2007年12月19日

パラン党支部に榴弾が投げ込まれる

 17日21:00頃、バンコクのラートプラーオ区で、バイクに乗った2人組がスコンタサワット通り沿いにあるパラン・プラチャーチョン党第三地区選挙対策本部前に向け小型榴弾を投げ込むと共に煙幕弾を破裂させ逃走するという事件が発生した。この事件による人的な被害は確認されていない。

 事件発生後、付近をパトロール中だった警察官が、ナンバーを付けていない黒色のバイクに飛び乗り逃走しようとした不審な2人組の捕捉に乗り出したが、2人組は警察官を振り切り逃走した。その際、警察官により引きちぎられた2人組の内の1人が着用していた衣服の一部が回収されている。

 この事件の発生を受け当局側は、首都圏内の政党関連施設を中心に警戒態勢を強化した。

 投げ込まれた榴弾はMK-2型の手榴弾と見られるが、起爆できないよう信管の周辺がテープで固く巻かれていたことから、何らかの思惑を持った脅迫目的での犯行との見方がされている。

* タクシン政権時代には民主党本部を狙った以下の様な事件が発生していました。
民主党本部前に爆発物
民主党本部に銃弾が撃ち込まれる
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アピシット党首を乗せたBMWが追突事故、更に自家用ベンツがエンスト

 18日0:30頃、サラブリー県ゲーンコーイ郡内で民主党のアピシット党首を乗せたBMWが、前方に割り込んできた6輪トラックに追突した衝撃でBMWのフロント部分が大破し、アピシット党首が軽傷を負うという事故が発生した。

 更に、同日朝、アピシット党首が党本部に向かうために運転していた個人所有のベンツが、高速道路のラーマ6世通り出口前付近でエンストを引き起こした。

 アピシット党首は同日朝、今回の事故とエンストにより運気が低下したとの指摘を一笑に伏した上で、今後も予定通り遊説活動を継続していく意向を明らかにした。

 同党首によると、多少の頭痛が残っているものの、これが今回の事故によるものなのか、それとも慢性的な寝不足によるものなのか不明だという。

 尚、事故に関しては、当時BMWを運転していた男性(37)の証言から、ナコンラーチャシマー県内で行われた遊説を終えバンコクに戻る為にミトラパープ通りを高速度で直進中に、Uターンをする為に前方に割り込んできたトラックに追突したと見られ、またエンストはアピシット党首の言によれば、長らくベンツを使用していなかった事が原因で発生したのではないかという。
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2007年12月18日

選挙委、プラセーン氏に対してレッドカードを発行する方針

 選挙委員会は17日、タクシン前首相の肖像を使用した選挙活動で話題になったウタイターニー県内の中選挙区から出馬しているパラン・プラチャーチョン党のプラセーン・モンコンシリ氏に対して候補者資格を剥奪するレッドカードを発行する方向で検討を始めたことを明らかにした。

 この方針は、選挙票獲得の為にプラセーン氏がタクシン前首相の肖像や同前首相と一緒に映った写真を使用し選挙活動を展開しただけでなく、更にタクシン前首相関連のVCDを有権者に配布した事により有権者を惑わし、選挙の権威を傷つけたとの判断に基づくもので、今後選挙委員会側はプラセーン氏に抗弁の機会を与えた上で、最終的にレッドカード発行の是非を検討する方針だという。

 一方、プラセーン氏側は17日、選挙委員会側による不適切な発言の取り消しと同発言のメディアへの掲載への中止、及び自身が出馬している選挙区で行われた期日前投票のやり直しを命じる緊急処分命令の判断申請を行政裁判所に対して行った。

 同氏によると、期日前投票日前に行われたインタビューの中で選挙委員会側が、あたかも自身の事を気が触れた人物の様に表現すると共に自身に対してレッドカードが発行される事を示唆したとも取れる発言をしたことにより、有権者に誤解を与え期日前投票に於ける票動向に影響を与えた恐れがあるのだという。
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タクシン前首相、パラン党のみが真の友人

 タクシン前首相が香港紙とのインタビューの中で早期帰国の意向を示すと共に、困難な状況に置かれた自分を見捨てなかったパラン・プラチャーチョン党を真の友人であると絶賛していた事が明らかになった。

