクに仕掛けられていた遠隔起爆式の爆発物が犯行に使用されたと見られる。

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2008年01月15日

首相、分離主義組織と通じている当局関係者の存在を認める

 スラユット首相は14日、南部国境三県域内の不穏な情勢に関与している分離主義組織に通じている当局関係者が存在している事を認めた。

 しかし、詳細に関しては、以前から組織側に通じている当局関係者が存在していたと語るに留め明らかにしなかった。

 また、スラユット首相は、国内外に所在する組織関係者が密接に連携して一連の動きに関与しているとの情報を得ている事を明らかにしたが、詳細には触れなかった。
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ナラーで軍車両を狙った爆破、投げ出された軍関係者8人が惨殺

 14日9:00前、ナラーティワート県ヂャネ郡内で、20人を下らないと見られる一味が、教師の警護作業を終え路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発物を爆発させると共に、路上等に投げ出された軍関係者に向け銃を乱射し軍関係者8人が死亡した。

 一部報道は、一味側と軍関係者との間で30分近くに渡る銃撃戦が展開されたと報じている。

 一味側は、爆発の衝撃で路上に投げ出された軍関係者の顔の識別が出来ないようにする為に頭部に向け執拗に銃を撃ち込むと共に内1人の首を切断し車両の脇に放置し、更に軍関係者が所持していたM16を始めとする銃器類10丁を強奪して逃走した。

 また、先立つ8:30前にはヤッラー県ヤッハー郡内で、人数不明の一味が徒歩で路上の警戒作業にあたっていた軍関係者を狙って爆発物を爆発させると共に銃を乱射し、約10分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走し、この爆破・銃撃戦により2人の軍関係者が負傷を負った。

 更にパッターニー県サーイブリー郡内では13日18:00過ぎ、バイクの2人乗りで路上を走行中だったイスラム系住民姉妹がバイクに乗った2人組に銃撃され、31歳(報道により40)の妹が死亡し姉が重傷を負った。死亡した妹の夫は郡付きの自警組織員だった。

 また、13日深夜から14日朝にかけて、ヤッラー県県都及びラーマン郡内の路上、パッターニー県ヤッラン郡内の警察署前、同県県都内2ヶ所で偽爆弾が発見され回収処理され、更にヤッラー県ヤッハー郡及びラーマン郡内、ナラーティワート県スンガイゴーロック郡内、パッターニー県コークポー郡及びガポー郡内で連続して携帯電話用の電波塔が放火され一部地域での通話が一時不通になった。
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2008年01月14日

ナラーティワートで爆破容疑者6人が拘置施設を脱走

 13日朝、ナラーティワート県県都内のタンヨン署内にある拘置施設から爆破事件に関与した容疑で身柄を拘束されていた6人の男の容疑者が脱走し、当局側が人員200人以上(報道により3,000人とするものも)を動員し行方を追う事態になっている。同日昼過ぎ現在、まだ捕捉にはいたっていない。

 逃走した6人は何れも爆破事件に関与した容疑で同県ヂョアイローン郡内で身柄を拘束され、県都内にあるタンヨン署内にある拘置施設に拘置されていたもので、住民が漁に出かける際に使用しているボートを利用して逃走したと見られる。

 この逃走を受け県警察本部長は、南部国境三県域内の全ての関係各署に対して身柄捕捉の協力を要請すると共に、マレーシア領内に逃走する可能性が高いと見て国境線を中心に警戒監視体制の強化を命じた。
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子供の日の催事に妻子を届け終えた車が銃撃

 12日8:30過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、タムボン行政機構評議会議長(39、イスラム教徒)運転の車が人数不明の一味による銃乱射を受け、評議会議長が死亡した。

 死亡した評議会議長は郡内で開催されていた子供の日の催しに参加する妻子を会場に送り届けた後に、修士課程の講義を受けるためにヤッラー県内にあるラーチャパット大学ヤッラー校に向かう途上だった。

