2006年08月01日

暫定首相、総選挙後にタイは信頼を取り戻す

 タクシン暫定首相は31日、泰中商業会議所で行われた講演の中で、タイの経済はタイ人一般が思っている以上に堅実な状況にあると強調した上で、10月15日の総選挙終了後に信頼を取り戻し、タイ経済が本来持っていた潜在力を発揮できるとの認識を示しました。

 発言の中でタクシン暫定首相は、民主主義の原則に則り下院内で377議席を獲得し成立した政権を追い落とそうとする動きが、タイ経済に対する信頼喪失の元凶となったと強調した上で、その様な環境の中にあっても実際のタイの経済情勢は1997年の経済危機当時に比して外貨準備高や国家債務、輸出成長率何れに於いても堅実な状況にあり、公正な総選挙の実施後に期待できる政情の正常化及びそれに伴うタイ経済に対する信頼の回復によりタイ経済が本来持っていた潜在力を発揮できる事になると語りました。

 また、講演の中でタクシン暫定首相は、票獲得の為に大衆政策の名の下で公的資金を湯水のように投じたことが、新たな経済危機を招く要因になっているとの指摘は、単に無知か政府を攻撃する材料が欲しい者の戯言でしかないと切り捨てる場面も見られたようです。

 一方、タクシン暫定首相の講演に先立って、泰中商業会議所が入っている都内サトーン区内にあるCCビル前で、「四角顔の男は出て行け、タクシン出て行け」と怒声を浴びせられる場面も見られたようです。

posted by Jean T. at 02:26| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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