 しかしタクシン前首相は、あらためて政界復帰の可能性を強く否定した上で、帰国後は誰彼に対する復讐心を抱くことなく平穏に暮らし、要請があれば新世代の政治家のアドバイザー的なポジションでの政治への関わりに留めていきたいとの意向を示した。

 また、自らを失脚に追い込んだクーデターに関してタクシン前首相は、他の政党等と協調せず自らが中心になって施政に邁進した事が「政治的な事故」を引き起こすきっかけになったとの考えを示したが、クーデターの大義名分の一つとして掲げられていた自身や一族が関わる不正疑惑に言及する事は無かった。

 尚、このインタビュー記事は21日付けの紙面に掲載される予定で、奇しくも同日にバンコクで開催されるパラン・プラチャーチョン党の大規模立会演説会の場でタクシン前首相の帰国予定スケジュールが発表される予定になっている。
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2007年12月17日

連合、次期政権がタクシンの不正洗浄に乗り出した場合には活動を再開

 大衆民主主義キャンペーン事務局長のスリヤサイ・ガタシラー氏(民主主義市民連合調整役)は16日、仮に次期政権がタクシン前首相及び一族が関与した不正行為のもみ消しに動いた場合には、民主主義市民連合を始めとする嘗てタクシン首相退陣を要求する活動を展開した市民団体が活動を再開すると警告した。

 一方、スリヤサイ氏は権力側による恣意的な権力行使の手段に為り得るとして、現在国家立法議会で審議が進められている政治開発会議設立法案を廃案にするべきであると指摘した。

 スリヤサイ氏によると、政治開発会議が(民主主義発展を期して創成された政府系研究所である)プラヂャティポック王研究所(サターバン・プラッポックグラーオ)の傘下に置かれることにより、権力側による政治の道具として利用される事に繋がり得るという。
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街宣中のプラセーン氏を職務執行妨害で逮捕

 スパンブリー県県都の警察当局は16日午後、タクシン前首相の肖像を使用した選挙活動で耳目を集めているウタイターニー県内の選挙区から立候補しているパラン・プラチャーチョン党のプラセーン・モンコンシリ氏を職務執行妨害で逮捕した。

 事情聴取を終え次第仮釈放される予定。

 この逮捕は。プラセーン氏が路上に車を駐車させた街宣活動により交通障害が引き起こされているとの通報を受けた警察官が、交通法違反で身柄の拘束に乗り出した際にプラセーン氏側が警察側を侮辱する発言を行った事を受けたもの。

 尚、プラセーン氏側は不当逮捕であるとして警察側を訴える意向を示しているという。
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サマック党首、1976年の流血の惨事とは無関係

 パラン・プラチャーチョン党のサマック党首は16日、1976年10月16日及び1973年10月14日の流血事件に自分は一切関与しておらず、またこれまでに一度もクーデター政権側に取り入ったことは無いとした上で、常日頃からこれらの流血事件と自分とを結びつけて語られている事に対して強い不快感を示した。

 サマック党首に関しては、特に1976年10月16日の流血事件の際に、ラジオ放送を利用してタンマサート大学校内に立てこもっている外国人(確かタイ語・中国語でベトナムないしはベトコンを意味する蔑称を使用したと記憶)を構内から駆逐するよう右派系市民等を煽動し流血の惨事を引き起こすきっかけを作ったとされており、また政治家としては、一貫してタノーム政権やスヂンダー政権といったクーデター政権よりのスタンスをとってきたと見られてきた。

 サマック党首によれば、当時学生活動家として知られていた同党のスラポン幹事長の事を最近知ったくらい流血事件とは縁が無かったのだという。

 一方、サマック党首は、民間選挙監視団体が20日に開催を予定している民主党党首との直接討論会への参加を断固として拒絶する意向を再確認した。直接討論会の場で過去の流血事件に関与した疑惑を持ち出され、一貫して民主主義とは縁がなかった人物との印象を社会に植え付けられることをサマック党首側が嫌っているとも言われている。

 また、サマック党首は、ウタイターニー県から立候補しているプラセーン・モンコンシリ氏がタクシン前首相の肖像を使用し選挙運動を行い、更に選挙委員会前でタクシン前首相関連のVCDを配布した事と党とは一切無関係であるとした。
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候補者がマッチマー本部前で運動資金をよこさないと票買収を暴露すると大騒ぎ

