2007年10月13日

北部の麻薬密売組織との取引による収益が分離主義運動の支援費用に

 ブンロート防衛大臣は12日、ナラーティワート県スンガイゴーロック郡内にある重要容疑者宅で行われた家宅捜索により押収された3,000万バーツ強の現金に対する捜査により、北部地方の大物麻薬組織との麻薬取引によって得られた収益が南部国境三県域内に於ける一連の不穏な動きに関与している組織に提供されていた疑いが極めて濃くなった事を明らかにした。

 同大臣によると、大量の現金の発見押収に繋がった今回の家宅捜索は、北部地方で行われた麻薬取締によって押収された名簿から家主の名が浮かび上がり行われたもので、また現在マレーシア領内に逃走中だと伝えられている家主の男は、南部地方に於ける大物麻薬密売人の1人であると共に分離主義組織と関係している人物である事が判明しているという。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月12日

ナラーティワートで銃撃戦により一味1人が射殺、当局側2人が負傷

 11日6:30前ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、集中摘発作業中だった軍・警察の混成チームと人数不明の一味との間で約10分間に渡る銃撃戦が発生し、一味側の男1人が死亡し当局側2人が負傷を負った。当局側は、逃走中の一味の内少なくとも3人が銃撃戦により負傷を負っているとみて行方を追っている。

 当局側が民家前に車両を止め強制家宅捜索に着手しようとしたところで、民家内に潜伏していたと見られる5-6人の一味側が銃を乱射し銃撃戦となり、銃撃戦後当局側は一味が潜伏していた民家の37歳の家主の男の身柄を拘束し、爆発物に転用可能な尿素系肥料や軍事訓練用ユニフォーム、バイク等を押収した。

 死亡したイスラム教徒の男(40、報道により45)はRKK実行部隊の大物幹部と見られ、これまでに警察官殺害、上院議員選用投票用紙を運送中だった車に対する爆破事件を始め10件以上の犯行に関与した容疑で逮捕状が発行されていた。

 また、ナラーティワート県内では、10日19:00前県都内で35歳のイスラム系住民男性がモスク付近の路上で何者かに銃撃され死亡し、更に11日昼過ぎにはタークバイ郡内で、寺でのタンブンを終えバイクで帰宅途上にあった仏教系住民夫婦が何者かに銃撃され夫が死亡し妻が負傷を負った。

 一方、パッターニー県ヤッラン郡内では19:00頃、行政庁舎内及び寺院内に臨時駐留していた軍関係者に向けた銃の乱射事件が連続して発生し、行政庁舎内で発生した銃乱射により軍関係者2人が負傷を負った。また、ほぼ同時刻にサーイブリー郡内では軍の検問所に向けた銃の乱射事件が発生したが人的な被害は無かった。

 更に、パッターニー県ノーンヂック郡内で10日夜半、モスクでの礼拝を終え徒歩で帰宅途上にあった48歳のタムボン行政機構評議会議長が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡した。死亡した議長は昨年にも同様な状況下で銃撃され重傷を負っていた他、過去に度々ライバル政治家に関係すると見られる一味による襲撃にあっており、また強盗殺人の容疑で逮捕され保釈中の身だった。警察側は、殺害された議長が地元に影響力を持つ大物だったことから、地域政治絡みの係争と南部情勢の両面から捜査を開始した。

 また、ソンクラー県内では、ヂャナ郡内で10日21:00過ぎ3ヶ所の携帯電話の電波塔や公衆電話が連続して放火された他、テーパー郡内では20:00過ぎ頃に学校が放火された。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月11日

南部情勢 (9-10日)

・9日19:00前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、学校前でガイヤーンを販売中だった42歳のイスラム系住民男性が、購入客を装って現れたバイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

・9日夜、ヤッラー県バンナンサター郡内で、バイクで路上を走行中だった39歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

・10日8:00過ぎ、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内で、小型トラックに乗った人数不明の一味が乗用車に向け銃を乱射し、車内にいたタムボン行政機構評議会議長(45)が搬送先の病院で死亡し、同乗していた妻及び親戚が重傷。更に銃撃を受けた際に議長等を乗せた乗用車が別の小型トラックに衝突し、運転していた男性(50)が負傷。尚、報道により議長は現場で即死したとするものと重傷を負い病院で治療中とするものもある。

・10日9:30過ぎ、ソンクラー県ヂャナ郡中心部の有名飲食店内で、談笑中だった経営者男性(70)と甥(47)が、客を装って現れたバイクに乗った2人組に銃撃され重傷。警察側は、個人的係争及び南部情勢の両面から捜査を開始。

