2007年09月06日

元借金帳消党党首が次期首相就任に意欲

 20%ルールの存在や野党連合が総選挙をボイコットした事が手伝い、最終的に無効となった昨年4月2日に行われた総選挙で一躍名を馳せる事になった小政党の借金帳消懇願者党あらためタイはタイ党(タイ・ペン・タイ党)党首のチューチャート・プラターンタム氏は5日、次期総選挙に党公認候補を擁立する方針を確認した上で、次期首相への就任に意欲を見せた。

 これは、同日午前開かれた党のセミナーの席上で語られたもので、チューチャート党首は、次期総選挙後に首相として道義が支配する国家の創成をキーワードに、50万バーツを限度とした全ての国民が抱える借金の帳消し、政府への返済義務を負わない500万バーツ規模の村再生基金を各村に設置、無料診療政策、大学課程までの無料教育等の公約の実現に取り組むとした。

 セミナーには約300人(報道により450人)の党幹部や各地区幹部、党員等が参加し、中には陸軍士官学校第6期卒業組のワンチャート・ネトラーノン中将の姿も見られたという。

参考
旧借金帳消懇願者党が新規党員登録者数でダントツのトップ
(国民の約10人に1人がタイはタイ党に新規党員登録をしていたという目を疑いたくなるような衝撃のニュース)

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2007年09月05日

都市圏の住民は民主党による政府の組織を支持

 私立バンコク大学が行う世論調査クルンテープ・ポールが政治関連の報道に注目していると回答した首都圏及び各地方の都市圏在住の有権者1,199人を対象に8月29日から31日にかけて行った調査で、43.0%の回答者が総選挙後に民主党が政府を組織するべきであると回答し、タイ・ラック・タイ会派が事実上乗っ取ったパラン・プラチャーチョン党の20.7%を大きく引き離す結果になっていた事が明らかになった。

 尚、ルゥアム・ヂャイ・タイ会派は7.7%、チャート・タイ党は7.6%、サマーナチャン会派(スワット・リプタパンロップ氏系)は1.6%だった。

 また、回答者の61.3%がパラン・プラチャーチョン党のサマック党首によるタクシン前首相のノミニー宣言は不適切(報道により前首相のノミニーが党首に就任する事は不適切)であると回答する一方で、42.4%の回答者がサマック党首によるノミニー宣言が次期総選挙の同党の擁立候補や同党への票動向に影響を与え得ないと回答していた。 尚、サマック氏の党首就任を支持すると回答した者は38.7%だった。

 一方、回答者の多くが選挙委員会による12月23日の総選挙実施の公式確認後に政治情勢が好転すると回答する一方で、39.8%の回答者が現選挙委員会メンバーによる公正な選挙の実施に疑問を持っていると回答していた。

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2007年09月04日

刑裁、前首相夫妻に対する逮捕状発行を許可

 バンコク南刑事裁判所は3日午前、シン社系のSCアセット社が絡む資産隠し疑惑に絡んで、法務省特別捜査局側の出頭命令に応じなかったタクシン前首相及び夫人のポヂャマーン・チンナワット女史に対して逮捕状の発行を許可する決定を下した。

 今回発行が許可された逮捕状は、8月17日に設定されていた罪状開示の為の出頭命令に前首相夫妻が応じなかった事を受け法務省特別捜査局側が発行の申請をしていたもの。

参考
DSI、17日に前首相夫妻に対する逮捕状の発行を申請

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2007年09月03日

グライサック元上院議員が民主党に合流

 民主党のステープ幹事長は2日、ナコン・ラーチャシーマー県選出元上院議員でチャート・パッタナー党の創設者としても知られるチャーッチャーイ元首相の息子ながら父親から離れ独自路線を歩み続けてきた事でも知られる元上院外事委員会委員長のグライサック・チュゥンハワン氏を中心とした東北地方を地盤とする元上院議員グループが民主党へ合流した事を明らかにした。

 ステープ氏によると、グライサック氏への党への合流の打診は、東北地方の住民と理解を共有できる地元出身者に域内における地盤作りを委ねるべきであるとの同党元党首のバンヤット・バンタッターン氏(党顧問団副議長)のアドバイスに基づき行われてきたもので、当面グライサック氏を中心にして東北地方に於ける政治地盤強化やニューリーダーの育成に注力して貰う予定であるという。