 16日、ウボンラーチャターニー県内の選挙区から立候補しているソムキアット・ナーイウィグーン氏が地元の支持者等約1,000人を引き連れマッチマーティパッタイ党本部が入居しているバンコクのTPIビル前に集まり、プラチャイ党首に対して法律で認められた一人あたり150万バーツまでの選挙運動用の資金を支給するよう要求する抗議活動を展開した。

 ソムキット氏によると、仮にプラチャイ党首が自身を含む県内のマッチマーティパッタイ党から出馬している候補者への選挙運動資金の提供を拒絶した場合は、同党首が選挙資金を票買収に流用していた実体を選挙委員会に告発する予定であるという。
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マハーサラカムで票の取りまとめ役が住民を動員し特定政党に投票させる

 マハーサラカム県の選挙委員会は16日、県都内に設けられた下院議員選出選挙期日前投票の為の投票所周辺で、政党の票の取りまとめ役が住民等に移動の為の足を提供すると共に特定政党への投票を指示していた疑いがあるとして、調査に乗り出した事を明らかにした。

 現場を目撃した選挙委員会配下の私服監視員によると、住民と共に車で現れた票の取りまとめ役が、投票所に向かうために車から降りた住民に向かって特定の政党に入れるよう指示している模様をビデオや写真に記録してあるという。
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投票すれば500バーツ貰えると勘違いした住民が投票所正面に列をなす事態に

 16日午前、ピジット県県都内に設けられた下院議会議員選出選挙期日前投票の為の投票所正面にある教員貯蓄組合事務所前で、期日前投票に投票をした者には一律500バーツが支給されるとの誤った情報を聞きつけた住民等が"報酬"受け取りの為に列をなし周囲一帯が騒然となる事態になった。

 組合関係者によると、偶然期日前投票と同じ日に行われる組合理事選出選挙への投票を促す目的で交通費等の諸経費として一律500バーツを投票した組合員に支給するとの組合員向けの通達が、誤って、ないしは意図的に期日前投票に投票をした者には一律500バーツが支給されると伝えられ、それが瞬く間に住民の間に広まり今回の事態になったと見られるという。
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2007年12月15日

プラセーン氏が選挙委前でとっととレッドカードをよこせと大騒ぎ

 タクシン前首相の肖像を使用した戸別訪問が選挙法に違反していると指摘されているプラセーン・モンコンシリー氏は14日、バンコクにある選挙委員会が入居するビル前にタクシン前首相の肖像が貼り付けられた街宣車と共に現れ、道行く人にタクシン前首相関連のVCDを配りながら選挙委員会に対して明日までに自分に対するレッドカード(候補者資格剥奪)発行の是非に関する決定を下すよう要求した。

 同氏によると、選挙区内の有権者が混乱する事を防ぐためにも、今すぐにでもレッドカード発行に関する結論が必要なのだという。

 配られたVCDは、表向きに配布ではなく受け取った者の自発的な判断で「借りた」という事にする為に、受け取った人に「貸し出し台帳」に署名をさせるという念の入れようだった。

参考
タクシンの威光をかる選挙運動は合法・・あのプラセーン氏が主張
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2007年12月14日

タクシン前首相は来年2月に帰国予定

 パラン・プラチャーチョン党から立候補しているチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は13日、タクシン前首相が現在もたれている嫌疑と戦うために2月に帰国する予定である事を明らかにした。

 尚、詳細は21日にバンコクのサナームルワンで開かれる立会演説会の場で明らかにされるとのこと。

 同党のサマック党首は、総選挙勝利の最後の切り札として投票日直前にタクシン前首相の帰国予定日を発表する方針を明らかにしていた。

参考
タクシンの名を出して戦うような恥ずかしい真似は出来ない・・とタクシンの代理人
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バンハーン氏がタクシン前首相に決別宣言?