 また、同日6:00過ぎには、ナラーティワート県ランゲ郡内で、バイクで走行中だった33歳のイスラム系住民男性がバイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負い、また6:30過ぎには、ヤッラー県ラーマン郡内で、ゴム園に作業に向かう為にバイクで走行中だった55歳の住民男性がバイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負った。

 一方、11日未明にヤッラー県バンナンサター郡内で、集中摘発作業中だった当局側と人数不明の一味との間で約5分間に渡る銃撃戦が発生したが、幸い当局側に人的な被害は無かった。

 更に同日朝、パッターニー県サーイブリー郡内で、バイクで路上を走行中だった住民男性がバイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負った他、ヤッラー県県都内ラムプラヤー地区内では、朝から行われた集中摘発により6人の身柄が拘束され銃器類等が押収された。

 また、13日13:00前には、ヤッラー県グロンピナン郡内で、47歳の村長(イスラム教徒)が母親が経営する雑貨店内でテレビを見ている最中に、屋内に押し入った2人組に銃撃され死亡した。尚、報道によっては村長が愛人宅内でテレビを見ている最中に銃撃されたとするものもある。
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2008年01月11日

ヤッラーで一般住民を狙った連続襲撃によりイスラム系住民9人が死傷

 9日夜半から深夜にかけてヤッラー県ラーマン郡及びガーバン郡内で一般住民を狙った銃乱射事件が連続して発生し、10日朝現在で1人が死亡し7人が重軽傷を負った。尚、初期報道段階では見出しの部分のみ2人が死亡し7人が負傷を負ったと記述した報道も見られた。

 ラーマン郡内では、人数不明の一味がイスラム系住民の家屋前で談笑中だった一家に向け銃を乱射し屋内にいた5人が負傷を負い、またガーバン郡内では人数不明の一味がバイクの3人乗りで路上を走行中だったイスラム系住民に向け銃を乱射し1人が死亡し2人が負傷を負った。

 また、9日朝には同県ヤッハー郡内で、バイクに乗った2人組がバイクで路上を走行中だった当局関係機関の臨時職員の34歳のイスラム系住民男性を射殺するという事件が発生し、7日昼前には同県県都内でロティの行商中だった27歳の男性がバイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負い、更に7日夜半には同県ラーマン郡内で38歳のイスラム教教師が自宅前で人数不明の一味に銃撃され死亡するという事件が発生している。

 パッターニー県ヤッラン郡内では10日10:00過ぎ、教師の警護作業を終え休憩地に向かう途上にあった軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発し軍関係者2人が負傷を負い、更に11:00前には同県サーイブリー郡内で、人数不明の一味がナラーティワート県ルゥーソ郡内に駐留する軍関係者20人を乗せハート・ヤイ方面に向かっていた車列に向け銃を乱射し、約10分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生し、この銃撃戦により軍関係者2人が負傷を負った。

 また、8日朝には同県サーイブリー郡内で、人数不明の一味が教師の警護作業にあたっていた軍関係車両の通過に合わせ爆発物を爆破させると共に銃を乱射し、約10分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走し、この爆破・銃撃戦により軍関係者2人(報道により4人)が負傷を負った。

 更に、同県ガポー郡内では10日早朝に郡内5ヶ所で集中摘発が行われ5人の身柄が拘束され、銃器1丁や多数の銃弾が押収された。

 ナラーティワート県ランゲ郡内では10日9:30過ぎ、学校の敷地内に仕掛けられていた爆発物が爆発したが幸い警備に当たっていた軍関係者や児童・学校関係者に人的な被害は無かった。

 また、同県タークバイ郡内では9日早朝に行われた集中摘発により逮捕状が発行されている1人の男の身柄が拘束された。
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2008年01月08日