* グライサック氏は父親が首相だった時代にスラギアット・サティヤンラタイ氏や元タクシン首相付き最高政策顧問のパンサック・ウィンナラット氏(多分現在も前首相と行動を共にしている筈)等と共に首相付き顧問だった事でも知られています。

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2007年09月01日

チャート・タイ党、旧野党との協調関係継続を確認

 チャート・タイ党のバンハーン党首は31日、今後も民主党及びマハーチョン党の旧野党2党との協調関係を継続させる方針を確認した。

 この発言は、先に同党のソムサック副党首(元下院第二副議長)がタクシン支持派系を含む全ての政党・会派と協調路線を歩む用意があると発言し、民主党のステープ幹事長が強い不快感を示すなど旧野党連合内に動揺が広がっている事を受けたもので、バンハーン党首は、ソムサック副党首の発言は個人的な見解でしかないとした上で、今後も旧野党連合の一員として協調関係を継続させる方針に変わりは無いとした。

 また、バンハーン党首が直接電話でタクシン前首相に対してパラン・プラチャーチョン党と協調路線を歩む条件として同党の党首(サマック氏)の交替を要求したと伝えられている事に関しては、クーデター以降は前首相に対して情勢正常化の為にも政界を引退するべきだと言い続けてきただけで、一度も前首相と直接コンタクトを取った事は無いとし、事実無根であることを強調した上で、現状では民主党のアピシット党首が次期首相として最適任であるとの考えを示した。

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選挙委、11月11日から候補者受付を開始

 選挙委員会は31日、次期総選挙の選挙区出馬候補者受付を11月11日から11月15日まで、比例代表区出馬候補者受付を11月18日から22日まで行う見通しになった事を明らかにした。

 これは12月23日に総選挙が実施される事を前提としたもの。

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2007年08月31日

ルゥアム・ヂャイ・タイ、マッチマーへの合流を正式発表

 30日、クルンテープ50会派が合流を決めたルゥアム・ヂャイ・タイ会派は31日午後に正式にマッチマー会派への合流を発表する事を明らかにした。

 これで、会派分裂以前の合意通りソムキット・ヂャートゥシピタック等を中心にした旧道議主義会派とソムサック・テープスティン氏を中心にしたマッチマー会派とが合同で新党を結党する事が確実になった。

 また、この正式発表後にチャワリット元首相も合流する方針を明確にするものと見られる。

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クルンテープ50がルゥアム・ヂャイ・タイに合流

 タクシン政権崩壊後ソムキット・ヂャートゥシピタック氏やスラナン・ウェーッチャーチーワ氏等が中心になって結成された道議主義会派に所属していた人物が中心になって結成されたクルンテープ50会派が正式にソムキット氏が後方支援するルゥアム・ヂャイ・タイ会派に合流する方針を決定した。

 クルンテープ50会派幹部のグンラトン・プラヂュワップモ警察中佐は、約20人の会派メンバーがルゥアム・ヂャイ・タイ会派に合流し、次期総選挙では多会派と積極的に合流し「新たな選択肢」として主にバンコク内で候補者を擁立していきたいとした。

 尚、スラナン氏の去就に関しては、タイ・ラック・タイ党解党により被選挙権を剥奪されている為明確になっていないという。

* 特に驚くような話ではないですね。

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前首相、一度は亡命政府の樹立を考えていたが大物の一声で断念

 国家反独裁民主主義同盟幹部で国際政治コメンテーターだった事でも知られるヂャクラポップ・ペーンケー氏(元外務官僚、元政府報道官)は29日、昨年9月19日にクーデターにより政権を追われたタクシン前首相が亡命政府(ラタバーン・パラット・ティン)の樹立を考えていた事を明らかにした。

 これは、海外記者クラブとのインタビューの際に語られたもので、ヂャクラポップ氏によると、政権の座を追われたタクシン前首相は、王室への敬意を示したいとの思惑と、国際社会が亡命政府側を支持するとの確信のもとに亡命政府の樹立を考えていたが、最終的にバンコクのある大物からの電話により樹立を断念していたという。