 チャート・タイ党のバンハーン党首は13日、次期政権参画を視野に入れた密約説が流れるくらい親交があると伝えられていたタクシン前首相に決別宣言を突き付けたとも取れる発言をした。

 この発言は、タクシン前首相がインタビューの中で「バンハーン氏の事は既に忘却の彼方」とも取れる発言をしていたと伝えられている事を受けたもので、バンハーン党首は仮に前首相がその様な発言をしていたのであれば、今後は彼の事を思い偲ぶ事をやめ、ただテレビに頻繁に映し出されていた色白で四角顔の人物として記憶に留めさせて貰うと皮肉った上で、政治の世界とは関わらないと発言しておきながら、一分たりとも政治への関与を止めようとしない者とは金輪際関わるつもりは無いと発言した。
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民主党に逆転勝利の可能性、更にアピシット氏の次期首相を支持

 バンコク大学が行う世論調査クルンテープ・ポールが全国8地区16県内在住の有権者1,472人を対象に4日から10日にかけて行った調査で、パラン・プラチャーチョン党に対して苦戦を強いられている民主党に逆転勝利の可能性があり、更に民主党のアピシット党首を次期首相として支持すると回答してた者が一番多かった事が明らかになった。

 23日に行われる総選挙に投票に行くと回答した89.5%の回答者に対して比例代表区で投票する政党に関して質問した結果、最も多い34.2%が民主党に投票すると回答し、次点につけたパラン・プラチャーチョン党の31.9%を僅かに引き離し、以下、チャート・タイ党(4.3%)、プゥア・ペーンディン党(3.0%)、ルワム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党(1.5%)、マッチマーティパッタイ党(1.4%)、プラチャラート党(1.0%)、その他(3.0%)と続き、まだ投票する党を決めていないと回答した者が19.7%という結果になった。

 また、複数候補者を選択する中選挙区に関しては、全員同じ政党の候補者を選択すると回答した者が57%で、複数の政党にまたがる候補者を選択すると回答した者が43%という結果になった。

 更に、次期首相として最も適切な人物に関しては、最も多い34.8%が民主党のアピシット党首の名をあげ、次いでパラン・プラチャーチョン党のサマック党首の28.0%と続き、以下、チャート・タイ党のバンハーン党首(4.0%)、プゥア・ペーンディン党のスウィット党首(1.9%)、ルワム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党のチェーッター党首(1.5%)、マッチマーティパッタイ党のプラチャイ党首(1.3%)、プラチャラート党のサノ党首(0.9%)、その他(2.6%)と続き、まだ解らないと回答した者が22.3%という結果になった。

 また、調査対象者全員に対して政党の党首以外の外部の者の首相起用を容認できるかと質問した結果、54.2%が容認できると回答し、容認できないと回答した者は45.8%という結果になった。

 一方、選挙委員会の中立性に関しては、51.2%が中立性を確信(内11.1%が確信、40.1%がむしろ確信できる)していると回答し、確信していないと回答した者は48.8%(内9.1%が確信していない、39.7%がむしろ確信できない)という結果になった。

 また、総選挙後の政情に関しては、現在より良くなると回答した者が50.8%、現在より悪くなると回答した者が7.8%だった一方で、現状とあまり変わらないと回答した者が41.4%という結果になった。
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タクシンの威光をかる選挙運動は合法・・あのプラセーン氏が主張

 ウタイターニー県内の選挙区から出馬しているパラン・プラチャーチョン党のプラセーン・モンコンシリー氏は13日、タクシン前首相の肖像を使用した選挙運動は合法であるとして今後も同様な選挙運動を行う方針を明らかにした。

 この発言は、プラセーン氏がタクシン前首相の肖像を使用しながら戸別訪問を行っている事が選挙法に違反している恐れがあると指摘されている事を受けたもの。

 プラセーン氏はタイ・ラック・タイ党時代に、2005年の総選挙で初当選を決めタイ・ラック・タイ党に対する批判を強めていた当時チャート・タイ党に所属していたチューウィット・ガモンウィシット氏と対立し、同氏に対して名誉毀損訴訟を提訴したり、同氏を議員の座から引きずり下ろすために資格欠格要件をでっち上げたり、更にチャート・タイ党の党首の学歴詐称疑惑まで再度持ち出したりし、チューウィット氏と共に一躍マスコミの寵児に躍り出たが、その後選挙違反で自らに対してイエローカードが発行された事を受け行われた再選挙で、チューウィット氏等が前面に出て応援したチャート・タイ党の候補に敗れ去り国民の笑いものになった人物としても知られる。
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2007年12月13日