・10日9:30過ぎ、ナラーティワート県ヂャネ郡内で、息子と娘を乗せバイクで路上を走行中だった43歳のイスラム教宗教指導者が、何者かに銃撃され死亡。息子と娘はバイクが転倒した際に軽傷。

10日昼頃、ナラーティワート県タークバイ郡内で、56歳のイスラム系住民男性が商店前にいるところで、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。男性は、タークバイ事件の発端となった警察前で行われた抗議活動の主導者の1人。

・10日午後、ヤッラー県の警察当局は、県都内ユポー地区内で6月中頃に発生した村自警組織員が殺害された上で遺体に火を放たれた事件に関与した容疑で19歳のイスラム教徒の男を逮捕。

・10日、ナラーティワート県のガーラン県知事は、9日スンガイゴーロック郡内にある麻薬密売容疑で逮捕状が発行されている重要容疑者宅で押収されたPVC管内に総額で30,496,800バーツが隠されていた事が確認されたこと、当該容疑者が分離主義組織のスポンサーで既にマレーシア領内に逃走している事が確認された事を明らかに。その後、ソンティ副首相も押収された現金が麻薬取引絡みのものであることを確認。

参考 (タークバイ事件関連の投稿映像)
http://www.youtube.com/watch?v=fk_ZEuE-70M
http://www.youtube.com/watch?v=2fX-Drjqyps
http://www.youtube.com/watch?v=poQgvVuM3jA
http://www.youtube.com/watch?v=eVhpFlKpqyM
http://www.youtube.com/watch?v=mNWiH2S2XkI

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月10日

南部情勢 (8-9日)

・8日20:30前、ヤッラー県ラーマン郡内で、イスラム系住民男性親子が自宅付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され9歳の息子が重傷。難を逃れた父親(45)は村自警組織員で、所用を終え自宅に帰り着いたところで銃撃を受けた。

・8日夜半、ヤッラー県ラーマン郡内で、2歳(報道により3歳)の娘を乗せバイクで路上を走行中だった43歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡し娘が負傷。男性はパッターニー県パーナレ郡の土地局の職員。

・8日夜半、ヤッラー県県都内で、バイクで路上を走行中だった19歳のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され重傷。

・9日早朝、ナラーティワート県ルゥーソ郡内にある交通警察官の宿舎の屋根上で爆発物が発見される。回収作業に取りかかる際に一味側が遠隔操作で起爆を試みたが不発に終わる。現場は踏切操作担当係官の詰め所の正面付近。

・9日午前、ソンクラー県サバーヨーイ郡内で発生し一味側5人が死亡した銃撃戦の際に身柄を拘束された30人内女性7人の身柄を釈放。

・9日午前、34歳と20歳の男性が地域指導者に連れられソンクラー県県都内にある軍基地に投降。2人は何れも同県サバーヨーイ郡出身で、分離主義組織に参加し数年間マレーシア国内に潜伏し、また同様に組織に参加していた複数人の友人が当局への投降を希望していると証言。

・9日、ナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡の警察当局は、一連の不穏な動きに関与した重要容疑者の自宅で行われた家宅捜索で押収されたPVC管の中に総額3,000万バーツ以上のタイ紙幣が隠されていた事を明らかに。紙幣は1.5mから3m長の7本のPVC管の中に隠されており、何れもマレーシアとの国境上で行われた麻薬取引によって得られた利益で、域内における破壊活動向けに投下される予定だった可能性も取り沙汰されている。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月09日

サバーヨーイで銃撃戦、一味側5人を射殺

 8日16:00頃、ソンクラー県サバーヨーイ郡内で、集中摘発作業中だった軍・国境警備警察隊の混成部隊と人数不明の一味との間で約20分間に渡る銃撃戦が発生し、初期報道段階で一味側5人が死亡した。当局側に人的な被害は無い模様。

 今回行われた集中摘発は、分離主義組織関係者が潜伏しているとの情報に基づき行われたもので、この集中摘発により女10人を含む30人前後の容疑者の身柄が拘束されている。

 一方、ナラーティワート県ルゥーソ郡内では、息子3人を乗せた荷車を牽引したバイクを運転中だった37歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡し、更に2人組に向かって父親の命乞いをしていた7歳の息子が至近から銃撃され重傷を負うという事件が発生した。男性等は、家財道具を荷車に乗せ新たな引っ越し先に向かう途上だった。

 また、事件発生の通報を受け現場に急行した警察関係者が、現場近くで爆発物を仕掛けようとしていたゴム農園作業員に扮した不審な24歳の男を発見・追尾、捕捉し、男が逃げ込んだ家屋内で銃器類5丁や多数の銃弾等を押収した。押収された銃器類の内16mm拳銃1丁は同郡内で殺害された警察官から強奪されたものだった可能性が高いと見られる。尚、男は押収された銃器類との関係を否定しているという。

