2008年01月04日

プラチャイ氏、今度は幹事長が勝手に連立参画を発表したと怒る

 先にパラン・プラチャーチョン党との連立を決定したアノンワン幹事長を始めとする党幹部の判断を受け入れると発言していたマッチマーティパッタイ党のプラチャイ党首は2日、事前に党首に報告する事無くパラン・プラチャーチョン党を中心とした連立政権の成立を宣言する為の共同記者会見に出席したアノンワン幹事長に対して強い不快感を示した。

 それに対してアノンワン幹事長側は、既に電話で報告し了解を得られていると主張した上で、プラチャイ党首に対して日頃の発言に注意するべきであると語り、強気の姿勢を示した。

 発言の中でプラチャイ党首は、党会議の決定に基づきマッチマー会派系のアノンワン幹事長及びスントン副党首に連立参画に向けた交渉役を委ねた事は認めたものの、パラン・プラチャーチョン党との連立に関しては党首の承認を得ておらず、また同党首と対立が伝えられている両名が所属するマッチマー会派に関しては、選挙期間中に独自に選挙運動資金を提供するスポンサーを探すように申しつけていたにも拘わらず、それすら実現していないことから、既にマッチマー会派は党内に於ける発言権を失っていると指摘した。

 その上で自ら敢えて党規に反する行動に出た両名及びマッチマー会派に対しては、党からではなく社会から制裁を受ける事になると指摘した。

 尚、既にパラン・プラチャーチョン党との連立が既成事実になっている事に関しては、党の42の公約を実現する為には同党との連立も良しとしたが、何れにしても自ら連立参画を申し入れる事はせず、パラン。プラチャーチョン党のサマック党首側から直接自分に対して連立参画の要請を行うべきであるとした。

 一方、ソムサック・テープスティン氏夫人でもあるアノンワン幹事長側は、既に電話でプラチャイ党首や党の主要な出資者であるアマリン副党首に対してパラン・プラチャーチョン党との連立を決定した事を報告し特に反対意見は聞かれていなかったと主張した上で、むしろ党内で激しい党首降ろしの動きに晒されているだけでなく、党首資格欠格の申し立てが選挙委員会に対して為されているプラチャイ党首こそ発言に注意するべきであると語り、強気の姿勢を示した。

参考
プラチャイ氏がタクシン前首相との敵対関係を解消すると宣言
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2008年01月03日

パラン・プラチャーチョン党、経済関連5ポストを要請

 パラン・プラチャーチョン党のスラポン幹事長は1日、既に連立政権内で5つの経済関連の閣僚ポストを要請している事を明らかにした。

 5つの経済関連ポストは、財務省、運輸省、農業・協同組合省、商務省及び観光・スポーツ省のポストで、スラポン幹事長によると既にチャワリット政権時代に元副首相兼財務大臣だったウィーラポン・ラーマングン氏及び元財務大臣のタノーン・ピタヤ氏に対して財務大臣及び同副大臣の就任要請を行っているが、1日現在両名から受諾の回答を得られていないという。

 また、スラポン氏によると公共保健省等の社会関連の閣僚ポストも要請する方針で、その他防衛省や内務省といった安全保障関連のポストに関しては連立政権の枠組みが明確になって以降に各党間で協議を行う予定になっているものの、最終的に各省の副大臣に連立に参画した政党推薦の人物を据える方向で話がまとまる見通しであるという。

 一方、工業省や労働省に関しては、連立に参画した政党推薦の人物を大臣に据える事になるとの考えを示した。
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チャート・タイ党は既に連立参画の意向を伝達済み

 チャート・タイ党最高顧問のサナン・カチョンプラサート少将(元民主党幹事長、元マハーチョン党党首)は2日昼前、既に同党からパラン・プラチャーチョン党に対して連立参画要請を受け入れる意向が伝達済みである事を明らかにした。

