パラン・プラチャーチョン党のサマック党首は16日夜、サナームルワンで約2万人前後の支持者等を集め開催された立会演説会の際に、旧タイ・ラック・タイ党が進めてきた大衆政策が王室の権威失墜を狙ったものであると指摘した同党の権力奪取の阻止を意図した権力側の機密文書が各機関に配布されている事を明らかにした。
更に、サマック党首は壇上で、多くの時間をクーデター勢力や民主党に対する攻撃発言に費やしたものの、党の政策に関してはタイ・ラック・タイ党が政権時代に取り組んだ政策の復活をメインとした説明に終始し、特に目新しい公約の提示は為されなかった。
一方、副内務大臣だったチャーッチャーイ政権時代にマスコミ弾圧に関与していた事で知られるチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は、政権奪取後にサマック党首を首相とした政権が誕生した暁には、自ら内務大臣に就任しタクシン政権が遂行してきた麻薬撲滅戦争政策に取り組む意向を明らかにすると共に、タクシン前首相の早期帰国実現に取り組み自らスワンナプーム国際空港で帰国を出迎える方針を明らかにした。
16日夜開催された同党の立会演説会には、今回の総選挙に出馬していないチャート・タイ党副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏の姿も見られた。同氏は、一有権者として会場に現れたスダーラット・ゲーユーラパン女史の質問に対して、真相を聞くために来場したと語っていたという。