 更に、ヤッラー県ラーマン郡内では8日18:00前、8歳と9歳の息子を乗せバイクで路上を走行中だった郡の消防隊に所属する36歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され男性及び8歳の息子が死亡し、9歳の息子が負傷を負い、先立つ15:00前には同県ヤッハー郡内で、人数不明の一味が走行中の軍用車両に向け銃を乱射するという事件が発生したが、人的な被害は無かった。

 また、ナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡内では8日16:30前、モスク前で爆発物が仕掛けられているのが発見され回収処理された。爆発物は10Kg重量のもので、自動車用のリモートコントロールを使用して遠隔操作で起爆する仕掛けになっていた。 更に同日18:00頃には同県ランゲ郡内で、バイクで路上を走行中だった39歳の自警組織に所属する男性が何者かに銃撃され死亡した。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラーティワートでRKK幹部等17人の身柄を拘束

 8日未明、軍・警察約400人で構成された混成チームはナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内11ヶ所で集中摘発を行い、17人の身柄を拘束し銃器類や銃弾、双眼鏡、各種機器類等を押収した。

 拘束された17人は、何れもRKKの実行部隊員及び地元幹部と見られ、内の2人は何れもタムボン行政機構の評議会議長及び評議会議員を務めた事がある元地元政治家で何れも実行部隊の指揮官クラスと見られている。

 また、同日未明ソンクラー県サバーヨーイ郡内でも集中摘発が行われ、33歳のイスラム系の男の身柄を拘束し、銃器2丁や多数の銃弾、通信機等を押収した。

 男の身柄拘束は、これまでに逮捕された分離主義組織の実行部隊の首領クラスと見られる2人の男に対する捜査により実現したもので、少なくとも5件の殺傷事件の謀議が男の潜伏先で行われていたと見られる。尚、男は分離主義組織の構成員である事を認める証言を行っているという。

 一方、ナラーティワート県県都内では7日夜半、3人を下らないと見られる一味がイスラム系住民の民家前に小型トラックで乗り付け、内2人がドアを蹴破って屋内に押し入り家人等に向け銃を乱射し、家主の28歳の男性が死亡し、その妻(26)及び近隣住民男性(29)が重傷を負った。事件発生当時屋内では家主夫婦やその子供、近隣住民等合計8人がテレビを見ながら談笑中だった。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハートヤイで回収された爆発物は新タイプのもの、国家警察は存在そのものを否定

 南部国境三県域内に拠点を置く情報当局筋は8日、ソンクラー県ハートヤイ郡内の公園やソンクラーナッカリン大学付近で回収された爆発物が、これまでに域内で使用されてきた爆発物とは性状が異なる新タイプのものだった事を明らかにした。

 回収された爆発物に関しては、初期報道段階ではバンコクの陸軍本部前で発生した爆発物に酷似した性状のものだったと報じられていた。

 同筋によると、回収された爆発物は何れもカンボジア国内でよく使用されていたパイプ爆弾に似たもので、また形状及び使用される爆発物の量等から破壊力が弱い物であるという。

 尚、ほぼ同時期に同県県都内のレストラン付近で回収された12発の爆発物の性状に関しては明らかにされていない。

 一方、前後して国家警察本部のポンサパット報道官(本部長補)は、ソンクラー県内で合計22発の爆発物が発見・回収されたとの報道そのものを否定した。同報道官によると、発見・回収されたという事実を公安警察及び第九地区警察本部何れも掌握しておらず、報道はデマに基づいた根拠の無いものなのだという。

 しかし、この発言に先立って陸軍のアカラ報道官は、爆発物が回収された事を確認した上で、爆発物は違法な爆破漁に使用されるような破壊力が限定的なものであると見られることから、南部情勢関連よりむしろ地方選挙が間近に迫った状況の中で政治的な思惑で情勢を煽動する目的で仕掛けた可能性が高いとの考えを示していた。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月08日

7日から14日にかけて大規模な破壊活動が計画と警告

 南部国境三県域内に拠点を置く情報当局筋は7日、ラマダン期間の最終日である11日と12日を挟む7日から14日にかけて大規模な破壊活動がソンクラー県の一部地区を含む域内で計画されている恐れがあると警告した。

 特に11日は新月の日で、仏教系住民にとって重要な日とされている。

 この警告を受け当局側は域内の主要地点の警戒態勢を強化すると共に、大規模な破壊活動に向けた爆発物が移動・保管されているおそれがあるとして、これまでに22発の爆発物が発見回収されているソンクラー県の特にハート・ヤイ地区を中心にアパートや貸家等に於ける摘発作業を強化した。