 尚、共同歩調をとる方針を確認しているプゥア・ペーンディン党との間で2日に行われる予定だった最終協議は延期になっている。
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中堅二党、連立参画合意に向けた最終協議を延期

 チャート・タイ党とプゥア・ペーンディン党の中堅二党は2日、同日逝去されたガラヤニ王女に弔意を示すために同日正午に予定されていた連立参画合意に向けた最終協議を延期した。

 最終協議後にパラン・プラチャーチョン党を中心にした連立政権参画の是非に関する両党の方針が公式に発表される予定になっていた。

 尚、新たな協議日程は別途明らかにされる予定。
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2008年01月02日

タクシン前首相、政界復帰は100%無いと断言

 タクシン前首相は1日TITVのインタビュー番組の中で、政界復帰の可能性は100%無いと断言すると共に今後は経験者としてアドバイザー的な立場に徹していきたいと語った。

 また、タイへの帰国予定に関しては、4月のソンクラー期間中の帰国を考えているとした上で、帰国後に国内和解の推進の為に全ての層、特にプレーム枢密院評議会議長との間にわだかまっている考えの相違の解消に努めていきたいと語った。

 更に、次期首相に関しては最大議席数を獲得したパラン・プラチャーチョン党のサマック党首が最適任であるとする一方で、チャート・タイ党のバンハーン党首に関しては総選挙での支持が低いことから不適格であるとし、また、サマック党首が独りよがりで、暴言吐きであると指摘されている事に関しては、単なる選挙戦略でしかないとした上で自己改善が可能であるとの考えを示した。
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プラチャイ氏がタクシン前首相との敵対関係を解消すると宣言

 マッチマーティパッタイ党のプラチャイ党首は12月31日、同党のアノンワン幹事長を中心とした党幹部がパラン・プラチャーチョン党を中心とした連立政権への参画を正式に決定した事に対して受け入れる意向を表明した上で、これを機会にタクシン前首相との敵対関係を解消する意向を明らかにした。

 民主主義市民連合の集会で演説を行ったこともあるプラチャイ党首は、タクシン政権時代のマスコミ弾圧に対抗すると共に民主党関係者や反タクシン派言論人に意見を表明する機会を与える為にTPIビル内にコミュニティーラジオ局を開設し、度々当局側による違法まがいの捜査や政府による免許剥奪等の嫌がらせを受けていた事でも知られる。

 プラチャイ党首は発言の中で、政権時代に自分が関係しているビジネスに不利になるような11の経済関連法を制定した民主党に対して恩義を感じていないとした上で、今後は過去の確執を忘れタクシン前首相に対する攻撃を止めるとし、また他の党員に対しても同前首相に対する攻撃を止めるよう要請していくとした。
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2008年01月01日

サマック氏、254議席で連立政権樹立を宣言

 パラン・プラチャーチョン党のサマック党首は12月31日14:00過ぎにバンコクのホテル内で記者会見を開き、ルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党、マッチマーティパッタイ党及びプラチャーラート党と連立し政権を樹立したと宣言した。

 記者会見には、ルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党のプラディット・パトラウィシット氏、マッチマーティパッタイ党のアノンワン・テープスティン女史及びプラチャラート党のウライワン・ティヤントーン女史と各党の幹事長・副党首クラスの人物が同席したが、各党の党首の姿は見られなかった。また、マッチマーティパッタイ党筋によると、連立参画の見返りに2つの閣僚ポストの提供の申し入れがパラン・プラチャーチョン党側からあったという。

 下位三政党の連立参画を宣言する事により、連立政権樹立に向けた工作を水面下で行っている民主党を牽制すると共に、パラン・プラチャーチョン党主導による連立政権の樹立を既成事実化することにより、明確な回答を渋っているチャート・タイ党及びプゥア・ペーンディン党に早期の回答を迫る思惑が今回の宣言の背景にあると見られる。