金の切れ目は縁の切れ目、マッチマー候補者10人が党首に抗議

 チェンラーイ県、プレー県及びラムパーン県の選挙区から出馬しているマッチマーティパッタイ党所属の候補者約10人が、法律で認められた1人あたり最高150万バーツまでの選挙運動費用が党側から支給されていないとして、14日にプラチャイ党首に対する抗議声明を発表すると共に党のユニフォームを燃やしたり、党の看板を取り外すパフォーマンスを演じる方針を明らかにした。

 尚、党首続投宣言後に行われた党会議の席上で、自弁当で選挙戦を戦うように各党員に申し渡していたと伝えられているプラチャイ党首側は、既に選挙準備金として多額の現金を各自に支給してあるとして、今回の動きに対して無関心の姿勢を見せている。

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選挙委、機密文書関連の申し立てを棄却

 選挙委員会は12日、旧政権勢力の復権阻止を狙った指示事項が記されているとされる国家安全保障評議会の機密文書に対する申し立てを棄却する決定を下した。

 問題の機密文書は、特定の政党の活動を妨害する事を意図したものであるとしてパラン・プラチャーチョン党側が選挙法違反での摘発を視野に解明を要求していたもので、選挙委員会側は、問題の機密文書はクーデター後に制定された暫定憲法及び2007年憲法第309条に則ったもので違法とは言えず、また、実行に必要な予算が確保されず機密文書に記された行動方針が実行に移されずに終わっている事から特定の政党に損害を与えた事にはならないと判断し、申し立てを棄却する決定を下した。

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治安法廃案及び議員の総辞職を要求する市民1,000人が国会前でピケ

 12日朝、チュラーロンコン大学教授のヂョーン・ウンパコーン氏やメディア改革キャンペーンのスピンヤー事務局長等が率いる1,000人前後の市民が、議会ビルの入り口前でピケを張り国家立法議会関係者の入場を阻止すると共に総選挙公示後の議会活動の停止及び国家立法議会議員の総辞職、当日審議が予定されていた国内治安法等を始めとする憲法の主旨に反する恐れがある法案の廃案を要求した。

 更に昼前には、100人前後の参加者が柵をよじ登り議会ビルの敷地内に入り、警戒に当たっていた当局側と揉み合いにになる場面も見られたが、最終的に人員を増強して対応した当局側により鎮静化された。 その際、20人前後の市民の身柄が拘束された模様。

 民主主義市民連合に合流した事でも知られるメディア改革キャンペーンのスピンヤー事務局長は、タイポスト紙に寄稿したコラムの中でシン社とタクシン首相(当時)及びタイ・ラック・タイ党が不可分の関係にあると指摘した事が名誉毀損にあたるとして、タクシン首相側から5億バーツの損害賠償を請求する名誉毀損訴訟を提訴され、その後昨年3月の一審で無罪判決が下されていた事でも知られている。

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2007年12月12日

選挙委、入党届偽造でパラン党を告発

 選挙委員会は11日、プゥア・ペーンディン党に所属するシッティチャイ・コーウスラット氏の入党届を偽造したとしてパラン・プラチャーチョン党のサマック党首らを文書偽造で警察に告発する方針を決定した。

 尚、東北部を中心に大量に流布されているとされるタクシン前首相のVCD関連及び旧政権勢力の政権奪取の阻止を意図したとされる機密文書関連に関しては結論を12日以降に持ち越すことになった。

参考
選挙委、解党要件に為り得る党員登録偽造でのパラン党提訴の是非を11日に判断

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総選挙絡み? 6,000万バーツ強の現金を持ち込もうとした香港人を摘発

 テーラパット首相府大臣は11日、約1週間前に総額6,000万バーツ以上の現金をタイ国内に持ち込もうとした6-7人の香港人が入国管理警察局によって摘発されていた事を明らかにした上で、現在資金洗浄防止取締委員会が持ち込もうとした現金と現在行われている総選挙やタクシン前首相が香港に移動した事との関係に関して調査を行っている事を明らかにした。

 また、国家警察本部総選挙対策本部のウィチヤン本部長は同日、タイバーツにして6,000万バーツ以上に相当する米ドルをタイ国内に持ち込もうとした3人の香港人が先月28日にスワンナプーム空港内で摘発されていた事を確認した上で、選挙委員会に対してハンドキャリーでタイ国内に持ち込もうとした尋常ではない金額の現金と総選挙との関係について調査を要請すると共に、現金の出所等に関して解明作業を行っている事を明らかにした。

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