 尚、大物に関する詳細や断念に至った具体的な経緯等に関しては明らかにされていない。

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2007年08月30日

首相、選挙委員会側のEU選挙監視団受け入れの為の覚え書き締結拒絶の決定を支持

 スラユット首相は29日、12月23日に行われる予定の総選挙の際に120人規模の選挙監視団を送り込む意向を示しているヨーロッパ連合に対して、覚え書きを交わした上での選挙監視団の受け入れを拒否する決定をした選挙委員会側の判断を支持する意向を表明した。

 これは、選挙委員会のアピチャート委員長が同日午前、選挙監視団の受け入れを覚え書きという形で認める事は、国家主権そのものをEU側に明け渡す事に等しく、また、EUに対して既に総選挙を幾度もなく経験している第三国に対する圧力手段として選挙監視団を送り込む前例を与える事に繋がり得るとして、覚え書きの締結による選挙監視団の受け入れを拒否する意向を表明していた。

 尚、この意向表明に先立ってスラユット首相や外務省関係者と選挙監視団の受け入れの是非について協議が行われていた。

 スラユット首相は発言の中で、選挙監視団を公式に受け入れる事は超法規的に他国に選挙を実施する権利を委譲する事に等しいと指摘した上で、タイは独立国家として充分に公正な総選挙を実施できると語った。

 尚、9月7日に在バンコクのEU大使と選挙委員会の間で行われる予定になっている選挙監視団受け入れの是非を巡る協議の際に、反クーデター・早期民主選挙実施の立場を取っているEU側の覚え書きに基づかない任意での選挙監視団派遣受け入れの要請を選挙委員会側が受け入れると見られ、またスラユット首相も任意での監視団の派遣を歓迎する意向を表明している。

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私欲の為に旧権力と新勢力が合同、チューウィット氏が指摘

 チャート・タイ党副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は29日、12月23日に実施される予定の総選挙を睨んで旧権力と新勢力が私欲の為に合同する動きを見せていると指摘した。

 この発言は47歳の誕生日を記念した記者会見の際に語られたもので、チューウィット氏は、私欲の為に団結しているような旧権力と新勢力の存在を国民が無視する事が一致団結体制を創成する上で重要であると指摘した上で、私欲だけを追及する政治家ならぬ選挙屋を見極める目を養うためにも国民に政治とは何たるかを教育する事が急務であると指摘した。

* 余談ですが、政界入りする前のチューウィット氏と親交があったセー・デン(デン参謀とかデン将校というような意味だと思います)ことカッティヤ・サワディポン少将がちゃっかりとセー・デン党の結党届けを提出しています。元々チューウィット氏の政界入りに批判的だったカッティヤ少将が政党の結党に動いた背景に、一審で実刑判決が下されセーリーピスット国家警察本部長代行(当時警察監察官)に対する名誉毀損裁判による収監を避けると共に裁判を有利に進めたいとの思惑があるのは明らかなのですが、それは別としてさすがに風俗業界に顔が利く人物だけあってチューウィット氏が最初に結党した党に負けない位綺麗な女性を広報担当や秘書、側近に揃えていたりしています。

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チャワリット元首相、3会派が合同で政党を結党する事を条件に合流する意向

 チャワリット元首相(元タイ・ラック・タイ党最高顧問)は29日、マッチマー会派、ルゥアム・ヂャイ・タイ会派及びサマーナチャン会派の3会派が合同で新政党を結党する事を条件に、新政党に合流する意向がある事を明らかにした。

 これは、側近のソラチャイ・モントリーワット少将が明らかにしたもので、チャワリット元首相は、3会派内の一部幹部同士の間にあった意見の対立が解消し、一つの目標を掲げた新政党が結党される頃を見計らって合流する意向を正式に表明すると語っていたという。

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親タクシン派、国家警察本部長代行による土地不正収容疑惑を指摘

 親タクシン派市民団体のピラープ・カーオは28日、セーリーピスット国家警察本部長代行に国有地を不正に収容した疑惑があるとして、天然資源・環境省に対して調査を要求した。