 この四党の連立により254議席を下院議会内で確保する事になるが、サマック党首によると今回の宣言が連立参画に前向きな反応を示しているチャート・タイ党及びプゥア・ペーンディン党に対する受け入れ窓口を閉ざした事を意味するものではなく、引き続き目標としている315議席以上の議席数の確保を目指していく意向であるという。

 尚、チャート・タイ党及びプゥア・ペーンディン党の中堅二党は同日、あらためて2日に正式に今後の政治的なスタンスについて発表する方針を再確認しているが、チャート・タイ党のバンハーン党首は同日午前、パラン・プラチャーチョン党からの連立参画への申し入れを受け入れる方針を明らかにしている。しかし、プゥア・ペーンディン党のワタナー最高顧問は、党としては連立参画の受け入れの決定を行っていないと語るに留め明確な回答を避けている。
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2007年12月31日

ブリラムのパラン党候補3人にレッドカード

 選挙委員会は30日、ブリラム県第一選挙区から出馬し当選を決めたパラン・プラチャーチョン党所属の3人の候補者に対して1月31日に一斉に行われる再選挙での再出馬が認められないレッドカードを発行する決定を下した。

 レッドカードが発行されたのはプラギット・ポンデート氏、ポンチャイ・シースリンヤンナヨーティン氏及びルンロート・トーンシリー氏の3人で、何れも有権者に現金を配った行為及び立会演説会に参加する住民に移動手段を提供した事が選挙法に違反すると判断され今回の決定になった。

 レッドカードの発行により、3人は向こう1年間に渡り被選挙権が剥奪される他、再選挙にかかった費用の弁済義務を負う事になる。
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新政権は短命に終わる、ルゥアム党副党首が予測

 ルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党のアネーク副党首(元民主党副党首、元マハーチョン党党首)は30日、年明けにも枠組みが明確になると見られている新政権が短命に終わるとの考えを示した。

 アネーク氏は発言の中で、今後の政治情勢を正しく予測する事が出来ない情勢の中ではどの政党が政権を取ろうとも短命に終わるとの考えを示した上で、新政府は攻撃的では無い人物を閣僚に据えると共に、少なくとも半年以上の期間をかけて国内和解の推進、一致団結体制創成の推進に努め、社会、特に嘗ての政権を受け入れていなかった層からの信頼を勝ち取る事が重要であると指摘した。

 また、民主党を除く全ての政党がパラン・プラチャーチョン党を中心とした新政権に参画すると見られている事に関しては、大多数の下院議員を議会内に確保する事は政権の安定の確保に繋がるとしたものの、反政府運動の再発を防ぎ真の安定性を確保する為には国内和解の推進、一致団結体制の創成の推進を基本に置き、法定の手続きに介入せず、学識経験者や高学歴層の意見を無視せず、野党となる民主党を蔑まず尊重する事が重要であると指摘した。
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連立参画に向けた調略に40億バーツが投下、民主落選候補が指摘

 ブリラム県第三選挙区に民主党から出馬し落選したチャイヤワット・シンスウォン氏(元パランタム党党首、元工業大臣、民主主義市民連合幹部)は29日、ある中規模政党を連立政権に取り込むために40億バーツ近い資金がパラン・プラチャーチョン党により投下されていたと指摘した。

 チャイヤワット氏によると、パラン・プラチャーチョン党側は、強大な連立政権を樹立する為にある一つの中規模政党の幹部を利権を餌に調略し連立への参画に合意させ、対象になった中規模政党の下院議員に就任する予定の党員全員を説得する為に総額で40億バーツ近い資金が投下されていたという。

 また、連立への参画を公式に表明していない下位三政党の連立参画がパラン・プラチャーチョン党側により早期から発表されている背景に、あたかも古い借金の全額帳消しを申し出るような下位三政党側の弱みにつけ込んだ何らかの交換条件が提示されていた可能性があると指摘した。
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2007年12月30日

チューウィット氏、バンハーン氏は11月の発言を守り連立参画を断念すべし

 元チャート・タイ党副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は29日バンコクにあるチャート・タイ党本部前で記者会見を開き、同党のバンハーン党首はパラン・プラチャーチョン党と共同歩調をとる考えは無いとした己の発言を守りパラン・プラチャーチョン党との連立を断念するべきであると指摘した。