分離主義組織のスパイ容疑で国内治安維持部隊関係者4人に事情聴取

 軍関係筋は第四地区国内治安維持部隊に所属する4人の軍関係者を分離主義組織に軍側の情報を提供した疑いで召喚し事情聴取を行っている事を明らかにした。

 この措置は、ヤッラー県県都内で昨年12月21日に当局側との銃撃戦の末に身柄を拘束された25歳のイスラム教徒の男が所持していたノートパソコンの中に具体的な軍側の動き等のデータが保存されていた事を受け行われた捜査に基づくもので、ソンクラー県ヂャナ郡内の部隊に所属する中佐クラス2人及び軍曹クラス2人の合計4人が今回の事情聴取の対象になっている。

 また、ネーションの英字速報は信頼できる消息筋からの情報として、分離主義組織に情報を提供していた容疑で逮捕された何れもイスラム教徒である3人の軍の情報部員に対する捜査により、更に何れもイスラム教徒である7人の警察関係者の身柄を拘束し事情聴取を行っていると報じている。
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2008年01月07日

ナラーティワート中心部の市場でバイク爆弾、1人が軽傷

 6日16:00過ぎ、ナラーティワート県県都内中心部にある市場付近に駐車してあったバイクに仕掛けられていた爆発物が爆発し、同日19:00迄の報道段階で少なくとも市場関係者1人が軽傷を負い、心臓病を患っている女性1人が爆発のショックで一時意識不明となった。

 爆発物は自動車用の遠隔操作装置を利用した遠隔起爆式の物が使用されたと見られる。

 一方、パッターニー県ヤッラン郡内では6日夕方前、くず鉄回収業の男性が古物商の店員と商談の為に車から降りたところでバイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。2人組は男性が乗っていた車のガラスを割り車内にあった現金を強奪した上で、路上に鋲を撒きながら逃走した。

 また、前後して同県コークポー郡内で、小型トラックを運転中だった生ゴム仲買業の42歳のイスラム教徒の男性が人数不明の一味に銃撃され死亡した。
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2008年01月06日

南部情勢により3年間で2,848人が死亡

 新聞記者協会のまとめによると、南部情勢激化の端緒となったナラーティワート県で武器庫襲撃強奪・学校連続放火事件が発生した2004年1月4日から2007年末までの3年間に南部国境三県及びソンクラー県4郡内で発生した不穏な動きにより合計2,848人が死亡した。

 また、県別の発生状況では、ナラーティワート県の694件が一番多く、以下、ヤッラー県(688件)、パッターニー県(674件)、ソンクラー県4郡(69件)と続き、また、地区別の発生状況ではヤッラー県県都が244件と一番多く、次いでナラーティワート県ルゥーソ郡の144件、ヤッラー県バンナンサター郡の140件と続く結果になり、一方でソンクラー県ナータウィー郡が2件と最も発生件数が少ない地区となった。

 更に、不穏な動きの態様に関しては、銃撃が最も多く合計で1,176件発生し、以下、爆破(444件)、放火(282件)、鋲の路上撒布(104件)、その他(44件)と続く結果になった。

 一方、2007年度に関しては合計で225件の事件が発生し、867人の死亡者、1,720人の負傷者の合計2,587人が南部情勢の被害にあっている。
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バンナンサターで銃撃戦により一味側2人、軍側1人が負傷

 5日8:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、人数不明の一味が幹線上の警戒作業にあたっていた軍関係車両に向け銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生し、軍関係者1人が負傷を負った。

 尚、報道によっては人数不明の一味が軍の臨時駐留地に向け銃を乱射したとするものもある。

 更に、別グループと見られる人数不明の一味が路上に鋲を撒き支援の為に現場に向かっていた軍・警察の合同チームの車両の通行を妨害した上で銃を乱射し、銃撃戦を展開した後に逃走し、この銃撃戦により一味側に属していた郡内在住のイスラム教徒の25歳と22歳の男2人が負傷を負い当局側に身柄を確保された。何れも重傷だという。