 団体側によると、セーリーピスット国家警察本部長代行が関与しているガンヂャナブリー県トーンパープーム郡内の河川域にあるリゾート施設が、不当に河川敷の国有地を利用して建設されている疑惑があるという。

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2007年08月29日

汚取委、CWP前衝突事件に絡み警察幹部に事情聴取

 国家汚職防止取締委員会は28日、昨年8月21日にセントラル・ワールド・プラザ前で発生したタクシン首相(当時)支持派市民と反タクシン派市民との衝突事件に絡んで、暴行を受けた反タクシン派市民に対する保護行動を放棄し、更に特定のタクシン支持派市民による暴行行為に対する取締を放棄し放置していたなど、職務義務の遂行を怠っていた疑いが濃厚になった首都圏警察本部第一分署のマニット署長(警察少将)、同第六分署のウィニット署長(警察少将)及び同パトゥムワン署のパンロップ署長(警察大佐)を委員会に召致し事情聴取を行う方針を明らかにした。

 この事件に絡んで同委員会は、これまでに衝突発生当時の現場指揮責任者だったルッティロン・テープヂャンダー警察大佐に職務遂行義務違反があったとして国家警察本部に対して階級剥奪を含む厳しい処分を下すよう勧告していた。

参考
CWP前で反タクシン派市民に暴行を振るった3人の男を刑事告訴
反タクシン派市民暴行事件の現場指揮官に解職・階級剥奪を勧告

* 因みに、この事件の3日後にタクシン首相(当時)爆殺未遂自作自演疑惑事件が発生しました。

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2007年08月28日

プラソン委員長、サマック氏の傀儡宣言は憲法違反

 プラソン憲法関連3法案検討委員会委員長(元憲法起草作業委員会委員長)は27日、パラン・プラチャーチョン党党首に就任したサマック・スンタラウェート氏が自らをタクシン前首相のノミニーであると宣言した事が2007年憲法に違反する可能性があると指摘した。

 これは、毒舌政治家としても知られるサマック氏が党首就任直後に、前首相のノミニーではないかとの記者団からの執拗な質問に対して半ば開き直り気味に自らを前首相のノミニーであると宣言した事を受けた発言で、プラソン委員長は、サマック氏の宣言は2007年憲法及び現在制定に向け検討中の憲法関連3法案に抵触する発言であると指摘した上で、政治家は慎重な発言を心掛け自ら墓穴を掘ったり、所属政党に被害を及ぼすような発言は控えるべきであると指摘した。

 プラソン委員長によると、サマック氏のノミニー宣言は、政党が解党され被選挙権及び政党の執行幹部になる権利が剥奪された人物と一心同体である事を宣言した事に等しいことから、今後サマック氏の「宣言」を委員会の審議にかけ法的処分の可否に関して検討を行う方針だという。

 一方、嘗て民主主義市民連合に合流していた事でも知られるプラソン委員長は、仮に国家安全保障評議会がタクシン制度の国内一層を達成できなかった場合は、タクシン制度の復活を阻止する為に活動再開の検討に入った民主主義市民連合に合流する意向を明らかにした。

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12月23日に総選挙を実施

 27日午後、アピチャート選挙委員会委員長は、同日行われたスラユット首相との協議の席上で12月23日に総選挙を実施する事で合意に至った事を明らかにした。

 この協議に先立ち、25日に来年1月中に新政府が組織されるとの見通しを示していたスラユット首相が、2月中までに新政府が組織される見通しであると語り総選挙の実施日程に関して幾分慎重な発言をした事を受け、一部の間で総選挙が来年に持ち越されるのではないかとの憶測も飛び交っていた。

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2007年08月27日

プレーム議長、サプラン陸軍副司令官を次期陸軍司令官に推挙

 27日付けのバンコクポスト紙が消息筋の情報として、プレーム枢密院評議会議長が次期陸軍司令官候補として名前が挙がっている2人の現陸軍副司令官の内年長のサプラン・ガラヤーンナミット大将が次期司令官に相応しいとの考えを示したと伝えた。

 また、サプラン副司令官と同様にクーデターにより「己を犠牲にした」アヌポン副司令官に関しては、陸軍司令官に就任したサプラン副司令官の定年退官後に跡を継ぐのが適切であるとの考えを示していたという。