 発言の中でチューウィット氏は、民主党との旧野党連合同士の昼食協議が行われた翌日の11月7日に行われたマスコミとのインタビューの中でバンハーン党首がパラン・プラチャーチョン党と共同歩調をとる考えは無いと語っていたと指摘した上で、連立参画の前提となる5つの条件を隠れ蓑にして己の心変わりを誤魔化すことなく、前言を守りパラン・プラチャーチョン党主導の政権への連立参画を断念するべきであると指摘した。

 更に、チューウィット氏は、バンハーン党首が連立への参画を公式に表明する事は、インタビューの発言を聞いてチャート・タイ党に投票した有権者を裏切るだけでなく、しっかりとした野党連合の誕生を期待していた有権者をも裏切ることになると指摘した上で、仮にバンハーン党首が連立参画を公式に表明した場合は、葬儀用の花輪を持参してバンハーン党首のもとに抗議の為に馳せ参じる意向を明らかにした。

参考
報道映像 (MCOT)
チューウィット氏、優柔不断な姿勢に抗議し党を離脱
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タクシン前首相、4月中に帰国する意向

 選挙戦の勝利報告と年末の挨拶の為に香港に滞在中のタクシン前首相のもとを訪れていたパラン・プラチャーチョン党のチャオワリン・ラッタサックシリ警察中尉は29日、現地でタクシン前首相が4月中に帰国する意向を示していた事を明らかにした。

 先に、タクシン前首相は新政府が誕生する2月から4月の間に帰国する意向を示していた。

 チャオワリン警察中尉によると、今回戦勝報告の為にタクシン前首相のもとを訪れたのは約60人のパラン・プラチャーチョン党の党員を中心とした一団で、元タイ・ラック・タイ党副党首のスダーラット・ゲーユラパン女史も同行していたという。
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民主党の単独野党がほぼ確定、パラン党がプゥア党の調略にも成功

 29日昼前、プゥア・ペーンディン党のワッタナー最高顧問の自宅でスウィット党首を含む同党幹部と会談を行ったパラン・プラチャーチョン党のソムチャーイ副党首(タクシン前首相の義弟)とルゥアンロート副党首(元国家安全保障評議会最高顧問)は、会談でプゥア・ペーンディン党側から連立参画に向けた前向きな感触を得ることが出来た事を明らかにした。

 両副党首によると、プゥア・ペーンディン党とチャート・タイ党間で詰めの協議を行った上で、2-3日後に連立参画に向けた回答が得られる見通しだという。

 両副党首は、前日夜半に高血圧で緊急入院したチャート・タイ党のバンハーン党首を見舞った際にも、同様に連立参画に向けた前向きな感触を得られていた事を明らかにしていた。

 尚、バンハーン党首は29日午前中に病院を退院しており、同日中に今後の政治的なスタンスについて記者発表を行う意向を示しているという。

 29日午後に配信されたネーションの英文速報によると、バンハーン党首の息子のワーラウット氏が、既にチャート・タイ党とプゥア・ペーンディン党間で連立に参画する事で合意に至っている事を確認した上で、2日に開かれる記者会見で公式に両党がパラン・プラチャーチョン党主導の連立政権への参画を表明する見通しになった事を明らかにしているという。
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2007年12月29日

バンハーン氏が緊急入院、パラン党が機会を捉え急接近

 28日19:00過ぎ、チャート・タイ党のバンハーン党首がラーマティボディー病院に緊急入院した事が確認された。担当医師によると、過労と心労による高血圧の症状を見せているという。

 関係者によると、バンハーン氏は朝からふらふらすると不調を訴え、その後プゥア・ペーンディン党のスチャート・タンヂャルゥン氏(元下院第一位副議長)の自宅で開かれた同党とのディナー・ミーティングの席上で再度不調を訴えミーティングを中座して病院を訪れていたという。