 一方、パッターニー県ヤッラン郡内で7日9:30過ぎ、乗用車で現れた4人組が村長宅に向け銃を乱射し、住宅内にいた14歳の村長の甥に銃弾が命中し死亡した。

 また、ヤッラー県県都内バンナンサーレン地区内では7日未明、バイクで路上を走行中だった40歳の副村長が何者かに銃撃され重傷を負った。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月07日

ハートヤイで陸軍前爆破と同形状の爆発物17発を回収

 6日3:00前、ソンクラー県ハートヤイ郡にあるソンクラーナッカリン大学の塀脇及び中心部にある飲食店付近でほぼ同時に合計17発の爆発物が仕掛けられているのが発見され、国境警備隊警察の爆発物処理班を動員して回収処理が行われるという事態になった。

 これまでの調べで、発見回収された爆発物の全てが破壊力よりも音響効果を重視して製作された、何れも9月30日にバンコクの陸軍本部前で発生した爆破事件に使用された爆発物と酷似しているという事が明らかになっている。但し、2つの事件の関連性に関しては不明。

 同郡の関係当局は、大規模な破壊活動の準備の為に爆発物50発が郡内に持ち込まれたとの情報に基づき警戒態勢を強化しており、9月22日にも同形状の爆発物5発が公園内で発見され回収処理されていた。尚、持ち込まれた爆発物50発は、何れも同県のサバーヨーイ郡内やテーパー郡内を経由してハート・ヤイ郡内に持ち込まれたと見られている。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (4-6日)

・4日夜半、パッターニー県ノーンヂック郡内で学校が放火され全焼。報道により食堂と保管室のみが焼失とするものもある。

・5日7:30過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、自宅前にいた47歳の治安担当副村長の男性が、は付近に潜んでいた3人を下らないと見られる一味の銃の乱射を受け死亡。報道によりバイクに乗った2人組に銃撃され死亡とするものもある。

・5日9:00過ぎ、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内にある鉄道駅前で爆発が発生し、58歳の元教師が重傷を負い、51歳の夫人が軽傷。元教師は野菜の栽培を奨励する王室プロジェクトに参加し、現場でプロジェクトのPRと収穫された野菜を販売している最中に事件に遭い、また爆発物は元教師が野菜を販売している区画付近に仕掛けられていた。

・5日11:00過ぎ、ヤッラー県県都内ターサープ地区内で、小型トラックに乗った3人(報道により10人)を下らないと見られる一味が、59歳の地元政治家(イスラム教徒)運転の車に向け銃を乱射し地元政治家が重傷。地元政治家は県行政機構評議会議長の顧問を務める傍らで、国政レベルの大物政治家の票の取りまとめ役を務めていた地元では影響力がある人物として知られていた。警察側は政治絡みや個人的な係争の線も含めて捜査。

・5日昼過ぎ、ナラーティワート県県都内にある商店前で不審物が発見され回収処理がされとの報道があるが、1件の報道でしか確認できず、また詳細が報じられていないことから誤報の可能性もある。

・5日昼前、パッターニー県ヤッリン郡内の私立イスラム教学校付近で爆発が発生し、更に同郡内の別の私立イスラム教学校付近で不審物が発見されたとの報道があるが、1件の報道でしか確認できず、また詳細が報じられていないことから誤報の可能性もある。

・5日19:30前、ナラーティワート県ランゲ郡内で、バイクで路上を走行中だった35歳の副村長が何者かに銃撃され重傷。

 更に22:30前、モスクへ礼拝に向かうためにバイクで同郡内の村道を走行中だった53歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

・5日、ヤッラー県県都の警察当局は、地域内で大規模な破壊活動が計画されているとの情報があるとして、住民に対して身辺への警戒を怠らず、また不要不急の外出を控えるよう呼びかける。

・5日、国家警察本部は、ヤッラー県バンナンサター郡内で首切断殺人動画等が保存された携帯電話が押収された事に絡んで、保存された動画に記録されていた事件に関与した容疑でRKKの実行部隊幹部クラス4人を含む15人の容疑者の逮捕状請求の準備を進めている事を明らかに。

・6日未明、軍・警察の混成チームはナラーティワート県インゴー郡内で集中摘発を行い7人の身柄を拘束し、銃器・銃弾や爆発物の製作に使用可能な部材、麻薬類等を押収。

・6日5:30過ぎ、ヤッラー県グロンピナン郡内で、自宅内で一人で食事中だった77歳のイスラム系住民女性が、押し入った何者かに銃撃され死亡。警察側は遺産相続絡みの係争の線を含め捜査。