 尚、報道によっては、軍・警察の合同チームがあたり一帯を封鎖し一味の行方を追っている最中に銃撃戦が発生したとするものもある。

 一方、同県ラーマン郡内では4日夕方過ぎ、バイクで路上を走行中だった51歳のイスラム系住民男性がバイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負った。
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2008年01月05日

パッターニーで走行中の車に石を投げつけた2人組が報復射撃にあい退散

 4日10:00前、パッターニー県ヤッラン郡内で、50歳の仏教系住民男性が運転する5人乗りの小型トラックに向け石を投げつけ男性に怪我を負わせたバイクに乗った2人組が、男性側からの報復射撃を受け退散した。男性は自警組織員。

 警察側は、南部情勢との関連について捜査を進めると共に、現場に大量の血痕が残されていることから2人組の内の1人または両方が銃撃により負傷を負っている見て行方を追っているとした。

 尚、報道によっては、事件は同県マーヨー郡内で発生し、男性が運転する車に向け銃を発砲した2人組が、報復射撃をしてきた男性側と約5分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走し、この銃撃戦で2人組の内の1人が負傷を負った模様とするものもある。
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2008年01月04日

南部情勢 (2-3日)

・2日早朝、軍・警察の混成チームはナラーティワート県タークバイ郡内で集中摘発を行い、40歳の男の身柄を拘束すると共に銃器4丁や銃弾多数、麻薬吸引用の器具等を押収。更に男の証言から銃器類を男に預けていた29歳と36歳の男2人の身柄を拘束。

・2日昼過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、小型トラックを運転中だった48歳のイスラム系住民男性が人数不明の一味の銃撃を受け死亡し、同乗していた4歳の男児が重傷。男性は昨年12月18日に配下の者3人と共に殺害され首を切断された村長に就任予定だった男性の後を次いで近々村長に就任する予定になっていた。

・2日20:00過ぎ、ヤッラー県ヤッハー郡内で、48歳のイスラム系住民男性が家に押し入った何者かに銃撃され死亡。

・3日夕方前、パッターニー県ヤッリン郡内で、幹線上の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発し、初期報道段階で軍関係者2人が負傷。

・3日夜半、ヤッラー県バンナンサター郡内で、バイクで路上を走行中だった44歳の住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。
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2008年01月01日

南部情勢 (12月24日-31日)

・24日未明、ヤッラー県ヤッハー郡内で、50歳の副村長(イスラム教徒)が家に押し入った何者かに銃撃され死亡。

・24日早朝、軍・警察の混成チームはナラーティワート県スンガイゴーロック郡内中心部で集中摘発を行い、民家内でオートマッチク銃22丁を押収。民家に潜伏していたと見られる一味は、当局側の動きを察知し逃走したと見られる。

・24日13:00過ぎ、ヤッラー県ラーマン郡内で小型トラックで行商中だった男性2人が何者かに銃撃され死亡。

・25日早朝、軍・警察の混成チームはソンクラー県サバーヨーイ郡内10ヶ所で集中摘発を行い、11人を逮捕し、麻薬性物質の吸引に使用されたと見られる機具等を押収。11人は何れも住民の煽動等に関与していたと見られる。

・26日2:00過ぎ、ヤッラー県県都内にある学校が放火されほぼ全焼。一味側は学校の警備に当たっていた村自警組織員が交替の為に一時警備が薄くなる時間帯を狙って放火したと見られる。

・26日午前、パッターニー県ガポー郡内で、学校に押し入った7人組が教師や生徒を教室内に待避させると共に、付近に潜んでいた人数不明の仲間が教師等の警護作業にあたっていた軍関係者3人に向け銃を乱射し、3人全員が死亡。尚、報道によっては事件はヤッラー県県都内で発生し、路上の警戒作業中だった軍関係者と一味との間で20分近くに渡る銃撃戦が発生し、軍関係者3人が死亡したとするものもある(確認できた限りではバンコクポストだけ)。