 同氏の息子のワラーウゥト氏によると、同日21:00頃にパラン・プラチャーチョン党のスラポン幹事長が見舞いに訪れる予定だという。

 スラポン幹事長は同日、チャート・タイ党とプゥア・ペーンディン党が連名で提示した連立に参画する前提となる5つの条件は、既に党の方針になっている無意味なものであるとして連立参画の条件には為り得ないとの強気の姿勢を示していた。この強気な発言の背景に連立後の大臣ポストを巡る交渉を有利に進めたいとの思惑があると見られている。

* その後の報道によると、パラン・プラチャーチョン党のソムチャーイ副党首(タクシン前首相の義弟)や元国家安全保障評議会最高顧問のルゥアンロート・マハーサーノン大将(副党首)等が豪華な花輪を持って調略、もとい見舞いに訪れていたようです。
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あたかも王室を尊重していないような物言いとサマック党首が不快感

 パラン・プラチャーチョン党のサマック党首は28日、チャート・タイ党とプゥア・ペーンディン党が連名で連立に参画する前提となる5つの条件を提示した事に対して、あたかも自身が王室を尊重していないような物言いであると不快感を示した。

 発言の中でサマック党首は、5つの条件中に記された王室を尊重すべしとの条件は、僅かに33議席しか獲得していないチャート・タイ党のバンハーン党首が233議席を獲得したパラン・プラチャーチョン党の党首に対して王室を尊重していないと侮辱したに等しいものであると指摘した上で、"長年に渡り親交がある"バンハーン党首に対してスントラウェート家の歴史を調べればラーマ5世の治世から王室を尊重し続けてきた事が判るはずであると指摘した。

 その上でサマック党首はバンハーン党首に対して、国王から勲章を下賜された格上の自分に対して物事を指導する様な態度をとるべきでは無いと指摘した。

 尚、サマック党首は、政権奪取後に国家安全保障評議会や国家毀損行為調査特別委員会に対する復讐に出る可能性に関しては、早期の一致団結体制の成立・国内正常化の実現を希望されている国王の思し召しに反するとして否定した。
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タクシン前首相が年間を通して最も期待はずれだった人物

 バンコク大学が行う世論調査クルンテープ・ポールがバンコク在住の1,198人を対象に21日から26日にかけて行った調査で、最も多い35.3%の回答者がタクシン前首相が年間を通して最も期待外れの人物だったと回答し、以下、クーデターを首謀したソンティ副首相(15.3%)、タクシン前首相の代理人を自認するパラン・プラチャーチョン党のサマック党首(7.8%)、スラユット首相(6.2%)、反タクシン派の旗手だったソンティ・リムトーングン氏(2.3%)と続いていた事が明らかになった。

 尚、最も賞賛に値する人物に関しては、最も多い18.5%がスラユット首相の名をあげ、以下、タクシン前首相(9.0%)、南部国境三県域内に展開している当局関係者や任務に就いている教師(8.7%)、ソンティ副首相(8.6%)、プレーム枢密院評議会議長(7.4%)、アピシット民主党党首(5.1%)、12月に死亡したBIG D2Bの父親であるウドム・キッティゴンヂャルゥン氏(2.9%)と続いた。

 また、最も期待はずれだった当局機関に関しては、最も多い14.6%の回答者がスラユット政権をあげ、以下、バンコク大量輸送公社(11.3%)、国家警察本部(7.2%)、選挙委員会(6.8%)と続き、一方で最も賞賛できる当局機関に関しては、最も多い8.2%の回答者が南部国境三県域内で任務に就いている軍関係者をあげ、以下、国家警察本部(7.3%)、選挙委員会(7.2%)、国家毀損行為調査特別委員会(6.7%)、国王や国王の姉君の治療にあたったシリラート病院(6.4%)、スラユット政権(4.0%)と続いた。