・6日午前、パッターニー県ヤッラン郡内で、40歳のイスラム教住民男性が礼拝を終えモスクから出てきたところで何者かに銃撃され死亡。男性は副村長を務める傍ら村再生基金運営委員会の委員長職にあった。尚、初期報道段階では農業協同組合の職員とのみ報じられていた。

・6日20:00前、ヤッラー県グロンピナン郡内で、バイクで路上を走行中だったイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月05日

南部情勢 (3-4日)

・3日未明、パッターニー県県都内で学校が放火。実行犯は教室内に持ち込んだバイク数台にガソリンをかけた上で火を放つという手口で放火。

・3日7:30前、パッターニー県トゥンヤーンデーン郡内で、出勤の為に小型トラックを運転中だった58歳の二等海佐が、後方からつけていた車に乗っていた人数不明の一味(報道によりバイクに乗った2人組)に銃撃され死亡。

・4日3:30過ぎ、ナラーティワート県ヂャネ郡内で、23歳のイスラム系住民男性が礼拝の為に向かったモスク前で付近に潜んでいた何者かに銃撃され重傷。男性は副村長の息子。

・4日未明、軍・警察の混成チームはナラーティワート県ルゥーソ郡内で集中摘発を行い、26歳から54歳までの容疑者の身柄を拘束し、レンジャー部隊用のユニフォームや軍靴、刃物等を押収。

・4日未明、軍・警察の混成チームはソンクラー県テーパー郡内5ヶ所で集中摘発を行い、県内4郡内で発生した不穏な動きに関与した容疑で3人の男の身柄を拘束。逮捕された内の1人は分離主義組織実行部隊のリーダーと見られ、また残りの2人は過去にPULOの幹部組織員だった事が確認されている。

・4日6:30前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、ゴム農園に作業に向かう為にバイクで路上を走行中だった44歳のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡。男性は村自警組織に所属していた。

・4日6:00前、パッターニー県コークポー郡内で、バイクで村道内を走行中だった65歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。過去に男性が経営する小規模のガソリン給油店が放火されボヤ程度で消し止められていた。

・4日9:00前、ナラーティワート県タークバイ郡内で、学校の敷地内にある休憩用サーラー付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、学校の警戒作業にあたっていた軍関係者2人(報道により4人)が軽傷。児童・教師には被害は無し。

・4日午後、パッターニー県ヤッラン郡内で、イスラム系住民男性が、屋内に押し入った2人組に銃撃され重傷。

・4日午後ぎ、パッターニー県コークポー郡内で、バイクで路上を走行中だった地元電力現業職員の男性(43)が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

・4日16:30前、ナラーティワート県インゴー郡内で、レンジャー部隊に所属する自警組織員の男性(40)が、学校内での警備作業を終え帰宅の為にバイクで路上を走行中に、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。2人組は自警組織員が所持していたライフルや銃弾約280発を強奪し逃走。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月03日

パッターニーで警察官が殺害された上で首を切断

 2日17:00過ぎ、パッターニー県県都内の幹線上で、帰宅の為に小型トラックを運転中だった同県ヤッラン郡の警察署に所属する警察官が、何者かに銃撃され殺害された上で遺体の喉元を刃物で切られ、ほぼ頭部が切断された状態で放置されるという事件が発生した。

 実行グループは、警察官が運転する小型トラックに向け銃を乱射し、小型トラックが路上脇に駐車してあった2台の車に衝突し止まったところで、至近から再度銃を乱射し殺害した上で、刃物で喉元を切ったと見られる。

 前後してヤッラー県バンナンサター郡内では、帰宅の為にバイクで路上を走行中だった地元水道当局の職員男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負った。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

襲撃発生現場付近で回収された携帯に首切り動画等の残虐動画多数が保存

 陸軍のアカラ報道官は2日、ヤッラー県バンナンサター郡内で9月29日に発生した国境警備警察官1人が死亡した爆破・銃撃事件に絡んで行われた集中的発の際に回収された携帯電話機に、首切り動画や遺体を損壊する場面が記録された動画が保存されていた事を明らかにした上で、重要な証拠になり得るとして動画の内容について追跡調査を行っている事を明らかにした。

 問題の動画が保存されていた携帯電話機は、発生現場付近で回収された3つのバッグの中から発見されたもので、携帯電話機の中にはバンナンサター郡バーヂョ地区内で撮影されたと見られるレンジャー部隊関係者の喉元を刃物で切りつけるシーンや地元住民と思われる男性の顔を足で押さえつけながら首を切断するシーン、布で顔を隠したライフルを持った男が切断された首を持っているシーン、同郡内で発生した爆破・銃撃事件で死亡した軍関係者7人の遺体の性器の部分を刃物で損壊するシーン、5歳くらいの男児や女児が銃を持っているシーン等が収められた動画が保存されていたという。