 陸軍幹部の中でも強硬派的な発言が目立つサプラン副司令官は、次期陸軍幹部人事で屈辱的なポストを与えられた場合は辞職も辞さないと発言していたことで知られ、また人事次第では再クーデターに乗り出すのではないかとの憶測も広がっていた。

 また、同紙は同議長の87歳の誕生日に先だって行われたソンティ陸軍司令官との面会の席上で、次期司令官人事について突っ込んだ協議が行われていたと見られ、またソンティ司令官が近々開かれる陸軍諮問会議への出席をプレーム議長に要請していることから、事実上プレーム議長の考えがそのまま次期司令官人事に反映するのでは無いかと見られていると指摘している。

 一方、26日87歳の誕生日を迎えたプレーム枢密院評議会議長は、例年の慣行に逆らってスラユット首相を始めとする極めて近い関係にある人物のみの祝福の為の訪問を受け入れ、中にはタクシン前首相と同議長との間の和解推進役としてパラン・プラチャーチョン党最高顧問に就任するとの噂がある元国軍最高司令官のモンコン・アムポンピシット大将の姿も見られたという。

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値上がり傾向にある元下院議員の引き抜き料

 元国家憲法起草議会議員のガールン・サインガーム氏(元ブリラム県選出上院議員)は26日、スリン県を始めとする東北地方では、これまで3,000万バーツと指摘されていた元下院議員の政党への”引き抜き料”が4,000万バーツに値上げされている事を明らかにした上で、選挙委員会に対して金銭による引き抜き行為に関与している政党・会派や金銭で己を売っている元下院議員の摘発に乗り出すよう要請した。

 民主主義市民連合に合流し、またASTVのレギュラーコメンテーターとしても知られるガールン氏によると、引き抜き料が値上がりしているのは、地盤にしっかり根を下ろし選挙で勝てる見込みのある元下院議員に対する政党・会派間での引き抜き合戦が激化し、また当該元議員側も各政党・会派からのオファーに対して強気の姿勢を見せている事が反映したものなのだという。

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2007年08月26日

祝サマック氏党首就任、連合が活動再開の検討へ

 民主主義市民連合のスリヤサイ調整役(大衆民主主義キャンペーン事務局長)は25日、サマック・スンタラウェート氏がタイ・ラック・タイ会派が事実上乗っ取ったパラン・プラチャーチョン党の党首に就任した事を受け、民主主義市民連合の活動再会の是非について検討を行う方針を明らかにした。

 発言の中でスリヤサイ調整役は、タクシン前首相のノミニーであるサマック氏が党首に就任した話は全く驚くような話では無かったと皮肉った上で、タクシン体制復活阻止を視野に連合の活動再開の是非について検討を行うとした。

 また、チャワリット元首相が政界復帰の意向を示している事に関しては、タクシン前首相からの圧力によりノミニーとして政界復帰を決心したと誤解されるような自ら墓穴を掘るような言動だけは控えるべきであると皮肉った。

 一方、政治会派間で党設立に向けた合流の動きが激しくなっている事に関しては、和解推進・挙国一致体制の創成というスローガンを隠れ蓑にした私益の追及行為でしかないと指摘した。

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首相、12月23日の総選挙実施が最も理想的

 スラユット首相は25日朝放送された定例政見放送の中で、あらためて12月23日に総選挙を実施し、来年1月中に新政府が組織されるのが最も理想的な日程であるとの考えを示した。

 但し、正式な総選挙実施日程に関しては、27日午後にアピチャート選挙委員会委員長と最後の詰めの協議を行った上で、同日中に発表される見通しであるとのこと。

 また、総選挙後の政情に関しては、大きな変化は起こりえないとしたものの、政情を再激化するような特別な要因が存在していない限りは、民主主義のシステムにより自ずと正常化の方向に向かうとの考えを示した。

 これは、タクシン前首相のノミニーと目されるサマック・スンタラウェート氏がパラン・プラチャーチョン党党首に就任した事により国内正常化が遠のいたと指摘されている事に関してコメントを求められた際に、サマック氏がタクシン前首相のノミニーか否かは国民が判断するべき事柄であるとした上で語られたもの。

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