 更に、新政府に期待している新年の贈り物に関しては、最も多い22.2%が景気向上をあげ、以下、誠実・汚職に手を染めないこと(15.4%)、一致団結の実現・対立の解消(13.2%)、消費者物価の抑制・原油高問題の解決(10.2%)、私利私欲を捨て国益の為に任務を遂行すること(8.5%)、影響力を持つ大物対策・国内治安法の廃案(8.0%)と続いた。

 一方、今年最も嬉しかった出来事に関しては、最も多い46.0%が国王の80歳の誕生日を記念する式典をあげ、以下、国王のご退院(40.3%)、総選挙の実施(6.7%)と続き、一方で最も悲しい出来事に関しては、最も多い33.0%が南部情勢をあげ、以下、国王陛下のご入院(18.1%)、国王陛下の姉君の病状悪化(14.2%)、政治的対立の激化(11.2%)、1-2-GO機の墜落事故(6.2%)と続いた。
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2007年12月28日

中堅二党がパラン党との連立に向けた五つの条件

 27日夜、チャート・タイ党のバンハーン党首及びプゥア・ペーンディン党のスウィット党首が共同で記者会見を行い、今後も両党が共同歩調をとっていく事を再確認すると共に、パラン・プラチャーチョン党主導の政権に両党が参画する前提となる五つの条件を提示した。

1.王室の尊重
2.プレーム枢密院評議会議長に対する誹謗中傷行為の中止
3.政権を報復手段として利用しない
4.国内の法手続に付すためにタクシン前首相の帰国を実現させる
5.国家毀損行為調査特別委員会(資産調査特別委員会)の存続

 両党に関しては、先にパラン・プラチャーチョン党外事関連担当顧問のヂャクラポップ・ペーンケー氏(元政府報道官)が、開票作業でパラン・プラチャーチョン党の優勢が伝えられている事を受けプレーム枢密院評議会議長が状況を問いただすために両党の党首を公邸に招致したと指摘していたが、事実関係は確認されていない。

 一方、この五つの条件に対してパラン・プラチャーチョン党のグテープ報道官は、プレーム枢密院評議会議長関連を含め既に党側が実行しており、また国家毀損行為特別委員会関連に関しても既に同委員会の任期が定められている事から問題無いとの考えを示した上で、最終的に"口達者な者がほざいている"165議席の民主党だけが議会内で野党として残る事になるとの見通しを示した。

 同報道官によると、仮にチャート・タイ党とプゥア・ペーンディン党が連立に参画したとしても、エチケットとして既に連立参画を表明している下位三党を見捨てる考えは無いという。
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プゥア・ペーンディン党のパラン党合流が濃厚に?

 ナラーティワート県の選挙区から当選見込みになったウェーマーハーディー・ウェーダーオ氏は27日、前言を翻しパラン・プラチャーチョン党との連立に前向きな姿勢を見せた。

 ウェーマーハーディー氏は、タクシン政権時代にJIがタイ国内で行ったとされる謀議に関与した容疑で逮捕され、その後裁判で無罪が確定していた事で知られ、また同氏等に対して拷問紛いの取り調べを行われていると告発した顧問弁護士のソムチャーイ・ニーラパイヂット氏がその後失踪し、南部情勢激化のきっかけの一つになったと指摘されていた。

 先にパラン・プラチャーチョン党との連立は最後の選択肢であると語り民主党との連立に前向きな姿勢を示していたウェーマーハーディー氏は発言の中で、南部の住民は民主党の政策にそれほどの関心は持っておらず、今回の総選挙で少数の国民からの支持しか得られなかった民主党と連立することは南部情勢を激化させる事に繋がり得ると指摘した上で、むしろ多数の国民の支持を得たパラン・プラチャーチョン党に合流し安定した政権を創成する事が南部情勢の安定に繋がり得ると指摘した。