 また、アカラ報道官は、当局側の摘発から逃れる為に13-14歳位の年少者を爆発物の製作要員として動員する動きが確認された事を明らかにした。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パッターニーで住民2人が死亡、ナラーティワートでは当局者7人が負傷

 2日3:00過ぎ、パッターニー県コークポー郡内で、32歳の仏教系住民男性が飲食店での飲食を終え店外に出たところで、人数不明の一味に銃撃され死亡し、先立つ1日22:30過ぎにはヤッラン郡内で、モスクでの礼拝を終え帰宅の為にバイクで路上を走行中だった35歳のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡した。

 また、2日13:00前には同県ヤッリン郡内で、バイクで路上を走行中だったイスラム系住民男性が、何者かに銃撃され重傷を負った。

 一方、ナラーティワート県内では、2日8:00過ぎスンガイ・パーディー郡内で、教師の警護作業にあたっていた国境警備警察隊員を乗せた小型トラックの通過に会わせ爆発物が爆発し、軍関係者4人が負傷を負い、更に同日昼前、ヂャネ郡内にある保健所前で爆発が発生し、警戒作業中だった軍関係者2人が負傷を負った。

 更に、同県ランゲ郡内では2日14:00過ぎ、人数不明の一味と軍関係者との間で約10分間に渡る銃撃戦が展開され、初期報道段階で自警組織員1人が負傷を負った。実行グループ側は路上に鋲を撒きながら逃走した。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月02日

ナラーティワート11ヶ所で連続爆破、托鉢僧等15人が負傷

 1日6:00過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡タンヨンマス地区内にある市場付近にある商店前に仕掛けられていた爆発物が爆発し、付近で托鉢中だった僧侶1人、托鉢僧の警護作業にあたっていた軍関係者3人、仏教系住民2人及びイスラム系住民3人の合計9人(初期報道段階では6人)が負傷を負った。

 爆発物は、自動車用のリモートコントロールを使用した遠隔起爆式の物が使用されたと見られ、またこの爆破に絡んで容疑者1人の身柄が拘束された事が明らかになっているが、詳細に関しては明らかにされていない。

 更に8:10に同地区中心部にある郵便局やバイク販売店、病院の敷地内の合計3ヶ所で爆発が同時に発生したが人的な被害は確認されなかった。

 同地区中心部では9月29日から同30日にかけて、仏教系住民が経営する2ヶ所の雑貨店前で1日8:10に起爆するよう設定された時限爆弾が発見され回収されていた。

 また、同県内では同日7:30前にウェーン郡内で、路上脇に仕掛けられていた爆発物が爆発し、元自警組織員のイスラム系住民男性(57)が重傷を負い、ほぼ同時刻に発生した電柱付近に仕掛けられていた3発の爆発物の爆発により住民3人が負傷を負った。

 更に同県シーサコン郡内では同日7:30前に路上で、ほぼ同時刻にスンガイ・パーディー郡内の地域行政庁舎付近で、更に9:15頃にはバーヂョ郡内の村道脇で爆発が発生したが、何れも人的な被害は無かった。

 また、同日10:45頃に、シーサコン郡内で軍関係車両の通過に会わせ爆発が発生し、軍関係者2人が負傷を負った他、バーヂョ郡内でも新たな爆発の発生が確認されている。

 一方、ヤッラー県県都内では9月30日夜半、2ヶ所の公衆電話や華人系住民所有の小型トラックが連続して放火された他、2ヶ所で偽爆弾が回収された他、1日16:30前には県都内ポセーン地区内で、バイクで路上を走行中だった50歳の住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。男性は警察の情報要員だった。

 また、パッターニー県グロンピナン郡内では1日2:00過ぎ、ゴム農園に作業に向かうためにバイクの2人乗りで路上を走行中だった地区警察署所属の警察少尉夫妻(イスラム教徒)が、何者かに銃撃され後部座席に乗っていた44歳の妻が重傷を負い搬送先の病院で死亡した。尚、一部報道は一味側が女性を誘拐しようとした際に女性が激しく抵抗した為銃撃したとの目撃証言があると報じているが、事件発生当時夫である警察少尉が同行していたこと、また初期以降の報道では同様な記述が見られないことから誤報だったと見られる。 また、同県内では1日夕方前にサーイブリー郡内で、帰宅の為に小型トラックを運転中だった学校長がバイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。