・26日夕方過ぎ、パッターニー県サーイブリー郡内で学校が放火され全焼。

・27日2:00過ぎ、パッターニー県マーヨー郡内で学校が放火されほぼ全焼。

・27日朝、パッターニー県ガポー郡内で学校を爆破するとの脅迫電話があり、郡内10ヶ所の学校が臨時休校になる事態に。

・27日8:00過ぎ、パッターニー県サーイブリー郡内で、教師の警護作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発し、自警組織員2人が重傷。

・27日、教育省は2007年1月1日から12月27日までに南部情勢により教育関係者26人(男20、女6)が死亡し、22人(男10、女12)が負傷負い、また148ヶ所の学校が放火されていた事を明らかに。

・28日11:00過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、路上の警戒作業中だった軍関係者と人数不明の一味との間で約15分間に渡る銃撃戦が発生し、銃撃戦により軍関係者1人及び一味側2人が死亡。

・28日、ヤッラー県の県警察は、11月28日に発生した7ヶ所連続爆破・同未遂事件に関与した容疑で、これまでに事件に関与したと見て身柄を追っていた18人の内の7人を逮捕した事を明らかに。容疑者の内の数人は、事件発生の約1ヶ月前に謀議を行っていた事を明らかにするなど、具体的な証言を行っているという。

・29日早朝、軍・警察の混成チームはヤッラー県バンナンサター郡内で集中摘発を行い、25人の身柄を拘束すると共に民家内で爆発物の製作に使用されたと見られる部材や機器、爆発物の材料と見られる尿素系肥料に油を混合した物質、銃器一丁や銃弾、鋲等を押収。

・29日18:00過ぎ、ヤッラー県県都内で、バイクで路上を走行中だった44歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷。

・30日深夜、パッターニー県トゥンヤーンデーン郡内で、タムボン行政機構の庁舎が放火され全焼

・31日午前、ナラーティワート県スンガイゴーロック郡の警察当局は、同郡内中心部で30日深夜から31日未明にかけて発生した連続爆破事件(別途掲載済み)に関与した容疑で23歳から29歳までの男3人を逮捕。全員が事件の関与及び同郡内やスンガイパーディー郡内で発生した複数の爆破事件に関与した事を認める証言を行っているという。

31日17:00過ぎ、ヤッラー県県都内中心部にある食堂の駐車場付近で爆発が発生し、警察官3人、店員1人及び住民1人の合計5人が負傷を負い、駐車場に駐車してあった車やバイク数台が損壊した。また、爆発物が仕掛けてあったバイクのガソリンタンク付近に別の未発の爆発物が発見され回収処理が行われた。爆発が発生した食堂は、2005年7月にも爆発により4人が負傷を負うという事件が発生していた。
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2007年12月31日

スンガイゴーロックで連続爆破、27人前後が負傷

 30日深夜から31日未明にかけてナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡内中心部3ヶ所で連続して爆破が発生し、初期報道段階で27人前後が負傷を負った。

 爆発が発生したのはマリーナー・ホテル正面付近にあるカラオケ店前、同ホテル2階にあるディスコ及びリヴィエラ・ホテルの裏手で、内2ヶ所ではバイク爆弾が使用されたと見られる。

* 以上初期報道に基づく。尚、24日以降の南部情勢関連に関しては別途まとめて掲載する予定でおります。
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2007年12月24日

パッターニーで選挙票運搬中の車が銃撃、開票には支障なし

 23日夕方、パッターニー県サーイブリー郡内で、人数不明の一味が開票会場へ投票用紙を運搬中だった車両に向け銃を乱射し、警護にあたっていた当局側と約5分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生したが、幸い人的な被害はなく、また運搬中の票にも被害は無かった。

 同郡内では、前日夜半に橋の袂付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し2人が死傷するという事件が発生していた。
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2007年12月23日

南部情勢 (21-22日)