 また、ウェーマーハーディー氏は、前言を翻した背景に党側から何らかの圧力があったのではないかとの憶測を否定した上で、政策において共通点が多いパラン・プラチャーチョン党と連立し安定した政権を創成する事が国益に適っているとの認識から考えをあらためたとした。

 ウェーマーハーディー氏の発言に先立って同党のスラデート副党首が、(党首が中選挙区で落選した)プゥア・ペーンディン党が生き残るための唯一の選択肢は政策において共通点が多く、また安定した政権の成立に繋がるパラン・プラチャーチョン党と連立することであると指摘していた。

 尚、原則的にチャート・タイ党と共同歩調をとる方針を決定しているプゥア・ペーンディン党内では依然パラン・プラチャーチョン党との連立を推進する一派と民主党との連立する一派とに分裂しており、同日開かれた党内会議でも今後の方針に関して明確な結論には至らなかった模様で、また、28日夕方過ぎに、チャート・タイ党のバンハーン党首等を交えたディナー・ミーティングが再々度行われている事が確認されている。
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使い捨てのATM、プラチャイ党首の党内実権が事実上消滅

 マッチマーティパッタイ党マッチマー会派のスントン・ウィラーワン氏(プラヂンブリー県第一選挙区当選見込み)は27日、既に同党のプラチャイ党首の党内に於ける発言権が消滅したとの考えを示した。

 これは、民主党を中心にした政権への参画を主張しているプラチャイ党首が28日に党会議を招集している事について聞かれた際に語られたもので、スントン氏は連立参画に向けた各党との交渉は既に党幹部3人に委任されており、プラチャイ党首が意見を挟む余地は既になくなっていると指摘し、事実上意見の対立だけで終わる会議の開催は不可能であるとの考えを示した上で、同日はTPIビル内にある党本部に置かれているソムサック・テープスティン氏直系のマッチマー会派に所属している備品がビル外に持ち出される日になると語り、事実上マッチマー会派がプラチャイ党首を見捨て独自の判断で動いていく事を強く示唆した。

 マッチマーティパッタイ党の当選見込み者7人の内、5人がパラン・プラチャーチョン党との連立に柔軟姿勢を示していると見られる旧タイ・ラック・タイ党ナム・ヨム派閥系のマッチマー会派のメンバーで、残りの2人が反タクシン派を中心としたプラチャイ党首系の会派メンバーと見られている。

 また、プラチャイ党首は、資金力目当てにソムサック・テープスティン氏等にいいように利用された上で、見捨てられた姿から一部のマスコミから使い捨てのATMと揶揄されていた。

 一方、落選が確実視されているプラチャイ党首側は27日、党首を辞任する考えが無いことを確認した上で28日に招集する党幹部会議では、連立参画に向けた党の方針を決定する他、同党首の解任を求める運動を党内で展開している元マッチマー党党首のタナポン・シーヤーグン氏を党登記責任者から解任する決定を行う方針である事を明らかにした。尚、タナポン氏を副党首から解任する方針は無いとのこと。

 同党首によると、既にパラン・プラチャーチョン党及び民主党の両党から2つの閣僚ポストのオファーが伴った連立への参画の打診を受けているという。
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検事総局、前首相がタイに足を踏み入れ次第容赦なく逮捕状を執行

 検事総局は27日、国有地不正収容疑惑で逮捕状が発行されているタクシン前首相がタイに足を踏み入れ次第容赦なく逮捕状を執行する方針を再確認した。

 先にタクシン前首相は、自らに持たれている不正疑惑と戦うために新政権が発足する2月から4月の間にタイに帰国する意向を明らかにしていた。

 検事総局側は、パラン・プラチャーチョン党による政権奪取がタクシン前首相の不正疑惑追及に影響を与え得ないとした上で、同前首相がタイに帰国次第既に発行されている逮捕状が執行される事になるとの考えを示した。

 また、前後してチャーンチャイ法務大臣もタクシン前首相が帰国次第逮捕され得るとの考えを示しすと共に、その場合には同前首相に仮釈放を申請する余地があるとの考えを示した。
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