1日 10:10掲載 20:30最終更新

* 報道により合計13ヶ所で発生と報じるものもありますが、ウェーン郡内で発生した1地点3発の爆発物の同時爆発を3ヶ所として計算した可能性もあるかもしれません。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月01日

10月中に南部4県内で大規模な破壊活動を計画

 ヤッラー県ベートン郡の郡警察当局は9月30日、複数の安全保障関連情報筋からの情報としてBRNや新PULOの結成記念日を控えている10月中に南部国境三県及びソンクラー県をターゲットにした広域に渡る破壊活動が計画されている恐れがある事を明らかにした。

 情報によると、域内各郡の中心部の密集地や当局関連施設、レストランやエンターテイメント施設等をターゲットにした同時多発型の破壊活動が計画されているおそれがあり、また、当局側による集中摘発から逃れていた分離主義組織関係者の一部がターゲット地区に戻り村民に紛れて身を隠しながら破壊活動の実行に備えるていることが確認されているという。

 一方、同県バンナンサター郡内では、9月30日早朝、イスラム系住民男性(59)が自宅に押し入った人数不明の一味に銃撃され重傷を負い、またナラーティワート県ランゲ郡内中心部では、9月29日17:00過ぎ及び同30日11:00前に、何れも仏教系住民が経営する2ヶ所の雑貨店付近で爆発物が発見され回収処理がされた。回収された爆発物は、何れも1日8:10に起爆するようにセットされた時限発火式だった。

 更に9月30日15:30過ぎには、同郡内でバイクの2人乗りで村道内を走行中だった何れもイスラム系の住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され2人とも死亡した。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月30日

ヤッラーで国境警備警察官1人が死亡、ナラーティワートではゴミ収集員女性が銃撃

 29日朝、ヤッラー県バンナンサター郡内で、人数不明の一味が路上の警戒作業にあたっていた国境警備警察隊の車列に向け銃を乱射し、約20分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走しするという事件が発生し、銃撃戦により部隊を指揮していた33歳(報道により30歳)の警察大尉が死亡した。

 銃撃を受けた部隊は、プラヂュアップキーリーカン県チャアム郡(報道によりフワヒン郡)内にある国境警備警察部隊から当地に派遣されていた。

 事件が発生した現場はナラーティワート県とパッターニー県と県境を接する三角地帯で、一部報道は陸空から実行グループの行方を追っている当局側と実行グループとの間で断続的に銃撃戦が発生していると報じている。

 一方、ナラーティワート県ルゥーソ郡内中心部では29日7:00前、モスク付近の路上脇でゴミ収集作業中だった42歳の地元行政当局の職員女性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負った。

 同郡中心部では南部情勢が激化した2004年以来、女性が所属する行政当局の職員を狙った銃撃事件が8件発生し、3人が死亡し5人が負傷を負っていた。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月29日

パッターニーで爆破・銃撃、3人が死亡し妊娠9ヶ月の女教師等7人が負傷

 28日8:00過ぎ、パッターニー県ヤッラン郡内で、教師の警護作業にあたっていた当局関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発し、教師3人、軍・警察関係者4人が負傷を負った。負傷者の内4人は重傷で、内1人は妊娠9ヶ月の女性教師だという。

 更に同日昼過ぎには、同県サーイブリー郡内で、車に乗った人数不明の一味が路上を走行中だった軍関係車両に向け銃を乱射し、車内にいた軍関係者3人が死亡した。死亡した3人はイスラム系の学校で軍事教練を終え、別の学校に向かう途上だった。

 一方、ヤッラー県内では、22日朝ターントー郡内で46歳のイスラム系住民男性が自宅前で何者かに銃撃され重傷を負い、先立つ27日深夜には、バンナンサター郡内で、人数不明の一味が検問作業中だった軍関係者に向け小型榴弾を撃ち込むと共に銃を乱射し、10分以上に渡り銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生したが、軍側に人的な被害は無かった。

 また、27日22:00前にはソンクラー県サバーヨーイ郡内で、モスクの礼拝を終えた37歳(報道により34歳)の男性が自宅前でバイクに乗った2人組に銃撃され死亡するという事件が発生している。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月27日

南部情勢 (24-26日)

・24日夕方、ヤッラー県県都内中心部で、夫人を後部座席に乗せバイクで路上を走行中だった県都警察署所属の警察官(52)が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。死亡した警察官は、勤務終了前に当日発生した副村長銃撃事件の現場検証作業に立ち会っていた。

・24日20:00過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、元ガムナン男性宅前で友人と一緒に飲食中だった30歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷。男性は、元ガムナンの留守宅の監視を任せられていた。