・21日早朝、軍・警察の混成チームはナラーティワート県ターク・バイ郡内で集中摘発を行い、RKKの実行部隊幹部と見られる22歳の男の身柄を拘束。この集中摘発は、最終局面を迎えた選挙戦期間中を狙った破壊活動実行に向けた謀議が行われたとの情報に基づき行われたもので、男は教師や軍関係者を狙った爆破事件や仏教系住民の殺害に関与していたと見られる。

・21日早朝、ヤッラー県ガーバン郡の警察当局は、仏教系住民に対する襲撃や学校の警戒作業にあたっていた軍関係者を狙った爆破事件等に関与した容疑で17歳の男を逮捕。男はRKK実行部隊の地元幹部と見られる。

・21日午後、パッターニー県コークポー郡内で、路上の警戒作業中だった警察関係車両を狙った爆発が発生し、警察官2人が軽傷。尚、報道によっては軍関係車両を狙った爆破により軍関係者2人が負傷をおったとするものもある。

・21日17:00過ぎ、ヤッラー県県都内ラムパヤオ地区で、集中摘発作業中の警察関係者と人数不明の一味との間で約20分間に渡る銃撃戦が発生し、一味側3人が射殺され6人の身柄が拘束され銃器等が押収。射殺された3人の内の2人(初期報道では1人)はRKK実行部隊の指揮官クラスと見られ、これまでに複数の爆破事件等に関与してきたと見られる。今回行われた集中摘発は分離主義組織関係者は潜伏しているとの情報に基づき行われたもの。

・21日8:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、モスク付きの聖職者が自宅前で射殺。聖職者は村内のモスクでの礼拝を終え帰宅したところで銃撃された。

・22日早朝、軍・警察の混成チームはナラーティワート県スンガイゴーロック郡中心部内4ヶ所で集中摘発を行い、24歳の男を逮捕しヤーウィー語で書かれた分離主義運動関連の書類や投票所の設置場所が記された地図等を押収。この集中摘発はRKK関係者が投票日を狙った破壊活動を計画しているとの情報に基づき行われたもの。

・22日早朝、軍・警察の混成チームはナラーティワート県ルゥーソ郡内で集中摘発を行い、5人の身柄を拘束し爆発物の製造に使用可能な部材等を押収。

・22日夜半、パッターニー県サーイブリー郡内で、橋の袂付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、初期報道段階で住民1人が死亡し警察官1人が負傷。同日22時現在事件の詳細な発生状況等は不明。
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2007年12月19日

ルゥーソで商店主爆殺を狙った男が爆発物の取り扱いを誤り重傷

 18日16:00過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、農業関連用品を扱う商店で爆発が発生し、分離主義関係者と見られる21歳の男が重傷を負った。

 調べによると、重傷を負った男は客を装って店に現れた2人組の1人で、店主が目を離した隙に柱脇に爆発物を仕掛けようとしたところで誤って落とし爆破させてしまい重傷を負ったと見られる。

 尚、爆発発生と同時に姿をくらましていたもう一人の男(19)もその後当局側に身柄を拘束されている。

 また、一部報道によると、この事件と前後して郡内にある二店の雑貨店内で連続して爆発が発生し、内一店の店主(38)が負傷を負った。
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バンナンサターで村自警組織員4人が殺害、内1人の首が切断

 18日9:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、10人以上と見られる一味が村自警組織員5人を乗せた車に向け銃を乱射し、組織員4人が死亡し1人が重傷を負うという事件が発生した。

 事件にあった村自警組織員は何れもイスラム教徒で、内リーダー各で近々村長に就任する予定になっていた35歳の男性は銃で殺害された上で首を切断されていた。

 一味側は約2ヶ月前に事件にあった村自警組織員に対して、当局側への協力を止めない場合は全員を皆殺しにすると脅迫していたという。

* 14日以降のその他の南部関連に関しては別途まとめて掲載するよていでおります。
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