・24日20:00過ぎ、ヤッラー県県都内サテーンノーク地区内で、職業訓練課程校の警備任務に就いていた44歳の仏教系住民男性が、男に銃撃され死亡し、警備詰め所にいた30歳の妻が負傷。一緒にいた5歳の息子は難を逃れる。警察側は、個人的な係争の線も含めて捜査。

・25日朝、パッターニー県県都内中心部で、出勤の為にバス待ち中だった59歳の学校教師が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

・25日午前、ヤッラー県県都内ブディー地区内で、村道の整備工事作業中だった42歳の建設作業員の男性(イスラム教徒)が何者かに銃撃され死亡。男性は地元行政機構から雇われて作業に従事していた。

・25日19:00前、ヤッラー県県都内ユポー地区内で、バイクで路上を走行中だった26歳のイスラム系住民男性が、何者かに銃撃され死亡。

・25日19:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、45歳の治安担当副村長が礼拝を終えモスクから出てきた所で、付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡。更に、現場検証に現れた当局関係者の到着に会わせ爆発が発生すると共に、人数不明の一味との間で銃撃戦が発生し、警察官1人が軽傷。

・26日3:00前、パッターニー県サーイブリー郡内で、人数不明の一味がバイクの3人乗りで走行中だったレンジャー部隊に所属する自警組織員に向け銃を発砲し、1人が死亡し1人が負傷。3人は飲食店で酒を飲み終え帰宅の途上だった。

・26日11:00前、ヤッラー県ラーマン郡内で、63歳のイスラム系住民男性が買い物の為に市場内に居るところで、徒歩で後をつけていた2人組に至近から銃撃され死亡。男性の弟は副村長。

・26日午前、ナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡の警察当局は、バイクで検問を突破しようとしたイスラム系の男2人の身柄を拘束。2人は郡内で発生した少なくとも4件の襲撃殺害事件に関与したRKKの組織員と見られる。

・26日昼過ぎ、ヤッラー県県都内ラムマイ地区内で、バイクで路上を走行中だった27歳の地元行政機構評議会議員の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

・26日昼過ぎ、ヤッラー県ラーマン郡内で、村道内を歩行中だった38歳のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡。

・26日14:30過ぎ、パッターニー県マイゲーン郡内で、教師の警護作業中だった軍関係者と人数不明の一味との間で銃撃戦が発生し、レンジャー部隊に所属する自警組織員2人が負傷。

・26日15:00前、パッターニー県ノーンヂック郡内で、人数不明の一味が路上の教師の警護作業にあたっていた軍関係車両の通過に合わせ爆発物を爆破させると共に銃を乱射し、銃撃戦を展開した後に逃走。この爆破・銃撃戦で軍関係者1人が軽傷。

・26日18:00過ぎ、パッターニー県ヤッラン郡内で、学校が放火され木造平屋建ての校舎が全焼。この放火に絡み2人の容疑者の身柄を拘束。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月25日

パッターニー県内で連続襲撃、男女4人が死亡

 23日夕方過ぎ、パッターニー県内で4件の襲撃事件が連続して発生し、女性3人を含む4人が死亡した。

 同日19:00前、パッターニー県サーイブリー郡内で、イスラム系住民宅に押し入った人数不明の一味が、一家に向け銃を乱射し24歳の学校教師の女性が死亡し、前後して19:00過ぎ、同郡内の路上で人数不明の一味が警戒作業を終え本隊に帰隊する為に路上を走行中だった軍用車両2台に向け銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生したが、幸い当局側に人的な被害は無かった。

 更に19:30前には、再度イスラム系住民宅に押し入った人数不明の一味が、一家に向け銃を乱射し39歳と28歳の夫婦が死亡した。実行グループは、路上に偽爆弾を放置すると共に鋲を撒きながら逃走した。

 また、先立つ23日夕方過ぎ、同県ノーンヂック郡内で、バイクタクシーの後部座席に乗っていたレンジャー部隊に所属する女性自警組織員(28)が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。

 一方、ヤッラー県では、23日19:00前ベートン郡内で、バイクで路上を走行中だった47歳の北部から出稼ぎで当地に来ていた男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負い、22:30前には県都内で、バイクで路上を走行中だった副村長が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃されたが、副村長側が所持していた拳銃で応戦し危うく難を逃れている。

 また、ナラーティワート県ルゥーソ郡の警察当局は24日早朝、ヤッラー県及びナラーティワート県内で合計9人が死亡した12件の襲撃に関与した容疑で身柄を追われていた32歳のイスラム教徒の男を逮捕した。

 逮捕された男は、分離主義組織RKKの実行部隊地域幹部と見られ、取り調べに対して同郡内で発生した副村長銃撃殺害事件を始め9件の襲撃事件に関与している事を認める供述を行っているという。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする